第33話生前

まるで新居の朝を迎えた気分

朝陽が眩しい

心も何かと愉快

不遇なる心は今少ししかない

人間の原点は闇だからこそ

光を求め止まないのか

静寂なる

静寂な心を思い出す

その瞬間

書物は燃え尽き

新たな生命なる神秘となり

聖書なる一冊の

栞を思い出す事なく

自然にごく自然に

貴方を思い出す

自然に豊かなる

光なる神よ

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