「お前、なんで凛だけまだ名前で呼ばねぇの？」

翔の一言が、コンを悩ませ続ける。なぜ自分は呼ばないのか、なぜ呼べないのか。

頭の中で首を傾げつつも、なぜなのかの答えを探すコン。

その間に起こるとある事件、「悪神」の存在。

その処理に向かったコンとフウの不在の中、凛の本質を見抜いたあやかしの魔の手が迫る。

「血だろうが、腕だろうが、寿命だろうが、魂だろうが、なんっでもくれてやる！！」

「今この時に、あいつを助けられるだけの力をよこしやがれ！○○○○──」

「私は貴方に従うわ。だって、貴方は私のモノで、私は貴方のモノだもの……」

「さぁひとつになりましょう…？翔ちゃん♪」

第2部来週から更新開始──

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