#いいねした人に読んで欲しい本をオススメする って企画をTwitterで時々やってるんですけど、もしこれカクヨムでやったらどうなります？

gaction9969様へのオススメ

　gaction9969様へ。

　いいねしていただき、ありがとうございます。

　早速、物書きペンギンこと企鵝モチヲが独断と偏見でセレクトした書籍をオススメしたいと思います。

　gaction9969様にオススメしたいのは、

　トリックスターズ

　ジャンルは、現代ファンタジー×本格ミステリー。

　著者は、久住四季先生です。

　魔術が「魔学」という学問として実在する、架空の現代日本を舞台に繰り広げられる物騙（ものがた）りです。

【おおまかなあらすじ】

　城翠大学魔学部に入学したぼくこと天乃原周（あまのはらあまね）は、客員教授の青年・佐杏（さきょう）冴奈（しいな）と出会う。

　彼はOZ（オズ）という組織が統制する6人の魔術師、ヘキサエメロンの一人だった。

　なぜか気に入られた周は佐杏先生の酔狂に巻き込まれ、魔術師アレイスター・クロウリー3世の殺人予告ゲームに巻き込まれてしまうことになる。

【企鵝モチヲのひとくちメモ】

　魔術を研究し開発する学問、「魔学」。それは、他のどんな学問よりリアルかつ、ロジカルなものです。

　あくまで超常の力ではなく、魔術はれっきとした学問として描かれています。

　例えば、魔法陣や魔器の正しい使い方だとか、典礼や儀式などの正しい進め方などなど。

　物騙（ものがた）りは、「魔学」の認知度がまだ低い架空の現代日本、城翠大学魔学部に主人公・ぼくこと天乃原周が入学するところから始まるのですが……。

　とにかく、これだけは言わせてください。

　最後まで読め！

　物語ではなく、物騙（ものがた）りに酔いしれてほしいです。