第3話 回り始めた歯車

朝ご飯を食べた終わった子供達は


こう兄ちゃんが一番に家から学校に向かい


おう兄ちゃんはりゅりゅの手を握って


仲良く二人で学校に向かう


当時は市営住宅の最上階に住んでいたので


窓から二人が仲良く通学する姿を


見届けている間に


「仕事、終わったら郵便局に顔出すね」と


玄関から妻の声が聞こえた


「わかった」と軽く返事をした


妻がパートに向かうために家を出た


いつもの妻の後ろ姿を見送った


変わらない後ろ姿で違和感のない


やりとり、、、、、、、、、、、、、、、


もし、


この時に大きな病院に向かっていたら、、、、、、


この時の妻は


「子供達の剣道大会」


「学校の父母と先生の懇親会」


色々楽しみがあって張り切っていた


元気な妻の姿を思い出す


なんの違和感がなかった


当時の私は郵便局に勤務していました



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