第7話 見守りボランティア再開

2018.6月

 息子が中学生になったので、見守りボランティアも卒業した。自分の子供がこの小学校に通学していないのに、私だけがここに立って見守りボランティアをしているのは、ある意味、不審者じゃないか?と思ったので。

 でも、今日は、友達のお子さん(小6)が修学旅行に行くので、その見送りをする。ママが仕事で見送り出来ないので代わりに。

 すると、見守りボランティアをしていた頃に、顔見知りになった子(小3)に合い「最近、いないよね」と言われた。「息子が、中学生になったからね。いた方が良い?」と聞くと、「うん」との事。必要とされている感じが、嬉しかった。そうか…じゃあ、学校は関係なく、一人で見守りボランティアをしようかな、と思う。どこにも所属していない、フリーの見守りボランティアとして、再開する。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る