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  • わたしがそこにいたかったへの応援コメント

    咲凪さんの視界に起こっていることとかノイズとか体の重さとか、それらすべては精神的なものなのかもしれないけれど、でも、そこまで絶不調になるのならそれは確かに病気だなと思いました。多感な時期である高校生にとってアイデンティティは必要だけれども、それらは本人によって塗りたくられて偽物になってしまう。残念なことに、塗るのが上手い人ほどアイデンティティは別人のものになってしまう。
    彼女は、特別塗るのが上手く、しかしそれ以上に本質が見えてしまう人だった。生きづらかったでしょうね。生きることが正解だと押し付けて来る世界で、遥斗さんの存在は救いだった。
    これはわかりやすいハッピーエンドではありませんが、世界とのズレに苦しむ人々の救いになる終わりだったのではないかなと思いました。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!

    おっしゃるとおり、咲凪は対人関係を取り繕うのがうますぎました。いつもニーズがありました。頑張りすぎました。だからこそ本当の自分をさらけ出せる対象を探し続けていました。塗り続け、心の視野が狭まり、そして結末を迎えました。
    少なくとも彼女は、楽になったのではないかと思っています。

  • わたしがそこにいたかったへの応援コメント

    人は行動で自分を示し、色眼鏡をかけて人を見る生き物なんですね。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!

    他人の望む色に苦しみ、いくら行動してもがいても色から逃げられなかった人の話ですね!