第3話会社

僕は会社に電話した。

課長にうつ病で仕事を3ヶ月間休むと告げると、もう会社に来なくていいと言われた。

警備員は精神病患者には勤まらない。って事を課長が言っていた。

退職金は出るらしいが、退職願を提出しろと告げらる。

僕は、一週間の内に彼女も職も失った。

退職金が出るので、半年間は静養しようと考えた。


半年後。


10月の秋。憂うつだ。ハローワークで仕事を見つけるも、やる気がでない。

専門援助部門の窓口の職員に、障がい者年金制度があると教えてもらった。

先ずは、障がい者手帳の取得法や診断書の手続きをクリニックでしてもらった。

それから数ヶ月後、精神障がい者となり、障がい者年金を受け取れる身分になった。

厚生年金を掛けていたので、2ヶ月に1度、20万円ほどもらえた。

さて、仕事をどうするか?主治医の厚子先生に福祉作業所の話しを教えてもらった。

僕は、直ぐにハローワークに向かった。そして、厳しい現実を知る。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る