君、笑ウコトナカレ  ── カク人・ヨム人達の為に ──

風呂太郎

第1話 カク人になったきっかけ

 実は、小説を最初に書き出してから思い出した事なんだけどさ、俺、文章書くのって苦手なんだよね。www


 昔から作文とか超嫌いだったし。

 読書感想文なんか、『面白かったです。』以上の感想で締めくくった覚えがない。


 俺が書いてる、『まほうつかいのお仕事』って作品を読んでくれてる・読んだ事があるって人なら分かると思うけど、俺は人様にお見せする物を書けるほど上等な人間ではない。


 この間、自作の最初の方をチラッと読み直してみたが、まぁ酷い。

 俺なら多分、始めの数話で投げ出してる。


 それでも現在190話まで付き合ってくれた読者さん達には感謝しかない。コレは本当そう思う。


 文章を書くのが苦手だし、下手なのを自認している俺は、勿論だが小説家を目指して書き始めたわけではない。


 俺が書き出したきっかけは、自分が読んでる作品に『飽きた』り『イライラした』から。


 まぁ、それだけだ。

 自分で書けばいいんじゃね?的なね。


 実は、今コレを書いてる途中で、自分が嫌いな要素などを箇条書きにしたのだが、あまりにも他者の作品を遠回しにディスり過ぎたので全てを消したところだ。


 5万文字くらいは消したかなぁ……。まぁ、嘘だけど。

 でも、そこそこの量の『もう無理!』な要素を書いたのは本当だ。


 多分、書いてる人達って自分の世界感を表現しようとしてる人達なんだと思う。もしくは、願望を垂れ流してるか。


 それをディスられたら悲しいだろ?


 俺が作者だったら「じゃあ、テメェで書いてみろや!」くらいは言うだろう。


 そして、俺は実際に書き始めた。

 自分が楽しむために。


 でもさ、小説を書くのって、思ってたよりずっと難しいんだよ?


「お前の作品そんな高尚なモンじゃねーだろw」と思われるかもしれんが。


 残念な話しだが、いくら低俗なモンでも書き出すと、意外と大変なんだ。

 これは、俺にとっても本当に誤算であった。

 もっとポンポン書けると思ってたのに。


 何が難しいかと言ったら、まず、お上品な俺は、低俗な人間の思考回路を理解する必要があった。

 ウチの主人公が基本クズだからだ。


 俺という人間は、自他共に認める"お上品が服を着て歩いているような人間"なのだ。



 大丈夫?みんな着いて来れてる?


 ウン、そうだね、嘘だね。


 作者の人柄は、作品に反映する。多分な。


「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを」そんな言葉が頭をよぎる。


 言うても、俺、結構いい歳のオッサンなんだけどね。


 そんなわけで、「一丁自分で書いてみようか!暇だし」みたいな、軽いノリで大した考えもなく書き始めて一年が過ぎた。


 正直、こんなに続くとは思ってなかった。

 ランキングなんかにはあまり絡まない作品だが、結構見てくれる人も多く、応援してくれる人も結構いる。だから、続けて来られた。

 書いてて大変な事もあるが、楽しい事や嬉しい事もままある。

 

 自分で「会心のデキだ!」は、言い過ぎだが、そこそこ面白い話しが書けた時、読み返して自分でクスクスしてる時、それを「面白い」と読者の反応が返ってきた時なんかは、苦労が報われる瞬間だろう。


 おじさん、次も頑張っちゃうぞ!ってなる。


 俺は、『書きたくて書きたくてたまらない!』みたいな文章大好き人間ではないから、こう、作品に対するプライドだったりとか、創作を崇高だと感じたりなんかは全くない。


 勿論、作品に愛着はあるよ?苦労して書いたモンだから。


 だけど、「書いてる私が好き」・「私は私が書きたい物を書く」みたいな人には理解できないかも知れんが……なんか、言い方悪いな(笑)

 もし今のように自分の作品が読まれてなかったら、俺は小説なんか書き続けていなかっただろう。それは断言できる。


 ある程度読まれるようになるには運が絡むので、なんとも言えない部分はあるが、下手な文章でも読んでくれる人達はいる。


 だから書く。

 面白いと言ってくれる人達がいる間は。




 話しは変わるが、なんで『コイツ、いきなりエッセイみたいなモン書き始めたんだ?』とお思いの方もいらしゃるかもしれませんが、理由は簡単。


 僕も作家友達が欲しいから


 俺、作家の友達ほとんどいないんだよね。

 いや、フォロワーさんの中にも書いてる人はいるけどさ、お互いの作品の感想を言い合ったりとかはほぼ皆無だ。


 そろそろ出来てもいいんじゃない?作家友達。


 ちゃんとした作家が俺の作品を誉めずらいのは、まぁ、確かに自分でも分かるだけにとても辛い。


 ちゃんと書いてる人は、読む気が失せちゃうんだと思う。

 ちゃんとした書式みたいな感じで書けてないから。


 そう、書いてないんじゃなくて、書けてないから、コッチも作家連中に「読んでくれ」とは言いづらい。


 だから、エッセイ。


 エッセイならそこら辺、甘いんじゃね?と舐めてかかってるからだ。


 思った事をツラツラと書いてみたら、エッセイ風のモノができるのでは?と。


「なんだ、風呂太郎面白いじゃん!」とか思ってくれたら、コッチのモンよ。


 そんで、フォローしてもらうの。フォロワーに作家連中の名前が乗るだろ?その作家のファンが見に来る可能性はそこそこ高いわけだ。


 PVが増えればリワードが貰える。

 知ってる人もいるだろうけど、俺はリワードでオナ○を買ってる。

 しかも、それを近況ノートで報告したりしている。


 一年で購入したオ○ホは15個程。(電動も含む)

 後、ローションやメンテ用アイテムも少々。


 勿論、大事に棚にチン列している。


 最初は、創作論を書こうかなとか思っていたんだけどね、僕すぐに気付いたの。


『俺にはそんな物が書けるほどの知識も力量もない』って事に……


「これから小説を書いてみたい!」って人達に、何か伝えられる事とか書けたらカッコイイなとか思ってだんだが、無理だったわ(笑)


 マジ草生えるとはこの事だ。


 一年も書いてきたのに、俺にはそうゆーのがまるでないんだもの。


 ちょっと、びっくりしたわ、自分でwww


 だから、俺は決めたんだ!

 誰の為にも、得にもならない事を書こうとな!







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