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2023年10月21日 17:39 編集済
ここまでの感想です。 前回感想に返信、ありがとうございました。 それを踏まえて主人公に感じていたことも補足させていただきます。 主人公は読まれるため、ランキング上位になるためには『営業力』が必要であることを学んでいる。だから感想やレビューを書いて人との繋がりを大切にした。 とは言え、どんなに上手い作品であっても自分に合うとは限らない。合わない作品というのは『価値観が違う』ので、レビューは非常に書き辛い。 そして自分が好んで読まないジャンルに関してもまた、知識が少ないのでレビューを書き辛いんですよ。 自分は募集という形でいろんな作品を拝読させていただいていました。 俺がレビューを書いていたのは、あるサイトでレビュー欄にレビューではなく『良し悪し:批判』が多いのを見たから。 それって作品に対してのレビューなの? と疑問に思ったのが始まりです。とは言えレビューなんて某ショッピングサイトのレビューくらいしか知らなかったし、書くのが大変でした。 そんな自身の経験からも、主人公の並々ならぬ努力というのが伺えます。(補足:批判も意味合いはレビューではあるが、小説投稿サイトでのレビューは他の読者にお奨めするものである。ということを踏まえ、ここで『レビュー』という言葉を使っています) 俺から見た主人公は努力で成っている人。 ただし、失敗をせずに山を登りたいという人物にも見えます。人は失敗するからこそ、立ち直り方も覚える。 彼は打ちのめされてしまったけれど、それは弱さからの挫折ではない。自分自身が『ハリボテ』であることを自覚していたからだと思うんですよね。 書くのは好き、でも才能ではなく努力で上り詰めた。それはコンプレックスだった。俺はそのようにとらえています。 自分でも小説は書いてはいますが、どうしても物語の中の読者側の視点で見てしまうのは自分がレビューを書いていたからだと思います。でも、凄く共感できるところが多かったです。それも読者側としての共感ですが。 完璧で綺麗なものではなく、心に響く何かが読みたい。でも創作界って完璧さばかりに目が行き過ぎているように思えます。 そんな自分にとってこの作品は考えさせられるところが多く、共感できる部分も多く、いろんな人に読んで欲しい作品だなと感じました。 これを読んで、目を覚ませ! と言いたいですw
作者からの返信
ここまで、まとめて読んでいただいて、丁寧なコメント・感想、ありがとうございます!「主人公は努力で成っている人。ただし、失敗をせずに山を登りたいという人物にも見えます。」鋭いですねえ。宏樹は、「大学合格者ランキングで毎年上位に出てくる受験校」の智信学園の生徒で、瀬田大学に現役合格したあと、仮面浪人で国立の二重橋大学に行ったように、典型的な受験秀才でした(それぞれ元ネタの大学名は想像つくと思いますが……)。コツコツと努力して着実に成績を上げていくのは得意ですが、プライドが高くて、失敗して傷つくのが怖いタイプです。それだけに、才能の塊のような美優や健二がまぶしくて、結果を突きつけられた時に、立ち直れなくなってしまった。至美華との対決シーンは、そんな彼に立ち直るきっかけを与えたかったので、こんな形になりました。
2023年2月1日 00:58
ネットで、言葉だけのやりとりをしていると、相手の顔が見えないから、自分の投げた言葉が相手にどれだけの痛みを与えたかが、見えないのですよね。ネットは、便利だけれども、美優さんの言う通り、人間は、やっぱり、生身で会わないといけませんね。至美華は、文学の造詣は深かったかも知れないけど、そういう、人との生身のつき合いが足りなかったのかも知れませんね。
そうですね。きっと、彼女も経験を積んで、いろいろ学んでいくのだと思います。そういう失敗をしながら成長していく時間も、青春の大事な側面だと思います。コメント、感想、ありがとうございます!
2023年1月27日 09:18
宏樹の過去のわだかまりがなくなって、本当によかったです!
ちょっと成長してくれれば。コメントありがとうございます!
2023年1月19日 09:02
うん(これしか言えないです、しみじみしみじみしみじみ)
仲間がいて、痛みや悩みを乗り越えていくのが青春。至美華も、次に進んでいけるといいな、と思います。コメント、ありがとうございます!
編集済
ここまでの感想です。
前回感想に返信、ありがとうございました。
それを踏まえて主人公に感じていたことも補足させていただきます。
主人公は読まれるため、ランキング上位になるためには『営業力』が必要であることを学んでいる。だから感想やレビューを書いて人との繋がりを大切にした。
とは言え、どんなに上手い作品であっても自分に合うとは限らない。合わない作品というのは『価値観が違う』ので、レビューは非常に書き辛い。
そして自分が好んで読まないジャンルに関してもまた、知識が少ないのでレビューを書き辛いんですよ。
自分は募集という形でいろんな作品を拝読させていただいていました。
俺がレビューを書いていたのは、あるサイトでレビュー欄にレビューではなく『良し悪し:批判』が多いのを見たから。
それって作品に対してのレビューなの? と疑問に思ったのが始まりです。とは言えレビューなんて某ショッピングサイトのレビューくらいしか知らなかったし、書くのが大変でした。
そんな自身の経験からも、主人公の並々ならぬ努力というのが伺えます。
(補足:批判も意味合いはレビューではあるが、小説投稿サイトでのレビューは他の読者にお奨めするものである。ということを踏まえ、ここで『レビュー』という言葉を使っています)
俺から見た主人公は努力で成っている人。
ただし、失敗をせずに山を登りたいという人物にも見えます。人は失敗するからこそ、立ち直り方も覚える。
彼は打ちのめされてしまったけれど、それは弱さからの挫折ではない。自分自身が『ハリボテ』であることを自覚していたからだと思うんですよね。
書くのは好き、でも才能ではなく努力で上り詰めた。それはコンプレックスだった。俺はそのようにとらえています。
自分でも小説は書いてはいますが、どうしても物語の中の読者側の視点で見てしまうのは自分がレビューを書いていたからだと思います。でも、凄く共感できるところが多かったです。それも読者側としての共感ですが。
完璧で綺麗なものではなく、心に響く何かが読みたい。でも創作界って完璧さばかりに目が行き過ぎているように思えます。
そんな自分にとってこの作品は考えさせられるところが多く、共感できる部分も多く、いろんな人に読んで欲しい作品だなと感じました。
これを読んで、目を覚ませ! と言いたいですw
作者からの返信
ここまで、まとめて読んでいただいて、丁寧なコメント・感想、ありがとうございます!
「主人公は努力で成っている人。ただし、失敗をせずに山を登りたいという人物にも見えます。」
鋭いですねえ。
宏樹は、「大学合格者ランキングで毎年上位に出てくる受験校」の智信学園の生徒で、瀬田大学に現役合格したあと、仮面浪人で国立の二重橋大学に行ったように、典型的な受験秀才でした(それぞれ元ネタの大学名は想像つくと思いますが……)。コツコツと努力して着実に成績を上げていくのは得意ですが、プライドが高くて、失敗して傷つくのが怖いタイプです。
それだけに、才能の塊のような美優や健二がまぶしくて、結果を突きつけられた時に、立ち直れなくなってしまった。
至美華との対決シーンは、そんな彼に立ち直るきっかけを与えたかったので、こんな形になりました。