第八話 Mx.Ψ(マクス、プサイ)


世界委員会(ルーラーズ)能力者筆頭

【反発重力】(ダークエナジー)こと

Mx.ψ(マクス プサイ)。

ルーラーズは世界を裏で操る組織で23人の総裁と1人の統帥によって構成されている。

俺はルーラーズ下部組織の下っ端がやらかした

事件によって能力を得た。

能力事変によってこの世界では異能を持つことが当たり前になったが、ルーラーズのメンバーがその現実に持っている権威と同様に強力な異能を手にしたわけではない。

そこで統帥の意見によって、強力な異能を持った俺が総裁に選抜されたってことだ。

ただルーラーズの中には突如として得た能力を理由に総裁に君臨した俺を妬むやつも多い。

何度か襲撃されたこともある。まぁ、

全員返り討ちになったから、ザマァない。

他のルーラーズはクソッタレだ。

自分たちの利益のことや現状維持しか考えてない。

そのくせこの俺を舐めてやがる。

本当はぶっ殺してやりてぇところだが世界を敵に回すのはやめといた方がいいからなぁあ。いくら最強でもなぁあ。

さてと、俺様はとある国に渡航して、ルーラーズの下部組織に顔を出しに行くがてら観光に来ていたんだが。そこでおもしれぇもんを見つけちまった。



(コイツはソウルアブソープか?哀れなもんだ。Mx.φ(マクス、ファイ)の手の平で踊らされても気づいてすらねぇ。それよりも何だアイツは。ドラゴンが憑依しているのか?ヒュドラが憑いてるとはなぁあ。なんであいつは選ばれたんだぁ。アイツはおもしろそうだな。)


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