第6話 焼肉デートその後

焼肉デートでルンルンになったヨシオ。2時間程度のデートだったが、最高に楽しかった。

大満足で家に帰って思い出に浸りながらフィリピンパブ初心者のヨシオはフィリピンパブについてインターネットで調べつくした。


すると、やはりキスはお客さんとは普通にするものだと書いてありショック。

デートもノルマがあり普通の事と書いてありショック。

だが、こんなにも楽しいことは久しぶりだ。騙されてもよいだろう。


そうしていると8時頃アイリからlineで今日のデートありがとうメールが来て返信すると、テレビ電話がかかってきた。


恐る恐るテレビ電話にでるヨシオ。


アイリ「今日はありがとうございました。」


ヨシオ「こちらこそ、ありがとうね。」


アイリ「あなた、いつも何時に寝ますか?」


ヨシオ「12時か1時くらいですよ。」


アイリ「それまで電話しましょう。」


ヨシオ「いいですよ。」


フィリピンパブはデートした後にここまでアフターケアしてくれるのかと、びっくりした。


電話でみるアイリはタレント5人と共同生活している寮の中だった。

寮の中はビデオ電話で見る限り、狭い部屋に二段ベットが3つあり後はキッチンだけ(恐らく1DK?狭すぎる)で通路も狭いし洋服や物が所狭しと並んでいる。

二段ベッドだけがプライベートスペースという感じだが、当然他の女の子達の喋り声等がよく聞こえてくる。

華やかなステージとは、かけ離れた日常だったが彼女達も普通の女の子達という感じパジャマ等でリラックスしていた。


今日のデートの振り返りや、アイリが日本にタレントとして仕事するのは4回目な事、過去の恋愛の話等。色々話をしているとすぐに1時になり、ヨシオも少し眠たくなった。アイリに電話を切ってもう寝ようかと言ったが、電話を繋いだままで寝ると言い出した。





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