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第6話 悪戯への応援コメント
こんにちは。
この度は『何話まで読める?』企画に参加いただき、ありがとうございました。
どこかで躓くことなく、最後まで読み通せました。一話完結の話と思いきや、すべてがつながっており、最後には想像の余白を持たせた形で物語を締め括るという、綺麗な話運びだと思いました。
それによって、読者の考察が捗るという部分もこの作品の醍醐味なのかなと思います。
とはいえ、この作品はその性質から『前提』が非常に重要となると考えます。それは、Chan茶菓氏の『あなたの想像エンド』を既読済みか否かという点です。
正直に申し上げますと、この原作を既読済みの読者でなければ、本作を楽しむのはかなり難しくなると思います。作中では原作リスペクトの文体、そして意図的な登場人物と情景描写に関する情報の切り捨てが目立ちます。この部分は原作を知っているからこそ面白くなる部分であり、そうでない方には不親切や筆力不足といった誤解を生じさせてしまいます。
私は作品概要欄に従って原作を読んでから、本作を読み始めました。もし原作を知らなければ、二話あたりで脱落していたかもしれません。
そこで、提案したいアイデアが二つあります。
一つは、作品概要欄に先方の作品URLを貼ることです。
読者はよほど興味を持たなければ、自発的に検索することはありません。タグの方からも原作に飛べますが、そちらに目が行かないこともあるので、目立つようにURLを貼ることも有効的ではないでしょうか。もちろん、先方の了承を得られればの話ですが。
二つ目は、作中冒頭に内容の『キーワード』となる文章を添えることです。
作品概要欄にあらすじを書くのもアリですが、無難に作中冒頭に意味深な文章を二、三行書けば、読者は自ずと注目します。「こういった展開かなー」と興味を持たせ、読み進めていくとまさかの……、という誘導も面白いのではないかと思いました。
最後に余談ですが、改行後の一字下げをされると文章が読みやすくなり、内容への没入感や小説としての雰囲気がさらに引き立ちます。以上、参考までにどうぞ。
それでは、長々と失礼しました。
作者からの返信
こんにちは。
今回男爵イモさんが指摘してくださった点は、私自身薄々思っていたことでもあり、すぐに改善しようと考えています。男爵イモさんの提案された1、2共に出来る限り迅速な対応をお約束致します。
また、改行後の1字下げについては本日中に対応させていただきます。web小説にはまだまだ疎く、読みなれた方からのそのようなご指摘は非常に助かります。
今回、悪い所のみを挙げるのではなく、私のために貴重なお時間を割いて改善案も挙げて下さり、本当にありがとうございました。
テーマとなる文章に文体を似せている点、気付いていただけたことがとても嬉しく、工夫した甲斐があったと思えました。分かりにくい誘導でありながら、原作をお読みいただきありがとうございました。
男爵イモさんのお気持ちを無駄にしないよう、これからも精一杯努めてまいります。貴重な時間を割き、丁寧なご指導をいただきましたことを重ねて御礼申し上げます。
第1話 7歳への応援コメント
自主企画「第1話を称える本棚」から拝読させていただきました。
とても不思議な文章で、しかし何故か『彼女』に感情移入させられてしまい、気がつけば最終話まで読み進めていました。『彼女』が自ら環境を変えられない幼い子ども達のメタファーとなって深く考えさせられる物語でした。最終話の捉え方を敢えて自由にしていただけたことで、様々な想像を働かせることができ非常に興味深い発見となりました。
この度は企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ今後とも益々のご活躍を祈念申し上げております。
作者からの返信
第1話だけでも読んでもらいたいという企画で、最後まで読んで頂けたとのこと。それだけでこの小説を書いた甲斐があると思えます。まだまだ拙い部分も多いので、これからより一層努めてまいります。ありがとうございました。
第6話 悪戯への応援コメント
自主企画「あなたの想像エンド」からお邪魔しております。
大変勉強になりました。面白かったです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
“面白い”という一言だけでどんなに救われるか……
これからも精進してまいります。ありがとうございます。