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  • 手紙への応援コメント

    手紙の主が獣人とわかった瞬間に、ひらめくものがありました。宛名のヘンリエッタさんって、もしかして語り伽のヘンリエッタさん?と。結びのレオンさんの名前を見て、確信を持ちました。わー、お久しぶりです!!(勝手に古い知人に再会した気分になっていますがお許しください)

    地続きではない、というもう一つの世界に、年に二回だけ門が通じるというのがすごく幻想的だと思いました。一階と二階のような、という表現から、これら世界が互いに無関係ではないような印象を抱きました。それこそ、同じ建物の別の階のように。もしかしたら、三階や四階もあるのでしょうか。とてもイマジネーションが刺激されます!

    物語そのものにも想像を掻き立てられました。
    奥さんの「残ってしまった」という言葉もそうです。彼女の故郷では夫婦は何か不思議なちからで結びつけられていて自然と「そう」なるのだろうか、それとも残された者の意志を以て「そう」するのだろうか、と。
    爺さんのお話を聞いて、なるほど、と思いました。さすがは「消える」ランタン。どこまでも不思議な存在なのですね……。

    読み応えのある物語を、世界を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうです。あの卵屋一家です。覚えていてもらえて、嬉しいです。お久しぶりです〜。

    あちらの話では、冒頭部で旅立っていった船乗りの彼です。
    この手紙もまた、ヘンリエッタによって卵たちのご飯になります。

    異世界であることを、ヘンリエッタに説明するためにジョセフはこんな書き方をしていますが、もしかすると…今後の旅で3階への門にたどり着く日が来るかもしれません。
    とりあえず、ランタン売りが暮らしている場所とは中2階みたいな関係です。


    その奥さんの故郷では、成人の儀式として寿命を共にする伴侶を得る風習があります。
    死すらも2人を離すことができないほど分かち難く結ばれた伴侶なので、自然と「そう」なります。
    お爺さんの言葉は、あまり辛いことは想像したくない街の人たちの落とし所…でしょうか。

    楽しんでいただけて嬉しいです。
    カクヨムに初投稿した作品なので、コメントも初めてでした。
    こちらこそ、ありがとうございました。