応援コメント

質問箱&次回作宣伝」への応援コメント

  • 前回のコメントで質問めいた事を書いてフライングしてしまいました。
    返信ありがとうございます。
    ヒモの衝撃が強すぎて、ついあの様なコメントになってしまいました。

    それでも聞きたい事は沢山ありまして、すみませんが以下にリストアップしました


    ・タイムリープ後のヴァイスの目的変遷を教えて下さい

      タイムリープ直後
      神谷昇の覚醒時期を前倒し、自分達をもういっかい眷属にしてほしい
      雅の死を回避した後、聖典を引き渡して神谷昇の幸せを託す
      (「雅なら、もっとうまくやる」)


      「こんなもん、使った事ないねん!」後
      神谷昇が思ったのと違った。
      幻想召喚とかいいもんあるから我等の主を呼び出そう。雅あいてるし。


    作中の発言からすると上記かな?と思います。
    が、暗躍する連中がが多すぎて本人が何を言っても
    (ホントか・・・?なんか企んでるんじゃなかろうか・・・)
    という感じで発言を鵜呑みにできなかったのです。


    ・椎名先輩が過去に観測した神谷昇(と眷属)の中で最も探索者として強かったのは作中に登場したヴァイス達とその主ですか?

    ・未来でエスラが魔王神谷昇に結婚を勧めたのは妹ですか?

    ・ヴァイス達は未来の世界において、「黒服さん」(47話登場)を倒せたのでしょうか?
     黒服さん=黒の女王?

    ・ヴァイス達の未来において、幻想召喚は存在していましたか?
     知らなかったっぽいので、多分失われたんだろうな、とは予想します。

    ・椎名先輩が幻想召喚を使用して、これまでに観測した人物を召喚する事は可能ですか?

    ・ヴァイス達の未来において、椎名先輩は彼氏にあんまりコンタクト取らなかったのでしょうか?

    ・時空術士の戦闘能力はどれくらいあるのでしょう?

    ・ファイ達にとってヴァイスは依然として仇だと思うのですが、折り合いついたんでしょうか?

    ・未来の世界でヴァイスが知性を取り戻せたのは何故でしょう?

    ・64話にてヴァンが主以外の価値を獲得して呪怨黒化への抵抗力を得た様に見えました。
     短期間では無理だとしても、契約を維持したまま呪怨黒化を克服する事は可能だったのでしょうか?

    ・最終回時点での主要メンバーの戦闘力は、世界的に見てどれくらい高いのでしょうか?

    ・ヴァン達は神谷昇と再度契約できますか?(やりたがるかは別として)

    ・神谷昇は今後、大事な人の為に自分で戦う、という選択肢を取らないのでしょうか?

    ・椎名先輩の問題を、わりと雅に丸投げしている感じがします。もう丸投げでOK?

    ・神谷昇は「俺を裏切るより、裏切らない方が最終的に得って事実」そういう男になれたと思っていますか?

    ・アイの髪は普通の美容室でセットできるんですか?

    ・記憶の書庫に封印された椎名先輩の記憶は余程の事が記されているのでしょうか?
     初恋だった、フラれた、ってレベルでないものに思えます。
     本人が「生きる意味」とまで言う内容ですし。
     これが先輩による調きょ・・・じゃなくて応援?の成果なんでしょうか。



    質問は以上です。
    よろしければご回答下さい。


    召喚士の召喚抜き
    ただの大学生より何か豪勢な気がします
    椎名先輩可愛いですよ。
    最後まで(ろくでもない事を企んでるんだろ・・・)と疑ってごめんなさい。
    きっと雷道が悪い。


    しいな > 最強なのに死んじゃう彼氏を調教したらヒモになった件について

    作者からの返信

    ご質問ありがとうございます。

    一つづつお答えさせて頂きますね。

    ・タイムリープ後のヴァイスの目的変遷を教えて下さい。
    『ヴァイスは死にたいと思っていました。それは、自分が主を殺したという罪の意識にさいなまれていたからです。処刑を願いましたが、それを断られ、更に自分の自由に考えて行動していいと、主人公である昇から言われます。
    しかし、究極の指示待ち魔物であるヴァイスにやりたい事は存在しませんでした。
    結果的に、彼に指示してくれる人間を作成する事が、彼が思う自由な行動となりました。
    自分の行いを客観的に評価できていても、その思いは止まらず、未来の主を呼び寄せる事になります。
    それは未来の神谷昇が死ぬ前に、自分を未来の昇に殺して貰うつもりでした。
    しかし、戦いによってスルトや主、現代の神谷昇の意思に当てられ、そして処刑のタイミングを逃し、彼は自由という最悪な身の上に戻ります。
    それを理解していたのは、天童雅と椎名胡桃だけでした。二人とも、ヴァイスに自由の意味を教える為に彼を使役したかったのです。椎名胡桃は、そもそも寿命が5年しか無く、契約できてもこの世界の行く末を最後まで見守る事はできません。
    よって、託せる存在を探し、ヴァイスに到達しています。
    最終的にヴァイスには、自分を助けてくれた様々な人間の役に立ちたいという思いが芽生えます。
    スルトを覗いた召喚獣たちへの仕事の斡旋。
    天童雅と共に、聖典グループの同時経営。
    それ以外でも様々な面で、迷惑を掛けた相手への恩返しという自由意志を獲得しました』


    ・椎名先輩が過去に観測した神谷昇(と眷属)の中で最も探索者として強かったのは作中に登場したヴァイス達とその主ですか?
    『命名の力は破格の性能であり、どう足掻いても神谷昇は探索者になります。それは、世界が厄災に巻き込まれる限り必ずです。必ず彼は誰かの復讐や、誰かの為にと力を振るいます。
    結果的に、神谷昇は短命です。
    最も生存した年齢の神谷昇が、魔王と呼ばれた彼です。仲間が優秀だったからですね。
    例えば最終話の主人公の精神状態では【召喚獣合成】というスキルは覚醒しません。
    なので、覚醒するスキルに違いがあるので一概には言えませんが、最強の一つであるのは間違いないですね』

    ・未来でエスラが魔王神谷昇に結婚を勧めたのは妹ですか?
    『違います。相手というのは特にいません。相手を探せばいい、探すのを手伝うという感じで勧めました。
    エスラの妹は、精神状態が結構不味く、エスラもそれを理解しているので、誰かに結婚を勧める事はないです』

    ・ヴァイス達は未来の世界において、「黒服さん」(47話登場)を倒せたのでしょうか?
     黒服さん=黒の女王?
    『倒せていません。彼女は、ヴァイスが語った全ての厄災を発生する起点となった存在です。
    つまり、この世界のラスボスです。
    椎名胡桃は、一度も彼女に到達できず、一度も討伐していません』

    ・ヴァイス達の未来において、幻想召喚は存在していましたか?
    『存在していましたが、龍宮家のそれをそのまま使っても発生するのは【龍王】という魔物です。
    ヴァイスが魔術の形式をかなり弄った事で、魔術名も幻想召喚へ変更されました。なので、ヴァイスがこの時代で作ったとも言えるので未来には存在しません』

    ・椎名先輩が幻想召喚を使用して、これまでに観測した人物を召喚する事は可能ですか?
    『触媒と生贄が存在するならば可能です。ただ、その場合は最低でも観測対象本人の生体情報は必須となります』

    ・ヴァイス達の未来において、椎名先輩は彼氏にあんまりコンタクト取らなかったのでしょうか?
    『直接的なコンタクトは取ってないですね。
     椎名胡桃の視点では、他全ての人間は自分が干渉しない限り規定通りに動く人形です。
     それに頼る様な事は、よっぽどの理由が無ければ。例えば残り時間が極めて少ない様な最後の場面でなければ行わないでしょう』

    ・時空術士の戦闘能力はどれくらいあるのでしょう?
    『時空術士は、レベルアップすれば数秒戻しや数秒の未来視の様な、戦闘に仕える能力も獲得しますが、過去に戻るとレベルも下がるというデメリットが大きすぎて戦闘での運用は椎名胡桃も考えていませんでした。後衛職なので、身体能力を強化するタイプの能力もありません。
    指揮者としてなら、かなり高い性能を発揮する可能性はありますが、椎名胡桃は努力ができて根気があるだけで別に頭は良く無いので微妙ですね』

    ・ファイ達にとってヴァイスは依然として仇だと思うのですが、折り合いついたんでしょうか?
    『ファイの兄弟の記憶データは、魔術媒体として保持されています。
     更に、ドラゴンソウルを使えばいつでも肉体と共に召喚する事ができます。
     なので、ファイや兄弟にしてみると、高級な衣服や装飾品を粉々にされた程度の感覚です。
     弁償して下さいと、ヴァイス本人にも言ってる気がします』


    ・未来の世界でヴァイスが知性を取り戻せたのは何故でしょう?
    『呪怨黒化は、召喚士の呪いと召喚獣の怨みを暴走させる事で、別れさせる物です。
    しかし、呪いを発生させていた昇が死んだ事で、ヴァイスにもダリウスにも怨みだけが残りました。
    この怨みに耐えられたのは、ヴァイスのみでした。
    SSランクの自我や知性、魔力があったからこそ抑え込めました。
    しかし、抑え込んでいるだけでヴァイスの中に、黒い感情は今も存在しています。
    その黒い物から、逃れようとヴァイスは様々な方法を模索していたとも言えます。
    それが、過去の神谷昇との再契約であり、未来の神谷昇の召喚でした。
    しかし、少しづつ自由意志を獲得すれば、その怨みは和らいでいく事でしょう』

    ・64話にてヴァンが主以外の価値を獲得して呪怨黒化への抵抗力を得た様に見えました。
     短期間では無理だとしても、契約を維持したまま呪怨黒化を克服する事は可能だったのでしょうか?
    『完全に克服すると、勝手に祝謝白化の方に切り替わるので不可能ですね。
     ヴァンの場合は、逆に主以外の価値を明瞭には持って居なかったので半端な状態になりました。
     ただ、その状態からどちらに転がるかなので、やはりまだ鳥籠から出る選択は選べなかったという事ですね』


    ・最終回時点での主要メンバーの戦闘力は、世界的に見てどれくらい高いのでしょうか?
    『皆かなり強めです。
     エスラが最高峰として、木葉は世界屈指で異能まで保有しています。雷道は、レベルで考えれば木葉には及びませんが異能があるのでやはりかなり上位に入るでしょう。
     天童雅は大規模戦闘で考えれば、世界最強の性能があります。
     召喚獣たちは、Aランク下位くらいの実力があります。ただ、祝謝白化によって召喚獣は【成長】と【進化】両方の進化が可能となっています。
     成長とはこの世界で言う、レベルアップの事を指します。
     竜人たちはBランク上位程度の戦力を持ちますが、ドラゴンソウルの魔術があるので、総合力はAランク高位ですね。
     スルトは記憶を失う前ならば、知力を含めた総合力はエスラと同等。失った後は、Cランク上位と言った所ですね』


    ・ヴァン達は神谷昇と再度契約できますか?(やりたがるかは別として)
    『魔石の状態にならなければ不可能です。
     一度祝謝白化によって解除された契約は結び直す事はできません』

    ・神谷昇は今後、大事な人の為に自分で戦う、という選択肢を取らないのでしょうか?
    『取ります。
     しかし、その為の戦力がありません。
     結果的に人頼みの択が多く用いられる事になるでしょう。
     それは、端的に言ってしまえばモブの役割です』

    ・椎名先輩の問題を、わりと雅に丸投げしている感じがします。もう丸投げでOK?
    『椎名胡桃は5年で死ぬと思っていたので、元々ヴァイスに丸投げする予定でした。
     それが、2人になっただけですね』

    ・神谷昇は「俺を裏切るより、裏切らない方が最終的に得って事実」そういう男になれたと思っていますか?
    『神谷昇の裏設定で、この人は作中で大体70点くらいの成果しか出せないという裏ルールが存在しました』

    ・アイの髪は普通の美容室でセットできるんですか?
    『カットは無理かもしれません。流血するので。
     セットはできると思います。というか、美容師の方にその髪質で可能な髪型を教えてもらう為に行きたいというアイの要望ですね』

    ・記憶の書庫に封印された椎名先輩の記憶は余程の事が記されているのでしょうか?
    『天童雅という自分には不釣り合い彼女が居たのに、それでも思い出してしまう昔好きだった人の記憶は、昇にとっては恥ずかしく情けなく、優柔不断で恰好の悪い、隠しておきたい思いだったのだと思います』

    以上で解答とさせていただきます。
    最後までお読みいただきありがとうございました。

    #椎名先輩かわいい

  • 以前めっちゃ否定されまくっていた際に、持論を長文でコメントするという、大変申し訳ないことをしてしまった者です。
    その、私はこの作品が大好きでしたので、深く考えたりせずに、自分が思ってたのと違うと勝手に決めつけて、読むのをやめたりするのはおかしいと思ってしまい、思わずあのようなコメントをしてしまったのですが、ぶっちゃけあの時に私がコメントさせてもらった事って、かなり合っていたと思っているのですが、作者様としてはどう受け取られたのでしょうか?
    その、作者様は恐らくというか確実に、あの時点でこの結末まできちんと描いていたと思っているので、今ここで読むのをやめて欲しくないという思いから、逆に作者様へ迷惑をかけてしまったことを後悔しているんです。
    ですのでせっかくの機会だと思い、こうしてあつかましくも質問させてもらいました。
    そして、質問内容は複数可となっていたので、他にも質問させていただきたいと思います。
    まずは、作者様はこの物語を作る際に、どこからどこまでを想定して生み出したのでしょうか?
    つまりは、一番最初の想定……プロットのようなものを書いた時点で、最後まで決めていたんですかね?
    また、仮にそうだとした場合、よく聞くキャラクターが勝手に動いた結果、そのプロットから変更を加えたりしたのでしょうか?
    次に、この物語のキャラクターたちについてなのですが、一番気になっているのは先輩の最終的なループ回数です。
    先輩自身が語っているように、それなりの回数をループしたと思うのですが、300年ほど使えると書いているだけであり、その中の5年くらいは残っていると言うことは、仮に主人公が最初に死んだタイミングが前回である雅の死んだタイミングと同じだとしたとしても、25~30で300を割ることになるので、最低でも10回はループしていると考えられる訳なんですが、実際のところはどうなのでしょうか?
    次に、この物語の主人公についてなのですが、他の質問なども含めて、好きなものは好きで、嫌いなものは嫌いで良いという、みんな違ってみんな良いみたいなメッセージを伝えたかったのだと受け取ったのですが、これってある意味自己啓発系と言えたりする気がする訳なのです。
    作者様の目的として、読者に新しい考え方や捉え方、感じ方などを伝えたいみたいな、そういう考えがあったりしたのでしょうか?
    最後に、作者様自身が嫌われてもいいので、読者の中に何かを残したいと言った上で、できれば評価もしてほしいとしていますが、これってつまりはできることなら、書籍化したいってことだと思うのですが、作者様は書籍化に何を求めているのでしょうか?
    つまりは、書籍を売ってお金を儲けたいのでしょうか?
    それとも有名になりたいのでしょうか?
    はたまた自分の考えを広めるために書籍化したいのでしょうか?
    なんて、かなり余計なことばかりというか、失礼でぶしつけなことばかり聞いてしまって申し訳ありません。
    ただ、私はこの物語を読んだことで、新しい価値観のようなものを得るきっかけをもらえたと感じていたので、このような質問をさせていただきました。
    またもや長文失礼しました。できれば答えていただければ幸いです。
    また、今後とも作者様の物語のファンとして、応援し続けられればと思います。
    その、今回の質問などで嫌われたり煙たがられたりしたら、今後はコメントを控えるつもりでいますので。
    是非とも正直に教えていただければと存じます。

    作者からの返信

    ご質問ありがとうございます。
    まず、どの様なコメントをするのかは、読者一人一人の自由なので、基本的にはこちらから良い悪いを設定する気はありません。
    どんなコメントをするのも読者の自由なので、申し訳なく思う必要は全くないです。

    一つづつ答えさせて頂きます。

    『ぶっちゃけあの時に私がコメントさせてもらった事って、かなり合っていたと思っているのですが、作者様としてはどう受け取られたのでしょうか?』

    【率直な感想としては「恥ずかしい」ですかね。
    60話は、コメント荒れるんだろうなぁと思って書いてましたが、考察されると照れるというか……普通にキモイとか書かれてる分には、お前の方がキモイわと思えるんで良いんですけど、頭の中読まれたみたいで恥ずかったですね。
    けど、嬉しかったです。分かってくれる人というか、解釈しようとしてくれる人も居るんだなという事が知れたので。
    数値的に、ネットに書き込む人間の殆どが若いという事は分かって居まして、この作品はちょっと大人向けの要素もあるので、そりゃコメントだけ読むと理解されないだろうなというのは、理屈的に分かっては居たのですが、ちゃんと読める人も見てる事が目に見えて知れたのは良かったです。

    基本的には、あの内容はあってます。
    ただ、自分の天才と凡人のイメージですが、天才はかなり場当たり性が高く、最終目標を見据えて中期、短期の目標の変更が軽々とできてしまう人だと思っています。それは超人的な演算能力が成せる技という様なイメージで書いていました。
    逆に、凡人は一つの事や同じ事に拘り、いつまでも結果の出ない努力にラッキーを期待して無駄に続けたりする、俗にいう「一貫性」の強い人です。
    なので、主人公はそういう凡人にしました。
    なんだかんだ、人から好かれるのは一貫性の強い人間だとは思うので。

    雅やヴァイスは、最終目標に到達するまでの再計算を常に行い目標を場当たり的に変更しているので、少しフラ付いている様に見えたのだと思います。
    あと、コメントは全く迷惑に思ってないので大丈夫ですよ】

    『作者様はこの物語を作る際に、どこからどこまでを想定して生み出したのでしょうか? つまりは、一番最初の想定……プロットのようなものを書いた時点で、最後まで決めていたんですかね? また、仮にそうだとした場合、よく聞くキャラクターが勝手に動いた結果、そのプロットから変更を加えたりしたのでしょうか?』

    【最初から全てを考えていたという訳ではないですね。
     最初はタイトルも違って『使役範囲9999kmの召喚士、家から魔物を操ってダンジョン攻略する』という感じの物だったのですが、このタイトルを見て読みに来た人がブックマークしやすい話を序盤は置いていきました。
     その中で、物語が進んでいくにつれて、必要分のブックマークは取れそうだというタイミングで、ブックマークを稼ぐ話から記憶に残る話へシフトして行きました。この順序は、自分の一方的な基準では無く、読者からの反応や数字の変化で物語を変更しているという事です。それはネット小説で勝つ為に必要な方法だと思っています。
    なので、最初から全てを考えて話を作るという方法は、ネット小説には適していないというのが自分の考えです。
     1話目の段階で、最終的な主人公の感情的な終着点である「誰とも付き合わない方が楽」という結論はありましたが、そこへ持っていくための道順は割と書きながら決めて行きました。最初と最後だけ決めて、中間は読者の反応を見ながら調整していく感じです。
     そもそもボリュームをどうするかをランキングに依存してます。
     人気なければ早く締めて、人気あれば長く続けたいので、それが可能な作り方としては、最初と最後だけ決めて、中はそれこそ場当たり的に改造して書くのが適していると思いました。

    キャラは勝手に動き出しますが、ぶん殴って止めるのが作者の仕事だと思っています。
    要するに、一番面白いシーンに向けて書いてるので、そこからキャラが離れ始めたら周りの環境を修正してメインプロットに引き戻すというのは、意識してやってます】

    『この物語のキャラクターたちについてなのですが、一番気になっているのは先輩の最終的なループ回数です。
    先輩自身が語っているように、それなりの回数をループしたと思うのですが、300年ほど使えると書いているだけであり、その中の5年くらいは残っていると言うことは、仮に主人公が最初に死んだタイミングが前回である雅の死んだタイミングと同じだとしたとしても、25~30で300を割ることになるので、最低でも10回はループしていると考えられる訳なんですが、実際のところはどうなのでしょうか?』

    【魂の寿命は、生きている期間で減っていきます。
     例えば、80才の人の魂の残り寿命は220年程です。
     なので、生きている年数+巻き戻った年数の合計が295年です。
     椎名胡桃自身の精神年齢は、最終話の時点で120才超えなので、実際に戻った年数は180年弱ですね。
     後、作中で書いてないですが、年単位でしか戻れないというルールもあります。
     しかしそれでも、細々ループした回数を含めると数十回は戻ってますね。主人公が毎回あの年齢で死んだ訳では無く、原因が毎回ヴァイスだった訳でもないので。
     結局、天童雅と付き合い、天童雅を失って覚醒した『召喚獣合成』という非人(魔)道っぽいスキルが、ヴァイスという最強の召喚獣を誕生させた訳なので、一つ前のタイムループで昇が雅と付き合うというシナリオは、椎名胡桃にとっては必須な物でした。
     先輩が付き合って先輩が死ぬと、ループできなくて詰むので。
     天童雅を選んだ理由は、上手く昇を支えられる人間だと考えたからだと思います】

    『この物語の主人公についてなのですが、他の質問なども含めて、好きなものは好きで、嫌いなものは嫌いで良いという、みんな違ってみんな良いみたいなメッセージを伝えたかったのだと受け取ったのですが、これってある意味自己啓発系と言えたりする気がする訳なのです。
    作者様の目的として、読者に新しい考え方や捉え方、感じ方などを伝えたいみたいな、そういう考えがあったりしたのでしょうか?』

    【単純に、これが目立つと思って書きました。
     ランキングを見れば、似たタイトルが並び、内容も読者へ与える感情は同じようなばかり、というのが自分のカクヨムの印象です。
     その中で、一つだけこのような作風の物があれば目立つのではないかと思いました。
     作家としての独自性や他と差別化する為には、一般に浸透していないような考え方を使う事は必須だと考えました。
     入り口は入りやすく、中身は独自に。という雰囲気を出したかった感じです】


    『作者様自身が嫌われてもいいので、読者の中に何かを残したいと言った上で、できれば評価もしてほしいとしていますが、これってつまりはできることなら、書籍化したいってことだと思うのですが、作者様は書籍化に何を求めているのでしょうか?
    つまりは、書籍を売ってお金を儲けたいのでしょうか?
    それとも有名になりたいのでしょうか?
    はたまた自分の考えを広めるために書籍化したいのでしょうか?』

    【有名になりたいですね。
     まずは、カクヨムのフォロワーが欲しいです。
     書籍化とかは、まぁ話があれば全然やりますし、お金もくれるなら欲しいですけど、お金より人気の方が価値として優れているのでそっちが欲しいですね。

     人気とはカクヨムのランキングの話では無くて、もっと上の話です。
     鎌池和馬先生や、西尾維新先生や、漫画なら尾田栄一郎先生の様な、そういう人気が欲しいです。
     けど、時代性を考えればネット上での人気の方が今後優れていくのかなとは思ってるので、やっぱりフォロワー数が大事だと考えてます。

     人気になる上では、思い出される作品を量産するのが手っ取り早いと思っています。
     自分の考えを広めたいとかは無いです。
     そもそも、作品を面白くするために色々な考えに触れて、深める努力をしているので、逆になる事は無いです。

     とか言って、来月くらいに自分が原作を担当したウェブトゥーン形式の漫画が発売されるので、始まったら近況ノートとかで告知しますね』

    嫌う事も煙たがる事も無いので、ご安心ください。
    最後までお読みいただきありがとうございました。

    水色の山葵。

  • オープンリレーションシップ ルールに似ている
    やはり納得できない人も多いのではないでしょうか

    作者からの返信

    ご質問ありがとうございます。

    なんと言いますか、全員に納得して欲しいとは思って無いです。

    というか、読み終えた後思い出されない作品よりは、嫌だったと思い出される話の方が優れているというのが最近の自分の考えですね。
    まぁ、できれば面白かった方で思い出して欲しいですが。

    それと他人の好き嫌いに個人的な価値観を押し付けるのはどうなのかな、というのもテーマの一つではありました。
    コーヒーが好きな人にバニラシェイクの方が美味いんだからコーヒー飲むの止めろってキレてる人居たら怖い訳ですし。

    例えば、45話に登場する学生等はその典型的な人物像として書きました。

    コメント欄が学生の元ネタなのはバレて無いっぽいので内緒です。

    最後まで読んで頂きありがとうございました。

  • 結局雅は未来の昇と関係した事を現在の昇に伝えたのかな?昇が言わなくてもいい感を出したから伝えなかった?_(┐「ε:)_

    作者からの返信

    ご質問ありがとうございます。

    伝えてないですね。
    ただ、4年付き合った彼女の性格や反応も少しは分かっています。
    状況と雅の何処か申し訳なさそうな雰囲気で、察しはついてるので態々言わせる事でも無いなという感じです。

    昇は基本的に「お互い自由にやろう」というスタンスで、話の内容で対応を変える様な事もありませんので。

    ご愛読ありがとうございました。