あのよ

レイ=グライムブラスのサージは友軍が残したハンドを必要とした友軍機に届け様としたらソルドコピーAIに後ろから撃たれて姿勢制御を失った。

制御を失い流される先は大気圏、

AFに大気圏突入用の装備は無くしかもコントロールも失ってるのなら尚更助からない。レイはモニター越しに機体が熱で焼けて溶け始めてる、だがそんな彼でも満足感を感じた事は有る。

宇宙船が予定の航路に到達出来た事、

「…23G隊…全機に告ぐ…作戦完了…スレイド…お前が隊を率いろ」

熱がコックピットを伝って痛いかも知れない。

思わず口にした言葉は、

「…英雄だと?戯言を…」

レイ=グライムブラスが最後に放った言葉。

何を想いこの言葉が口に出たのだろう…







































レイは何処か解らない部屋に立ってた。

2つに並行に並んだ机、窓から夕日が見えてた、

球体らしきものが此方に語り掛けて来た、

『おつかれいままでひとりにしてごめんな。でもあのほしせしりあはりっぱになれたよ』

垂れ目の様に書かれた点が点滅を繰り返しながら言った。

本当かと想い部屋を出た。

何処までも続く草原の先に古代ヨーロッパの町並みと西洋の城が見えた。

そして彼は其処へ走った

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