第4話剥奪


描かれた自由に空を見れ


僕らは小さな平和を求めているだけだから


個個の望む世界は小さくとも


人々の夢は峠を越えて宇宙となる


誰もが本当の魅力に心を疎んじ蔑む


此処にある静寂が 此処にある生活が


空に浮かんだ黒き風船ならば


誰もの翼に天使は明るい未来を与える


空に浮かんだ星星が描かれた天を眺め


逸脱した寓話を唄おうとしている


望んだ力を 臨んだ平和を


人は歩もうとしない 空に夢が咲くまで


生きることに心という財産を求め


死ぬことに静寂を求めるな


人々の英雄になる事はない 空があるなら


誰もが混沌なる地球を楽園にして


誰もが存在を抽象的な楽園にして


死んで逝くから 生を求め


生きる術を知り 死を諦め


平然と自然を眺め生きている


残念だよ・・・


心を貫く平和は君を眺めているのに


明るい未来は夢を見ているらしい


天に咲いた蕾は今を求め生きている


花は咲かずとも 永久に君はあるのだろう?


海に咲いた心は 永遠に僕を求めて時を得る・・・

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