クロウ


降り積もる雪 

遥か彼方まで

銀世界


その柔らかな 

粉雪の中

細い脚で 

歩んでいる


真っ白な 

囁きに

黒い君が 

足跡つける


忌避きひされて

いとわしく

思われがちな


そんな黒い君が

僕は好きだ。


僕は それでも強く

生きる君を

いつでもみてる


僕とクロウは

似たもの同士

そんな君が愛おしい





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