1:19 対策

 田中さんが倒れてから三日たった。

 ゾンビ恐竜が発見されたこと、意識不明者が出たことなどの情報は司令部からすぐに全員に通達されたけども、それ以降、新しい情報は出ていない。

 特に進展はないのか。情報が隠されてるとまでは思わないけども、事が事だけに、やっぱり不安は不安だ。まあ、何か情報が出てきたとしても、わたしではどうにもできないだろうけど。

 団員の間でも、不安は広がってるのだろう。声をひそめて何やら話し合ってたり、作業も上の空だったり、いろいろだ。マイヤール部長がヒスってた、なんて話もちらほらと伝わってきたり。軍隊じゃないけども、こういのも士気低下というのかねえ。



 今日は草原の中のひらけた場所で作業をしているんだけれど、わたしはちょっと作業に身が入らない感じで、だらけてしまってる。


『キリコ、呆けてないデ、次いくヨ』

「あ~い……」


 すぐ横で浮いてるハミングバードに載ったマギーに促されて、わたしは手近にあったソフトボール大の石を拾った。一旦、その石をマギーに見せて、形状や重量、重心といった記録を取る。

 そうしてから、わたしは大きく振りかぶって、30mほど先に置かれた的へと投げつけた。

 石はとんでもない豪速球となって飛んでいき、ガツっという音を立てて的に当たった。


『当たりです。中心から5cmというところですね。時速は……275Km』


 的の近くで観測していた七海ちゃんが報告してくる。

 石を275Km/s² で投げるなんて、ハーキュリーの筋力だからできる芸当である。さらに的に当てるなんて、生身の頃のわたしでは絶対無理だ。10m先の的にだって当てられない自信がある。


 わたしたちが何をしてるかというと、試験的に開発された〔投石〕スキルのテストである。

 技術部の人の話によると、なんでもこの〔投石〕スキルというのは、VR野球ゲームで使われている投手のピッチングモーションと、軍用の火器管制システムを無理やり組み合わせたものだそうだ。偏差射撃だかで、移動する目標にも当てられる(かもしれない)という。

 もちろん、人間のモーションをそのままハーキュリーには当てはめられないし、モーションから体のどこにどれだけ力がかかってるかを計算する必要があったとかで、かなり補正が入ってるとのこと。


 意識しなくてもスキルが勝手に体を動かしてくれるので、わたし自身はボーっとしたまんま、そこらの石を拾っては投げる、というのを繰り返していた。

 そんな時だった。


 ごっ、ごふっ


 わりと近くで、咳込むような音がした。


「……ん?」

『どしたノ?』

「いや、ちょっと、なんか聞こえたというか」


 そちらを見てみると、草むらの中に四足歩行の恐竜が一頭いた。鎧竜みたいなゴツい胴体に、後頭部の左右から板状の大きな襟が伸びている。アンキロサウルスとトリケラトプスの合いの子みたいな感じ。

 その恐竜はゴホッゴホッと咳をしていた。

 何だろうと見てるうちに、その恐竜の短い足からガクッと力が抜けて、腹ばいになり、さらにゴロンと横になってしまった。


 気になって、近寄ってみた。

 ハーキュリーが近寄っても、その恐竜は気怠るそうにちらりと目線を向けただけだった。呼吸がものすごく浅く速くて、体がちょっと震えてるみたいだ。

 そして、一際強く咳き込んだ際に吐き出された唾やら痰は、真っ赤に染まっていた。


「わ!? ちょっと!?」

『ナにごトっ!?』


 猛烈に具合悪そうで、つい、駆け寄ってしまった。いや、普通に考えたら多分、野生動物相手にそんなことすれば、相手を怯えさせるか警戒させてしまうんだろうけど、そこまで頭が回らなかった。さらに、防疫とかなんとかは、完全に頭からすっぽ抜けていたし。

 幸い、ではなく、非常にマズいことに、その恐竜はわたしに反応する気力もないようだった。


『病気かしラ』

「うーん、どうしたもんか」


 しかし、近寄ってみたはいいものの、どう看病したらいいのだろう。恐竜相手では、何をすればいいのかわからない。

 まず熱を測って……って、赤外線で見た感じ、震えてるせいか気温より幾分高いかな、くらいしかわからない。どのくらいだと異常なのかもデータがないし。

 気道確保に心臓マッサージ、AEDの変わりはスタンロッドで代用できるのか? ……って、それは心停止の場合だったっけ? AEDもなんか自動で患者の状態とか見てるなんて話もあったような。そこまではいってないだろう。たぶん。

 結局、何をしたらいいのかわからず、そっと擦るだけだった。それだったって、野生動物相手では大きなストレスを与えてしまうかもしれないけど。でも、なんかその恐竜は目を細めて、ハーキュリーの腕をぺろぺろと舐めてて、嫌がってる感じではなさそうだった。

 まあでも、そんなのは自己満足に過ぎず、看病の役には立ってないよね。歯がゆい。


『きりこさん、まぎーさん! あれ! あれ、見てください!』


 七海ちゃんが焦った声で伝えてくる。彼女がマニピュレーターで指し示す方向を見ると、数匹の恐竜が地面にうずくまったり、倒れているのが見えた。

 それだけじゃない。もっと広い範囲に目を向けると、かなりの数の恐竜がぐったりとしているのが見えた。種類はバラバラで、十匹、二十匹どころじゃないだろう。


『うっワっ!?』

「な、なに、これ……何が起きてるの?」


 このときになってようやく、ゾンビ恐竜の件が頭を過ぎった。

 そして、手元にいる恐竜のわき腹には、鋭い爪で引き裂かれたような傷が三本平行に並んでいた。





【ムーンベース仮想空間 小会議室】

Apr/30 13:00



「ラクシャマナン、報告は逐次受けていたが、皆にも改めて詳しい解説をたのむ」


 各部長、副部長らを集めた臨時の報告会も五度目となった。フォレストは、ある程度掴めたという医療部長に説明を求めた。


「倒れた団員とゾンビ恐竜、いずれも地球のゾンビとはまったく別の原因によるものと思われる。

 まず、ゾンビ恐竜についてだが、これは細菌による感染症だろう」

「細菌?」

「ああ。死体の中にびっしり涌いておった」


 地球のゾンビは原因が不明なままだった。それに比べて、ゾンビ恐竜の原因はひどくあっさり見つかった。


 原核生物で、大きさは大腸菌ほどで1~3μmくらい。経口、または傷口などから感染し、体内で致死性の高い毒素を生成する。さらに血管に侵入した場合、全身に広まり、敗血症などの重篤な症状を引き起こす。

 そうして宿主ホスト、つまり患者ならぬ患を死に至らしめる。

 ここまでは、地球でもよくあった細菌感染症と、機能的にはそれほど大きな差はない。


「この細菌、とりあえずゾンビ菌とでも呼ぶが、一番驚くところは、魔素を魔力に変える機構メカニズムを備えとるところだ。その辺りの解析はヘンデルにやってもらった」


 技術部魔術研究班のヘンデルは今この場にはいないが、魔導回路を研究しているので、こうしたものの解析にはうってつけだった。

 ラクシャマナンは話を続けた。


「その結果わかったのは、これは天然の魔導回路を備えておって、しかもとびっきり小さいときとる。魔竜と同じく、魔法が存在するこの世界ならではの進化をした生物と言えるな。

 ヘンデルが言うには、この構造を応用すればナノマシンなどいろいろ使い道がありそうということだが、まあそれはひとまず置いとこう。

 問題は、この魔力が宿主の細胞組織を無理やり動かすのに使われておることだ」


 物質の分子構造を組み替える魔法によって、血液成分、新陳代謝ですでに死んでいる体細胞、細胞の活動によって出てきた二酸化炭素やアンモニアなどが分解されて、その場で酸素やアミノ酸などへと再構築される。酵素の働きに似ている面もあるが、あくまで魔法の作用によるものである。


 要するに、この細菌は体内の老廃物をリサイクルしているのだ。


 これによって、血流が停止して栄養の供給が断たれた後も、宿主の細胞は不完全ながらも活動を継続する。

 本来は他の生命から資源を取り込み、老廃物を排出し、それをまた他の生命が利用する。そうやって環境の中で資源が循環して、食物連鎖を形成しているのだが、ゾンビ菌はその周囲だけで局所的にサイクルを完結させてしまうのである。


 これが死んだ恐竜がゾンビとして動き出す理屈だった。

 魔法というものが物質の変性に特化していて、細胞内の生化学反応を代替しうるからこそ起こり得たものといえる。


 リサイクルにはある程度損失ロスも発生するし、ゾンビ菌の活動自体でも消費されるため、無限に活動できるわけではない。また、ゾンビ菌の繁殖は場所によって偏りがあるため、全身の細胞が隈なく復活するわけではない。

 さらに、脳や神経系の活動も中途半端であり、内分泌系も機能しておらず、肉体全体として見ればその活動は極めて鈍く、限定的である。半数は立って歩くのさえやっとで、餌を食べたり、獲物を襲ったりといった、意味のある行動をとれるほど復活するのはごく稀だ。桐子ハーク1が見つけたゾンビ竜はそのレアケースであった。


「その細菌は新人類にも感染しうるのか?」

「菌が体内に入り込めば感染する可能性はあるな。ただ、あくまで細菌であるから、発見が早ければ薬などで治療は可能だろう」


 あくまで生化学反応の範疇である。常識と科学が通用しなかった地球のゾンビとは明らかに違っていた。この点は朗報と言えた。

 議論は、どう駆除するかに移っていった。


「ゾンビ菌を殺菌する方法は?」

「一応、普通の食中毒対策のようなもので効果あることはあるが……。これが食品の衛生管理じゃなく、動いてるゾンビ相手というのがネックでな」


 環境に露出していれば消毒薬や殺菌剤で殺菌はできるが、ゾンビ竜の体内にある分はそうはいかない。血流がほぼ止まってるため、注射したとしてもその場に留まってしまい、全身に浸透させるのは難しい。

 熱で殺菌するのであれば、80℃で30分、120℃で2分間加熱というところだが、毒素の分解には200℃で2時間以上も必要になる。


「いちばん手っ取り早いのは焼くことだが」


 別にあれを食べようというわけではないのだ。恐竜の巨体をそんな長時間丁寧に暖めるくらいなら、燃やしたほうが早いだろう。


「しかし、動き回られると延焼が怖いな」

「うむ。それと、あの巨体だと表面をちょっと炙ったくらいでは、中が生焼けで菌が残るのう」

「気分の問題だが、灰になるまで焼かないと安心できんな」


 ここでは恐竜を初めとして、肉食動物が野放しだ。屍肉を漁る昆虫などもいる。それらが焼け残りを食べて感染が広まらないとも限らない。ゾンビ菌は骨髄内部にも入り込んでいる可能性がある。骨まできっちり焼く必要があった。


「菌そのものはすでに環境に広まっておるし、そこまでやる意味があるかはわからんがの。まあ、団員の間で変に不安を残すよりはいいかもしれんが」

「抗生剤やワクチンなどは?」

「テストで合成した抗生剤では増殖を抑えられたが、抑えるだけではな。まだ生きてる間に治療するにはいいが、ゾンビ化した後では手遅れだろうの。ワクチンの類も、免疫系が死んでおってはな」


 その後、放射線殺菌や電流はどうか、神経ガスはどうか、など様々な案が出てきたものの、結局、ゾンビ竜を見つけ次第、脚を破壊するなどして移動できなくしたうえで、魔法も使って高温高圧の状況を作り、灰になるまで焼き尽くすのが一番確実だろう、というところで落ち着いた。

 この会議が終わり次第、具体的なプランを練ることになった。



「さて、ゾンビ恐竜についてはそんなところか。では次、倒れた団員たちについてわかったことは?」

「タナカの残したデータを元に検証してきたが、問題は二つに分けられる。襲われたときにできた傷そのものと、神経系の異常であるな。前者については、肉体の欠損を修復するプログラムがあるので、それを適用するだけだ」

「それは実績はあるのか?」

「ああ。仮想体が試験運用された当初から使われとる」


 元々、仮想体は障害により現実世界での生存が困難になった人の代替手段として用意されるケースも多く、肉体修復プログラムの実績は問題なかった。


「神経系の異常の方は、ゾンビによって負傷した際に、通常ではありえないような大規模な変異が神経系に起きていたとみられる。ま、あれだけ超常現象を起こしておったのだからの。肉体の変異もその一環なんじゃろう。

 そして、その状態でスキャンした結果、仮想体システムが想定しているシミュレーションモデルに合致しなくなってしまい、エラーを起こしていたと推察される。それが、自律神経系の異常動作として表れ、重度の吐き気などを催しておったのであろうな」


 スキャナーの解析結果によって精密に変異の様子が確かめられたのは、実はこれが初めてだった。これまで、ゾンビ化に伴う神経系の異常については各国からそれらしい報告はあったものの、詳細なデータはなかったのだ。


「患者が仮想体なら、変異を起こした部分だけ正常な神経に置き換えれば、修復自体は可能と思われる。ただ、完全に自動でやれるかは微妙で、さらに場所によっては記憶障害や人格障害を引き起こす恐れもないとは言えん」

「それは……」


 残念ながら、それは仮想体でしか通用しない対策であり、地球での状況に役立つものではなかった。

 しかし、リスクがあるとはいえ、対策だけでも示されたことは良しとすべきであった。


「あと、彼らの遺伝子データについては、現実で合成するのは避けたほうがよいかもしれん。あれだけ神経系に異常をきたしていたのだ。遺伝子にも影響がないかどうか、正直言って何とも言えん」

「……その、これは、仮想体同士でも感染したり、ゾンビ化したりは?」


 ふと、マイヤールが不安そうに問う。

 しかし、これには技術部の砂田が回答した。


「エラーを起こしたのはあくまでデータです。そして、仮想体システムはあくまでコンピュータシミュレーションであり、あらかじめプログラムで決められた動作しかできません。ゾンビ化なんていう非常識な現象は、そもそもシミュレーションに組み込んでいないんです。

 今回の件は、プログラムが異常なデータを扱えなかったために起こったことで、他の仮想体のデータに異常が伝播するようなことも起きません」


 仮想体システムは量子プロセッサによって高速に並列処理されてはいるが、処理の中身自体は古典的な手続き型プログラムだ。全身の仮想細胞一個一個について、極小時間の変化を計算する。それを1秒間に240回のペースで、延々と繰り返す。ただそれだけのプログラムである。


 現実の細胞とは違い、仮想細胞の挙動は仕様に沿った最低限の機能しか組み込まれていない。当然ながら、感染やゾンビ化などという、仕様に入ってない機能は再現のしようがない。古典的で単純なプログラムなだけに、融通がまったく利かないのだ。

 その説明でもマイヤールは納得せず、食い下がった。


「で、でも、地球で、死体が起き上がって襲ってきて、理屈じゃどうにもならなかったでしょう!? あんな変異していて、理屈では動けるはずないのに、動き回ってた! なら、ここでだって、理屈に合わないことは起きないって言えるの!?」


 その根底には地球でのゾンビへの恐怖があるのか、マイヤールの訴えはヒステリックなものになった。


「プログラムはただの無意味な文字や数字の羅列じゃありません。目的をもって正しくコードを並べなければ動作しません。動くとしたら、それはが意図的に組み込んだ場合だけです。

 わざわざ仮想体のシステムに、ゾンビ化に対応した『修正パッチ』を組み込むような人間なんて、いると思いますか?」

「……『悪魔』なら」

「……ええっと、すみません。なんと?」

「『神』に仇なす『悪魔』なら、そんなこと不可能ではないでしょう!? あんな所業、『悪魔』以外にありえません!」


 悪魔のような人、ではなく、宗教的な意味での『悪魔』。

 この期に及んでまだ信仰にしがみついている彼女の発言に、会議室には微妙な空気が漂った。


 全体会議で告知したとおり、開拓団では既存の宗教に対して極めて否定的な立場を取っている。

 団員各自の信仰は制限しないものの、こうして団の方針を決めなければならない場で、宗教観を元に口を差し挟むのは些か不見識と言わざるを得ない。


 元々ニューホーツは進化論の実証実験場でもある。まだ中生代レベルとはいえ、生物が発生して進化していく過程は充分に見て取れた。

 万物を創造したと称する、神サマだの宗教だのの出番など、ここではまったくないのだ。かろうじて、人間自身が修行の末に真理に辿りついて高次の存在に至るという宗教や、自然信仰アニミズムを元にした宗教とはどうにか折り合いがつけられる程度だろう。

 社会生活を送る上での善悪の基準、規範としてならまだしも、唯一神を肯定することが目的になってしまって、そのために科学や歴史を否定するような宗教など、ここでは論外、お話にならなかった。


 信じる者と信じない者とで話の前提がまったく食い違っていることから、双方の意見はまったく噛み合うことなく、不毛な議論が繰り返されることとなる。

 以前からマイヤールの言動に齟齬を感じていたフォレストは、内心で警戒を強めた。


 実のところ、開拓団の人事の大枠が決まったのはゾンビ・アポカリプスが起きる前のことで、その内フォレストが直接関与できたのは、直属となる司令部の人員だけだった。それ以外は委員会によって、フォレストの与り知らぬところで既に決定されていたのである。マイヤールも委員会から直々に送られてきた人物だった。

 だが、現状ではマイヤールが気に入らないからといって、独断で降ろせるほど状況は差し迫ってはおらず、後任のあてもない。当面は様子見するほかなかった。


 もっとも、マイヤールの適性についてはともかくとしても、恐らくはマイヤール以外にも理屈がわからず不安に感じている者はいるだろう。今は司令官として方針を示すほうが先決だった。たとえ合理性に欠いた処置であっても。


「三人の回復後はしばらく隔離サーバーで経過を見ることとする。期間は二週間もあればいいか?」

「そのくらいあれば充分であろうな」

「加えて、仮想体のプログラム本体に異常がないかどうか、技術部で毎日確認する。それでいいか?」


 実のところはまったく無意味な処置ではあるが、理屈の通じない相手には致し方ない。

 フォレストはマイヤールの目を真っ直ぐに見据えて聞いた。


「はい……」


 マイヤールはまだ納得はしていないようだが、とりあえず頷いた。





【ムーンベース仮想空間 司令室】


 会議は話が一通り済んで解散した。ゾンビ発生と聞いて、一時はどうなることかと思われたが、原因が概ね解明されたことで、フォレストらはほっとしていた。

 そんなときに、通話が入った。


『司令、デヴ2から通信です』


 フォレストとデュボアはまたも顔を見合わせた。


「つないでくれ」


 定時報告でもなく、司令部へ直接の報告。しかも、またもデヴ2というところで、もう嫌な予感しかしない。


『北東の平原を中心に、多数の恐竜が倒れている模様です。一部はすでに死亡しており、残りも心拍が低下、痙攣を起こしています。現在三〇〇頭を越えており、時間経過とともに増えています』


 やはり問題が起きたようだ。

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