余話5-2 二人で密談 2への応援コメント
34-2「この場でワッソンが役立たずになった瞬間である。」
この一文に吹きました。いや、面白すぎですw
馬車に乗せる人を入れ替えていたとは、紅蓮帝やりますねぇ。
ワッソンが体張ってアラドの肉壁にとは、臣下の鏡! 役立たずじゃあありませんよワッソン!
リュハラッシが参戦してくれて良かった~な事態でしたね。おかげでワッソンが死なずに済んで良かったです(;'∀')それにしても頼りになりますねリュハラッシ。
そしてそして、あぁジャルマンドゥへの懸念が……現実のものとなろうとは。
あのまま「案外話しやすい人」でいて欲しかったですが、印象が覆ってしまいました。紅蠍を操っていたのがジャルマンドゥ。紅蓮帝との親子みたいな関係を思えば、なんでなのーと問い質したい気持ちにもなりました。最後はアジトまで泳がされましたね。後で処断されましたかねぇジャルマンドゥ( ;∀;) 家のためとはいえ、悲しい結果です。
そうそう、アラドも強かったですね。惚れ惚れする剛力、部下を殺されかけたことに対する怒りもつ強く、容赦なく敵に向かっていくのは、怖さもありましたが格好良かったです!
倭州行きの船を紅蓮帝から褒美で引き出すとは、アラドやりましたね。下心も健全、素直でよろしいですw
ついて行こうとするアラドとそれを止めようとするワッソンとグンケルの会話が、めちゃくちゃ面白くって! アガールスコントw 最高です。好きです彼ら。ほんと、グンケルもワッソンも死なずに良かった! このコントが見られないところでした!
久し振りのルクスは立派に修士になったんですね。ミーナも練士に。
ルクス、頑張ったんですね!
ちょっとだけ、不満のあるミーナの気持ちも分かりますが、こればかりは、ですねぇ。次章からの二人の活躍に期待しています(^^)!
サハ・シェーラと鎮波姫のお茶会も楽しかったです。
案外気が合うんですね。
そして鎮波姫はアラドへの恋を自覚したと……。ムフフ、これは今後、楽しみになります!
でも倭州編では離れ離れですかね。いずれまた会えることを祈っておきます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ワッソン、役立たずじゃなかったよ!w
ワッソンを含め、クレイリアの人間は忠誠度が高めな上、アラドの人柄もあって臣下はみんなマジで命を賭して国に仕えるぐらいの覚悟が決まってるんですよね。
それもちょっと危うい一面を持ち合わせますが、様々な窮地を脱することもできるでしょう。
ただ、部下が傷つけばアラドもメンタルにダメージを負うので、良し悪しですかねぇ……。
あとリュハラッシはまぁ、結構お助けキャラ的な側面が強いですかね。
単体では最高クラスの魔術師ですので、参加するだけで状況がひっくり返る場面がいくつもあります。
……まぁ、そんな彼よりも強い存在もいたりするのですが、それはまた後のお話。
ジャルマンドゥは結構気さくというか、話しやすいルヤーピヤーシャ人に見せかけて……というベッタベタなキャラ付けでした。
その前にベルフヒハムというめっちゃ高圧的なキャラを出す事で、ヘイトがこちらに向けばジャルマンドゥに対する疑いの眼も逸らせるかなーとは思ったんですが、ベルフヒハムの印象がいまいち薄かったかもしれませんね……。
実はミスリード的なことになればいいなーと思いながらキャラを配置していたのですが、私の練度が足りなかったですね……日々精進せねば!
アラドがちょっと怖い、みたいな印象にしたのは、視点がちょっと紅蠍に寄っていたからですね。
章タイトル通り『メインキャラというラスボス』という印象にしたかったので、成す術なく蹂躙されるモブ、くらいのレベル差を表現したかったんですよ。
紅蠍側のメンバーもかなり強い連中ばかりでしたが、最強クラスのリュハラッシと激強レベルのアラドに対抗するにはちょっと差がありすぎたかな、という感じ。
でも事前にアラドも『まともに立ち合ったら勝率は五割』と言っていたように、ハルパライアとアラドの力量は競ってるはずでした。
それがどうして圧勝に至ったのかは……ちょっと理由があるのですが、微妙にその説明に対する時間がなかった気がしますねw
実はアラドは『スロースターター』かつ『尻上がり』なので、戦闘開始時点と戦闘終了時点では全く強さが違います。
んで、今回はアラドが会敵前に戦闘開始を意識していたために、実際に接敵した時にハルパライアを凌駕するステータスを手に入れていたわけですね。
わかりにくい上に説明を入れるとテンポ悪くなりそう、と省いた結果、どこにも入れ込むことが出来なくなったという例です。皆さん、真似をしないでください……。
コントもまぁ、アラドと臣下の距離が近いからこそ成せる茶番ですねw
アガールスコントとは書きましたが、クレイリア以外の人間がやったらそれはそれで顰蹙を買いそうですw
仮に紅蓮帝を巻き込んでやったら即刻処刑でしょうしね。
ちょっとでも彼らの仲の良さを楽しんでいただけたなら幸いです。
ルクスも晴れて一端の魔術師となり、鉄甲船の出航までの間に様々な知識と技術を身に着けました。
倭州横断編でもそのあたりのパワーアップした少年を見せられると思います。
ミーナの方も怠けていたわけではなく、ルクスと同じくパワーアップしておりますので(たぶん)、彼女の活躍もこうご期待!
サハ・シェーラと鎮波姫は、実はお姫様という環境が似通ってまして。
二人とも、その辺に何か親近感を覚えたんでしょうね。
鎮波姫もアラドへの感情に名前が付き、それが恋だと認識してしまった……のですが、状況が恋する乙女になることを許してはくれないので、しばらくはキャッキャウフフもお預けですね……w
サハ・シェーラともお別れして、次に再会するのはいつになるやら、と言ったところですが、急激に仲良くなった二人にも絆が芽生え、いずれ再び引き合わせるでしょう。……たぶん。
34ー1 致命の罠 1への応援コメント
蠍の毒編の最新話まで、楽しませていただました!
ルヤーピヤーシャは石造りの建造物が多い都市なのですね。山が多いとのことなので、そこで丁度良い石が採れるのでしょうね。
半島部の説明部分、興味深く読みました。さすが、作り込んでおられますね!
それに、ルヤーピヤーシャの人たちの、アガールス人を下に見ている気質などの設定が細かくて面白いです。豪華な部屋を一人ずつ用意してくれたのもそのせいかと疑いたくなるのも無理ありませんね(^^)
いいですねぇ、アラドの度胸の良さ! 紅蓮帝相手に一歩も引かない。謁見のシーン、格好良かったです!
アラスティカを創った神の意図、アラドの考え方はなるほどと思えるものでした。紅蓮帝の考えも一貫していていいですね。この会見で見解の溝が埋まらないことも現実的で好きです。ほんの少し紅蓮帝に新しい気付きを与えられたかな、という有意義な問答でした。
ジャルマンドゥは案外話しやすい人なんですね。アラドたちとのランチ。謁見の時とのギャップがよいですねぇ。この印象が覆らないとよいのですが……。
美味しいもので生き生きしているアラド、楽しそうでこっちまでニコニコしました。暗殺組織のことまで忠告してくれて、情報通なうえにいい人ですね!
いい飲みっぷり~! と思っていたら、毒!
はぁーグンケル生きてて良かったー!
しかしアラド、『異常に健康』ってw面白すぎます。生まれつきなんですね。
これは、何かありそうですねぇ。
32-2のワッソンとアラドの掛け合い、これも面白すぎました!
楽しい。倒れていたグンケルには悪いですが、このシーン、めちゃくちゃ面白かったです。
徐々にアラドと紅蓮帝の距離が近くなってきましたね。アラドの人となりが良い方向に作用しているようです。
ハハハ! カードゲームに勤しむ紅蓮帝が、だんだん彼が可愛くなってきましたよ。奥さんにも弱そうだし(奥さん勢いのある美人ですね!)。ジャルマンドゥとワッソンは良い茶飲み友達になりそうだなぁ、なんて。
アラドは普段はカードゲームで負けているんですねぇ、悪い顔をしていましたよアラド!
紅蠍メンバーにも倭州の人間がいるんですね。
彼らにも彼らなりの事情はありそうですが、さてアラドたちはどうなるか。紅蓮帝の策の裏をかいてくる気もしますが……。鎮波姫との再会も含め、どうなるか楽しみにしています(^^)/!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お話の舞台もルヤーピヤーシャの本拠地に移り、景色もだいぶ荒涼としてきました……。
緑豊かなアガールスやルヤーピヤーシャ南部とは違い、中部は結構な広さを持つ荒野と険しい山々が占める土地となっております。
さらに北へ上るとラスマルスクという雪の降る地域となっており、ルヤーピヤーシャってかなり厳しい土地柄なんですよね。
ラスマルスクが舞台になるのはまだまだ先の話ですが、その土地の旅は厳しいものになりそうですね……。
アラドと紅蓮帝の会見は、私も結構好きなシーンでして。
剣を交えない戦いのシーンとして描いたつもりであります。
アラドも紅蓮帝も、お互いに譲れないモノと信念を抱いており、それは自分個人だけに関係するわけでなく、背負う国や国民、歴史などの重みがあるからこそ、お互いに相容れず、容易く迎合するわけにもいかない。
二人とも自分の信念が正しいと思っているからこそ、相手の要求を受け入れがたい。
舌戦というのも戦として扱うのに申し分ないシーンだよなぁ、と思いながら書いておりました。
かっこよかった、と言ってもらえてうれしいです!
ジャルマンドゥは、のちに出てくるベルフヒハムとの対比として柔和な印象の人物として登場させました。
外交の場ではピリッとしていても、個人としての付き合いであれば意外と話の分かる人じゃーん、っていう感じで。
逆にベルフヒハムはバリバリのルヤーピヤーシャ至上主義の人間であり、アラドたちを強めに蔑視してくるいけ好かないヤツ、という対比が激しく出る人物として配置しております。
二人の対比でルヤーピヤーシャ人というのも一括りでないのだな、という雰囲気を感じていただければ幸いです。
グンケル……実はプロットの時点では死亡することになっておりました……。
あんまり主人公側に死人が出なさすぎか、と思って、ここで味方キャラが死亡するのもアリなのかもな……と。
ですが書いてるうちに、旅の仲間にはある程度愛着が湧いてきてしまって、さらに『ここでアガールス側に大きな損害が出ると、ルヤーピヤーシャ側としては責任を取らなければならなくなるよな』という面倒事が発生してしまうことを懸念し、グンケル、無事に生き延びました。
作者の都合がバリバリに出てしまいましたが、それでもこういう風に落ち着いて良かったな、とも思っております。
アラドの『異常に健康』はお察しの通り、『何か』ありますw
それが明かされるのはもう少し後になりますが、お楽しみにしていただければ幸いです。
アラドとワッソンの掛け合い、実はここに来るまであんまりなかったな、と思いまして。
どちらかというと、アラドと馬が合うのはグンケルの方なので、受け答えはグンケルが行い、二人の行く先が危なそうならワッソンが止める、という形で落ち着いていたので、ワッソンがアラドとガッツリ絡む機会というのは、作品上はあまりないなー、と。
そこで、グンケルが退場した機会に二人の会話をガッツリ盛ろう、と思って出来上がったのが『32 望外の釣果』でしたね。
二人の会話が盛り上がって、ちゃんとまとまった気がします。
アラドと紅蓮帝は最初の頃こそピリピリした雰囲気でしたが、アラドはまぁ、ああいう人物ですのでw
クレイリア、ひいてはアガールス国内での人気が高いのも、彼の人となりが原因になっていることが大きいので、その影響が国境をまたいでルヤーピヤーシャにまで波及してしまったわけですね。
紅蓮帝の方も即位して間もないので、色々忙しかったところに息抜きが出来て楽しかったのでしょうね。
アガールスで流行っているカードゲームなんて見るのも初めてでしょうから、興味津々だったでしょうね。
彼もまぁ、ルヤーピヤーシャ人としては一応、若い部類に入るので遊戯に興じてしまうのも無理からぬことでしょう。
奥さんに弱いというのも、そう言う『若さ』の表れの一つだと思います。
紅蓮帝もここから大事なキャラになってきますので、好きになっていただければ幸いです。
アラドがカードゲーム弱いのは、まぁ、ポーカーフェイスが弱いからですねw
太刀雄というのはスパッとした切れ味の性格を表したあだ名でありまして、自分でも腹芸が得意でない、という評価を下していますから、あの手のカードゲームは不得意なのでしょうw
それが初心者狩りが出来て、心はウキウキだったでしょうね。
……まぁ、すぐに捲られるんですけどw
紅蠍とのいざこざも実は最終局面に差し掛かっており、ルヤーピヤーシャ編も終わりが見えてきました。
今後もお付き合いいただければ幸いです。
27ー3 流浪の姫 3への応援コメント
アミュリアが颯爽としていて格好良いですね! 今後も登場の機会はありそうで楽しみです!
魔物同士の戦いは見応えがありました。
アミュリアの登場、退場シーンが水で表現されていて興味深く、印象的でした。
リュハラッシの光の環を形成する魔術式、無数の鎖への変化、このあたりの描写も分かりやすくて迫力があって、わくわくしました。
リュハラッシ、めちゃくちゃ強いですね!
まさか破幻さんの造り出した分身とは驚きました(;'∀')
あの、ちょっと中性的で雰囲気のある破幻さんが二人も存在するとは眼福(お気に入りなのです)!
ユキーネィ、書庫漁っていて捕まっちゃった!
火事場泥棒で何を探していたのかは、優秀な尋問術があるようなので明らかになりますね。自害しようとしていた彼女が死ななくて良かったですが、本当に良かったのかは分からないですね……。
さすがアシャカは強いですね。それに龍戴の魔術もすごいです。先手必勝、さすがでした。
おぉ、そしてとうとうボゥアードの正体が明らかに!
淵儀、倭州の人で地位もあり立派な人物だったのですね。
光塵の影響で人生狂わされちゃのか……。
状況がルクスとは違うでしょうが、ルクスには、ハルモやミーナがいてくれて良かったと思います。
リュハラッシが仲間になったお陰で進むべき道が明確になった様子ですね。
ルクスは残って修行、と。成長が楽しみです。
ミーナが一緒なので、精神面でも支えてくれそうですね。
鎮波姫と永常のことをキッチリとリュハラッシに脅し付きで念押しするルクス、いいですね。仄かな自信もつけてきたように思えます。
様々なことが明らかになってきて、更にどうなっていくのか今後が楽しみです!
またお邪魔します(^^)!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
アミュリアは実は、私の好みの属性をガンガン盛っておりまして……。
褐色肌、ボンキュッボン、さばさばしたお姉さん。
実際の出来上がりも結構気に入っているので、もうちょっと頻繁に登場させたいのですが、設定上、あまり上手くは動かせそうにないですね……。
次の出番はもうちょっと後になりそうです。
リュハラッシは結構なチートキャラとして設定しております。
そもそも破幻が超強い設定で、その分身キャラであるため、当然のように魔術に関してはトップレベルの強さとなっており、登場する度に他の魔術師との格の違いを見せてくれるでしょう。
気に入ってくださって、ありがたいです!
ユキーネィに関しては、まぁ良からぬことを企てた報いとも言えるのですが、神火宗の側としても蓮姫の情報は喉から手が出るほど欲しいので、あらゆる手を講じるでしょうね。
彼女が相手にしたのが、その辺の木っ端僧侶であればワンチャンあったかもしれませんが、さすがに神火宗のトップクラスの人材を二人も相手にするとなると、まぁ分が悪すぎますよね……w
逆に、それだけ神火宗も必死になってるという事でもあります。
これまでありえなかった神槍領域への侵入者。
それを許してしまった以上、完膚なきまでに叩きのめし、次に続くような悪い輩が出てこないよう、見せしめにするくらい痛めつけるでしょう。
ボゥアード、こと淵義は、光塵さえなければ普通の太守として、倭州で無難に過ごしていたでしょう。
しかしあらゆる偶然が重なり、光塵に触れ、魔術に覚醒し、そして魔王を復活させるために暗躍をし始めた。
これが彼にとって良かったのか、悪かったのかはちょっとわかりません。
倭州は常に戦乱の世をつづける修羅の巷。
その中で『平凡』というのはむしろ生き辛い特性であったと思います。
そんな彼が歴史に名を刻むような事件のかなり深いところにに関与している。
それは勇名をはせる事を是とする倭州の価値観では、ある一面で良い事なのかもしれませんね。
それがたとえ悪名であったとしても、凡百の兵として埋もれるよりはマシ、と考える人間もいると思います。
ただ、気が触れる前の淵義がどう思っていたのか、もはや知る由はありませんが。
今後はまた、神槍領域組も二手に分かれることになりまして、視点がアラドの方へと移ります。
一応、体裁としてはダブル主人公という形を取っている拙作ですので、アラドの方でも大きな事件が起こりますので、お楽しみに!
ルクスもその間に神槍領域での修行を経て、一回り大きくなって帰ってきますので!
あと、リュハラッシを脅した時のセリフ、私としても結構気に入っていまして、魔王という存在すら利用して神火宗のトップレベルの人間を脅しにかかる少年というのに、我ながら良いセリフ作ったわぁ、と思っておりましたw
今回も読んでくださり、コメントまでつけていただき、ありがとうございます!
またお時間があれば、よろしくお願いします!
22 天駆けるへの応援コメント
うわわーやっぱりエイサン……!
森になんて怪しいなぁ~と思いながら見守っていたら!
でもルクスと違って竜眼に適性はなかったようですね。
エイサンだった頃の記憶はあるのでしょうか。あったらあったでエイサンにとっては地獄ですかね。自業自得ではありますが。
ユキーネィは別行動して何か企てている気がしますね……。
もう誰も失いたくない、という鎮波姫の気持ち、胸にきますねぇ。あの時に散った白臣さんが思い出されます。故郷から遠い土地で永常を喪うなんて考えたら、辛すぎますね。
でも相手がちょっと上手ですかね(>_<。)
ルクスくんと魔王の結界の強行突破に期待します!
楽しませていただきました♪ ありがとうございます!
また時間みつけてお邪魔します(^^)/
作者からの返信
エイサンは天駆に進化した!(デデーン
竜眼の適性を持つのは相当低い確率ですからねぇ。
ルクスが奇跡的に適性を持っていただけで、そんなものを持ってる人間がその辺にホイホイいるわけもないので、エイサンは騙されて竜眼を施されたんですね……。
なんか、こういう悪役ってテンプレートではありますが、一度自作に登場させてみたい欲はありますよねw
ユキーネィのお話はまた別の機会に……。
鎮波姫の感情というのは、徐々に起伏が激しくなっているんですよね。
征流殿にいる頃には信仰の対象として、毅然とした態度で合理的な判断を下すことを求められ、実際に彼女もそうしてきたのですが、征流殿を出て、陽浪州で事件に巻き込まれ、白臣を失い、アラドと出会い、旅を続けるうちに人間らしい感情の動きが出てくるようになっています。
永常を失いたくない、というのもその一つですね。
彼女が大事な人間を失ってしまうのか否か、それは後のお楽しみに……。
読んでいただいてありがとうございました!
またお暇な時にでも、読んでいただければ幸いです!
編集済
20ー3 偽りの外套 3への応援コメント
神槍領域への道々、魔術などの説明が興味深かったです。
通行証を失くしたり、持っている者とはぐれたりすると大変なことになりそうですね。一見、通行証が無ければただの森に見える、というもの面白いです。
ルクスが、鎮波姫たちと離れるのを拒否するシーン、好きです。
アラドとの約束をしっかり守ろうとする心根が良いですね!
龍戴さんに会えて浮かれるミーナ、そんなミーナを止めずに僕がしっかりしなきゃ、なんて、ルクスくんえらいです! いや、賢いですよ。そういう時の人間って人の言うことなんて聞きませんからね笑
龍戴はルクスの様子を窺って何か気付きつつあるのかな? と思ったり……。悪い人じゃ無さそうですが。
ルクスと魔王のやり取り、そして魔王のことかと思われる封印された神代の人物、徐々に明らかになる情報が嬉しいです。
魔王はうまくルクスを誘導しましたかね。
いや、今は伝えない方が良いように私も思えましたが、さてどうなるか楽しみです。
それでもって驚いたのが、ユキーネィさん! ファナヤーラさんて人をどうにかしちゃってローブ奪っちゃいました? ルヤーピヤーシャの帝の使者の人が連れてきた人たちですよね二人って。
初登場時を探して読み返してみると、ミーナさん、初めましてのユキーネィさんに違和感を……! それ以降仲良くしていたので失念していました。さすがミーナ。ローブだったんですね。こういう伏線がしっかりしているのは楽しいですね(^^)!
でもエイサンが本物なら気付かないのはおかしいし……エイサンには男に見えてる? いや、エイサンもグルかな?……鎮波姫と永常がヤバそう!
この予想がどうなのか、続き読んできますね♪
作者からの返信
コメントありがとうございます!
通行証を失くしたりしたら、その時点でその僧侶は降格です……w
ルクスは割と『人の言う事をよく聞く子』なんですよね。
元々は自分に自信がないところもあり、判断を他人に頼ることも結構あったりします。
竜眼を得てからはしっかりとした判断基準もあるので自分で判断することもありますが、人格としての基本的な所は、やっぱり自分に自信のない子供ですから。
アラドとの約束を守るのも、そう言うところから来ているんですよね。
今後も他人の判断に頼り、固執する場面があったりなかったりしますが、それがどう転ぶかはまたのお楽しみ……。
龍戴はまぁ、普通に組織のトップとしていろんなことやってますね。
部下が表に出せないあんなことやこんなことをしているのを、それがこの世のためになるならGOサインだしたりもしてます。
それはおそらく、アガールスやルヤーピヤーシャ、倭州でも上に立つ人間がする判断としては普遍的なもので、龍戴ばかりが特別ということもないんですよね。
そう言う事をしているのが悪い人であるのか、と問われれば、私は『悪くはない』と思います。
抑戦令があるとは言え、アスラティカはまだまだ乱世ですし、清い身のままでは勢力を維持できないですから。
神槍領域の侵入者編は割といろんな大事な話が出てくるんですが、それが説明っぽくなりすぎてて、私の力不足を感じずにはいられませんね……。
もっと読みやすく、大事な設定を開示できればいいんですけどねぇ。
神代に封印された存在の話とか、竜眼の話とか、場面に動きがない会話シーンのみで突っ走るので、もうちょっとうまい事出来たんじゃないかなーと思います。
……まぁその『うまい事』の具体案は浮かびませんがw
ユキーネィとエイサンは隠れたトリックスターでして。
凄く自然に自分たちの仕事をこなしてるんですよね。
ユキーネィは今後もちょこっと出番があるので、お楽しみにしていただければ幸いです!
1-2 ルクスという少年 2への応援コメント
こんにちは。
自主企画への参加ありがとうございます。
天界が良くて、スラスラと読みやすい作品ですね。
執筆頑張ってください。
もしお時間がありましたら、是非拙作へもご訪問くださいね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
また、素敵な企画もありがとうございました!
出来るだけテンポよく、ダレない展開を気を付けておりますので、そこを褒めていただけて嬉しいです!
お互いに執筆、頑張りましょう!
貴作も読ませていただきました!
拙文ながらレビューも書きましたので、あとでご確認ください。
(お節介かとは思うのですが、『閑話休題』は『脱線していた話題を本筋に戻す』という意味です。『外伝』のような意味として扱っているのが気になったので、ここに書いておきます)
余話2-4 守り刀 4への応援コメント
ルクスとルクスの中の『魔王』との共闘が良かったです!
少し今後の危うさを感じながらも、今はルクスが連帯感を感じられて、このまま協力し合えればと願っています。
鎮波姫は、アラドのことを……!? ちょっと気になり始めているのでしょうか。どうする永常(笑)鎮波姫さまには悲願がありますし、今後どうなっていくのか心配ですね。でも姫さまとアラドは御似合いに思えます!
ミーナたちと買い物をしているアラドを見つけた鎮波姫の様子がめちゃ怖かったのですが(ルクスくんも恐怖するくらいの。あれって鎮波姫が発していた気配なのですよね? 違っていたならすみません汗)鎮波姫さまにも今後何か変化があったり?
そんな心配をしていたら、アラドからペンダントの贈り物! あぁ良かったです。鎮波姫の気持ちも安定。彼女からの短剣はアラドの元へ。
離れ離れの旅がどうなるのか、続きも楽しみです!
作者からの返信
今までは魔王の方が精神的に優位に立っており、手綱はどっちかっていうと魔王が握っていたのですが、ここに来てようやくルクスと魔王の関係が対等になりました。
普段はあまり使わないため口を使うルクスも、たぶん魔王には結構心を許しているのではないかと思いますね。
良きバディとなれればいいのですが、果たして……。
姫様とアラドの関係は、実はプロット段階から二転三転しておりまして。
いがみ合う敵国のトップ同士、なんて設定の頃もありました。
それがまぁ、まさかこんな形で落ち着くとは……創作とは一筋縄ではいかんものです。
亡国の姫を助ける王(アラドは筆頭領主だけど)というのも、割と王道な関係性だと思うので、良いところにハマったと思っております。
永常には……涙を呑んでいただいて……w
お買い物最中にルクスが見た強烈なプレッシャーは鎮波姫のモノであっております。
彼女が発する感情の炎でルクスの寿命が縮みましたね。
ただし、これを単なる『羨望』であるとするのか、『嫉妬』であるとするのかはもうちょっと後にわかるお話です。
プレゼント交換も終わり、ルヤーピヤーシャ編も折り返しを迎えようとしております。
どうか今後もお付き合いくださいませ!
16-2 還り来るもの 2への応援コメント
アラドと永常の模擬戦、二人ともの動きがよく分かって、興奮しながら観戦させていただきました!
スピードでは永常の方が上かと思いきや、アラドも驚くほどの動き。仕掛ける方の永常の思考もしっかりしていて読み応えがありました。これまでの教えをちゃんと自分のものにして冷静でいようとする永常を、つい応援してしまいましたよ。
しかしアラドはさすがの強さ。渾身の攻撃をまともに受けて立っていられるとは。
効いているのを表に出さないもの、上に立つものの資質なのかもしれませんね。
結果、二人の間の(というか永常からの)わだかまりが解けて良かったです!
と思っていたら妙な声が!?
一変、ピンチになりましたね(汗)
ああ永常が戦えない状態の今……!
鎮波姫がただ護られるだけの女性ではないのが良いですね。果敢に立ち向かおうとする気概があって好感度上がります。
ルクスが自身の魔力の解放を留まったのは、頭の中の声の助言もあったとはいえ賢明でしたね。鎮波姫が攫われ、皆から離れたことで、ルクスにも行動のチャンスがくるのか……。続きも楽しませていただきます!
作者からの返信
毎度毎度コメントありがとうございます!
荒んだ心に染み渡る……ッ!
アラドと永常のタイマン、楽しんでいただけたようで良かったです!
割と少人数の近距離戦を書くのが好きで、昔、そういうのばっかり書いていた時期があったぐらいなんですけど、今作でもボチボチそういうシーンが書けて、私は満足しておりますw
実はここに至るまでアラドと永常、どちらも実力をちゃんと描写できてないなーと思っておりまして、タイマンで二人の力量をある程度描ければ一石二鳥! となってケンカさせました。
旅の道中にあんまりイベントが起きそうもなかったし、ねじ込むならここだね! って感じで。
結果として状況は悪くなりましたが、二人ともある程度強いんだぞ! というところは表現できたかな、と思います。
鎮波姫は倭州の人間ですので、武人の気骨を持っております。
戦闘力はそれほど高くないながら、舐められたら終わりだからよォ……! という気持ちだけはあるわけですね。
まぁ、アスラティカも長い事乱世でしたから、ミーナもその辺、肝が据わっているというか、やる時ゃやる娘なので、今作にただ助けられるだけの女の子って出てこない気がしますね……?
ルクスの活躍もボチボチと増えてきますので、よろしければ今後とも拙作にお付き合い、よろしくお願いします!
14-2 奇妙な塵 2への応援コメント
白臣さんが格好良かったです! こういう老練な人物は大好きなのです。
甚八との対峙、見入ってしまいました。永常も若いながら、ちゃんと白臣の言いたいことを理解して己のすべきことを分かっている。いいですね。アガールスに来てからは、ちょっと暴走しかけていましたが、彼の置かれた立場から考えれば多少は仕方ないかなとも思います。うまく鎮波姫がいなしてくれているので、良い関係ですね。
これまでの歴史の積み重ねで西部や南部の州民の思考が固定されていて、それを覆すだけの説明は難しい……鎮波姫にとっては寝耳に水で歯痒いでしょうが、この問題はなかなか根深いでしょうね。面白いです。
アスラティカと倭州とで価値観が違うのはリアルで良いですね。そういうものだと思います。海を隔てていて物理的距離も遠いですものね。
破幻さんもちょっと中性的な感じで雰囲気のある人物ですね。好みです。魅力的な人物が多くて楽しいです。
アラドやルクスが再登場して、なんだか懐かしい気持ちになりました。それだけ鎮波姫のお話に浸っていたようです。
大きな鉄製の船も出てきて、こういう大きな建造物を目の前にするとワクワクしますね!
ルヤーピヤーシャは不思議がいっぱいで、頭環事件の影響が未だ続いているのも興味深いです。光塵が悪いことに繋がらなければ良いのですが……。
ミーナは相変わらず元気溌溂としていて周りを明るくしてくれますね。ルクスも頭の中の声について冷静に考えようとしていて、やはり賢い子です。それに、ミーナを護ろうとする強い気持ちが伝わってきました。
続きを楽しみにしていますね。
またお邪魔させていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お話とキャラクター、両面で深掘りしてくださるのは、ちょっと気恥ずかしい反面、とても嬉しいです! ありがとうございます!
倭州での出来事は鎮波姫、永常の両者にとってとても大きな出来事で、二人の運命を大きく変えるものでした。
それゆえに戸惑い、若干一人で突っ走りがちな所が見える永常というのは、彼の若さも相まって、仕方ないんだろうなぁって感じですね。
目標としていた父親が急にいなくなり、自分一人で姫様を守らなきゃならないという責任も、彼に重くのしかかるでしょうし。
色々空回ったりもするけれど、鎮波姫がストッパーになり、徐々に成長していってほしいものです……。
多くの作品で『考え方の違い』『価値観の齟齬』によって争いが発生することは多くありますが、拙作でもそれがあります。
アスラティカと倭州では物理的に距離が離れすぎていることと、連絡手段が限られることもあり、直接的な衝突はありませんが、それでも神火宗による宗教侵略などがあったり、一筋縄ではいきません。
また、アスラティカ内でもアガールスとルヤーピヤーシャの両国の考え方には深い隔たりがあり、それを埋める事が出来ずに長い期間、戦が続いていました。
価値観の違いって埋めがたいです……。
何か意思を統一できるきっかけでもあればいいんですけどねぇ。
アラド、ルクスの主人公二人に視点が戻り、舞台はルヤーピヤーシャに移りましたが、また行く先々でいろんなことが起きます。
よろしければぜひ、今後も拙作にお付き合いくださいませ。
4-2 第三の目 2への応援コメント
簡単なことではないと思っていましたが、やはり家族もハルモさんも見つかりませんでしたか。
いったい、どこに避難しているのか?
それとも、何か事情があるのか?
気になってしまいます。
そんな旅もミーナ様といると心強いですね。
明るくて、優しくて、可愛くて、最高ですから。
ミーナ様のような魅力的な女性にずっとサポートするなんて言われたら、そりゃあ赤面しますよ(^^;
このふたりの旅路、とっても興味深いです!!
作者からの返信
フレシュの人々は……全滅しました……。
この辺、ルクスやミーナの視点では決定的な証拠を見出せず、また心情的にも事実を決定づけるのも消極的なので、情報としては不確定なままで進んじゃうんですよね……。
どうにか明言しておけばよかったです……。
ミーナは全力で『魅力的なお姉さんヒロイン』を目指して描いていますので、褒められるのはとても嬉しいです!
今後もいろんな表情を見せてくれるはずですので、ご注目いただければ幸いです。
2-4 破滅から始まる 4への応援コメント
シトール様
こんばんは。
コメント失礼いたします。
瘴気の襲来、神火宗権僧の登場、魔王の半覚醒(?)、視力回復と怒涛の展開に目が離せませんね!
しかし、せっかく目が見えるようになったのに家族と会えないなんて!
なんて運命なのでしょう。
ミーナ様が傍にいてくれたことだけが救いですね。
ここから始まる二人の旅がとっても楽しみです!
この場を借りるのはどうかと思ったのですが、少しだけお許しください。
とてもとても素敵なレビュー、ありがとうございました!
深く読み取っていただけたことが分かる素敵な感想に、嬉しいやら照れるやら(^^;、
恐縮しきりでございます。
この感謝をどう伝えればいいのか……。
とにかく、心から感謝申し上げます m(__)m
作者からの返信
コメントありがとうございます!
やはりエンタメ小説を目指すからには展開に次ぐ展開をするしかないと言いますか。
起承転々転々転々転々……結みたいなのが理想ですよね。それを目指しております!
これからも転がり続ける旅ですが、見守っていただけると幸いです。
レビューに関しては私の習性みたいなものでしてw
ハートや☆のお返しに、せめてレビューを返しに行こうと思っております。
拙い感想文ではありましたが、喜んでいただけたなら幸いです。
私としても良いお話を読ませていただいて感謝しきりです。
まだまだ途中までしか読めてませんので、続きを楽しみにさせていただきます!
9-2 宗教侵略 2への応援コメント
倭州のイメージは日本ですかね? アラドが一目惚れとは、よほど好みのタイプだったようですね!
宗教による思想の支配。武力行使よりも、ある意味厄介なものですよね。
神火宗のような宗教がらみのお話を書いておられるうえで、こういう事情を出してくるあたり、よく考えられているなと感服しました。
雷覇帝が神器を破壊したのは、これのために争いが起こることを憂いたからなのでしょうか?
神火宗は自分たちのあずかり知らない神の火を求めているようですが、彼らが崇めているのは火そのものであって、それを与えてくれる神には拘らないということなのでしょうか? 神火宗の上の方が、なんだか不穏に思えてなりません(汗)
鎮波姫がこの地にやってきたことも含め、まだまだ謎が多いですね。
これから徐々に明らかになっていくのを楽しみにしています!
作者からの返信
倭州はアジア圏を広く浅くイメージした感じに出来ればいいかな、と思っておりましたが、結局中国と日本を少し摘まんだ程度のエッセンスとなっております。
私たちがイメージする『中世ヨーロッパファンタジー』というのも、実は全然中世ヨーロッパじゃないので、じゃあアジア圏も『全然中世アジアじゃない……』っていう感想のモノが出来上がっても良いよね、と。
その一環として、永常の苗字を『長谷川』ではなく『馳側』と表記し、読みを同じにしました。
これも『イメージする日本とは違うよ』という表現の一つでした。
宗教侵略の話に関しては、シヴィライゼーションというゲームで私が『厄介だなぁ』と思った要素を入れた結果になりますw
そのゲームでは自国の文明を発展させて、他の文明よりも大きな勢力となり、世界一の文明になりましょう、というシミュレーションゲームなのですが、その勝利条件の一つに『宗教で一番になろう!』というものがありまして。
対戦ゲームであるがゆえに、その勝利条件を目指して行動している敵勢力もいるんですよ。
そういう勢力と対戦した時、プレイしている間に他の文明から宗教による圧力をかけられ、自国の民が次々に他国の宗教に染められていく様を見て、対応にてんやわやした覚えがあるのです。
これがきっかけで、神火宗の宗教侵略の話を思いつきました。
実際の宗教を見ても、過去にはいろんなことがあったようですし、お話に盛り込むのは難しかったですが、挑戦して見て良かったかな、と思っています。
神の頭環事件に関しては、その真実が語られるのはだいぶ先になるかと思います……w
強大な力を持った神具を、どうして雷覇帝が破壊することを選んだのか。
それだけで一篇作れるよなぁ、なんて思いつつ、でもそれをまともに形にしたら冗長になるかもなぁ、とも考えてます。
たぶん、本作の中ではサラッと触れて終わりになると思いますが、外伝的に書けたらいいですよね。(願望
神火宗上層部の思惑やら鎮波姫の登場やら、色々慌ただしくなる拙作ですが、ぜひお付き合いください!
7-2 領主会議 2への応援コメント
こんばんは。
この度は拙作にとても詳細で丁寧なレビューを、ありがとうございました!
読んでくださっているとは思わず、思いがけない喜びをいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
7-2まで読ませていただきました。
瘴気が発生し、あの時の僧侶が再びルクスの前に現れ、どうなることかと思いましたが、まさかボゥアードが神火宗の上位階級である権僧であったとは。しかもルクスに何かを仕掛けていて、それを発動させようとしている事態に驚きました。ルクスの中でずっと別の人格がしゃべり続けていただなんて、想像しただけで気が狂いそうですね(汗)
なんとかミーナと瘴気から離脱できて良かったです。
ルクスの第三の目、面白いですね。しかも今はルクスの中にいる「魔王」と話ができる。何やら導いてくれもする。その先に何らかの狙いがあるのかもしれませんが、生き延びるという目の前の目的のためなら、その導きに乗るルクスの覚悟が潔く、好感が持てました。ミーナを護る、という目的があることは、ルクスにとっては良いのかもしれませんね。
路銀が尽きて一人で稼ごうとするルクスが、結局お金を稼ぐことができなかったエピソードが、好きです。信用されなければ手伝いも頼まれないという現実。人々にとって神火宗がどれほど浸透しているのかもよく分かりました。
子供たちを仕切っている女の子にハルモを重ねるルクスが、切なかったです。
ミーナとルクスはよく支え合っていますね。ミーナが悪夢を見たルクスを慰める時の言葉も、いいですね。
魔術に関しても興味深く読ませていただいています。声による詠唱に加え、動作や踊りでもって籠める魔力を強くして魔術を使うのは面白いです。ベルディリーの天候操作魔術の威力はすごいですね。怪鳥の大きさにもびっくりしましたが!
長々と書いてしまってすみません(汗)
続きも楽しませていただきますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
私はハートやレビュー、コメントのお返しに、拙文ながらレビューを返しに行く習性を持っておりましてw
お礼を頂くなんてとんでもない! こちらがお礼としてレビューしに行っているだけなので、お気になさらず!
各お話に関しての感想もありがとうございます!
ルクスとミーナのドタバタ珍道中も、一旦は魔物事件編で落ち着きますので、今回で楽しんでいただけると幸いですw
特に余話のルクスとミーナの件は個人的にも結構お気に入りでして、良いおねショタ出来たんじゃないかな、と自賛しております。
今後も旅を通して二人は絆を深めつつ、事件を探っていくことになりますので、どうかそれを見守っていただけたらな、と思います。
魔術に関してですが、魔力は声という『音』ではなく『言葉』に宿るという考え方をした時に、手話やジェスチャーでも『言葉』になるような? との考えから発展したものですね。
世に出ている他作品でも魔法陣やスクロールなど、音ではない媒体を使用して魔術が行使できるなら、重要なのはどちらかと言えば文字、ないしは文字が表現している内容ではないか、と。
そんなことをいろいろ考えてたら、手話とかジェスチャーでもいけるでしょ! と謎のポジティブ思考が発揮され、今作の設定と相成りました。
勢い任せな所はありましたが、案外突拍子もない話ではないかな、と思っておりますw
ありがたい感想、心に染み入ります。
是非、今後とも拙作にお付き合いください!
1-2 ルクスという少年 2への応援コメント
初めまして。保紫といいます。
プロローグからとても興味を惹かれるお話でした。
謎の僧侶がルクスを盲目に……これが何を意味するのか、非常に興味深いです。
ルクスも盲目になりながらも腐りきらずに生きており、ものの考え方に賢さを感じます。ミーナは若くて正義感のある良心的な僧侶のようですね。ルクスの幼馴染のハルモは明るくて元気いっぱい。お手製の車椅子でルクスを連れて丘を上っていく際は少しハラハラしましたが、心根の優しい少女のようです。
続きも楽しませていただきますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
キャラの深堀り、ありがとうございます。
ちょっとしか出番のないキャラクターにも、ちょっとしたアクセントをつけて印象に残ったらいいなぁ、と考えているので、深掘りしてくださるのは本当にありがたいです!
今後もレギュラーもポッと出のキャラもボチボチ出てくるので、そちらもお楽しみいただければ幸いです!
3-2 旅は道連れ 2への応援コメント
無事でよかった……としか言えないのですが。
ミーナさんの勇気と責任感の強さには脱帽します。
そうは思ったって、普通は立ち向かえないですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ミーナの行動に関しては、過去の体験から来る献身性が大きく関わって来ています。過去の体験については後々語られるのですが。
特にルクスに関することとあれば、その献身性は強く発揮され、時に無謀ともとれる行動に至るわけですね。
結果として良く転がっているうちは良いのですが、それが反転した時が怖いですよねぇ。
5-3 対抗する手段 3への応援コメント
ボゥアードに埋め込まれた魔王の魂(?)、意外といい人、というと変ですが、子供であるルクスを見守ってきた感じがします。
ボゥアードによってルクスの身体に埋め込まれ、10年間一緒に過ごしてきたという感じかなと理解。
でもなぜルクスがその「器」に選ばれたのか・・・。
え~、ハルモちゃん含め全員絶滅ですか! ショックー。じゃ、ミーナさんが正ヒロインなんですね。かなり詰めが甘いけど、運と気合で乗り切っちゃうタイプで、かわいくもありますね!
作者からの返信
魔王は意外と良い人なんですよw
もちろん、魔王にとっても利があるために良い人をやってるんですが、ルクスにとっては『もう一人の僕!』的な存在なのかもしれません。
十年間の絆もありますしね……!
ミーナがどこか抜けてるのは、本当に私の好みの問題でしてw
そういうお姉さんキャラがとんでもなく好きなんですよ。
しっかりした面もちゃんと持ち合わせてるのに、どこかで間抜けな面もある。
そういうギャップにときめくんですよねぇ……。
4-2 第三の目 2への応援コメント
おお、これはいい姉ショタ! と思ってしまってすみません💦
額に魔眼・・・! いいですねぇ、写楽くんみたいでかっこいい(ネタが古すぎ・・・三つ目が通るです)
もとから出てくるはずだった魔眼を封じたのか、それともボゥアードが埋め込んだのか、どちらなんだろう・・・。
馬軍領域は現実の教皇領みたいな感じかな。
作者からの返信
年上ヒロインが……好きなんスよねぇ……。(しみじみ
ルクスとミーナのイチャイチャは余話1でも見られますので、そちらもぜひ……。
額に魔眼は収まりが良すぎて、様々な媒体で見る事が出来ますよね。
私も最初に見たのは三つ目が通るだった気がしますw
でも、印象が強いのは『邪眼の力をなめるなよッ!』の飛影の方ですかねw
彼は最初、ヒャクメ鬼みたいな姿になってましたけどw
馬軍領域は神火宗アガールス支部の本部、みたいな感じですかね。
神火宗の総本山はルヤーピヤーシャという、アガールスの隣国に存在しており、顕世権僧もそちらの総本山である神槍領域と呼ばれる場所にいます。
ルクスたちもこれから向かうことになりますので、そちらもご期待ください。
3-2 旅は道連れ 2への応援コメント
コメントに返信ありがとうございます。
やっぱりハルモちゃんはヒロインだったんですね。登場の仕方から正ヒロインだろうと思ったし、しかも元気で無茶をする子で夢いっぱいで好みのタイプのヒロインでした。
この難民キャンプで再会できたらいいのになあ。家族はいいわ(また言った)。
魔法を放ったのはそりゃルクスだろ、と思っていたら、彼はまだ眠っていたのですね。
眠ったまま夢遊病のようにミーナを助ける魔法弾を放ったとか――?
作者からの返信
ハルモはヒロインとしての風格を得てほしいキャラクターではありました。
でもそれは、ルクスの喪失を煽るために強い輝きを持ってほしかったという一面があります。
ぶっちゃけますが、フレシュの村の人間は全滅しています。一人残らず。
二章の章タイトル『破滅から始まる』というのはそういう意味合いから来たものでした……。
魔法を放った謎の人物は、まぁ……追い追い、というには遠すぎる未来に判明する予定です。
3ー1 旅は道連れ 1への応援コメント
ここまでの段階だと、神火宗そのものが、ちょっと得体が知れないところがあるんですよね。ミーナ個人は信用できるし、聖職者の鑑となる人柄だと思うけれど。
神火宗は一枚岩なのか? 内部の権力争いなどないのか? 全容が見えず色々推理しています。
作者からの返信
神火宗はまぁきな臭い集団ではあります。
一応慈善事業を行っている団体で、民衆からの支持もあり、アガールスでは領と呼べるほどの敷地を領域として確保し、自治権を得る……。
日本でも戦国時代にはお寺が一大勢力となる事があったらしいですから、それと同じような感じですね。
ただし、ミーナのようにしっかりと聖職者をしている人間も多くいるので、全部を全部恨まないでほしいなぁ、といった気持ちですねw
2-4 破滅から始まる 4への応援コメント
ボゥアードは魔王復活をもくろんでいたのでしょうか・・・
でもルクスはその「器」ではなかったと。だけど魔王の力を使えるようになったのでしょうね。
ハルモちゃんがどうなったかだけ気になります。ルクスを捨てた親兄弟はどうでもいいかな(苦笑
しばらくはミーナさんとの旅路になりそうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ハルモはヒロインの風格を持つキャラクターにしたかったので、気にしていただけて嬉しいです! どうなったのかは、ちょっと明言できませんけど……w
ルクスとミーナの付き合いは長ぁ~くなりますので、お暇でしたら二人の旅路を見守っていただけると幸いです。
1ー1 ルクスという少年 1への応援コメント
プロローグの僧侶は良い人なのか悪い人なのか!?
良い人っぽいけどなあ・・・だとしたらルクスの目がひらいたときに救い主になる魔法をかけたとか?
閉じたままひらかないというと、目の中に何か封じられていそう。
それにしても光を失った少年の名が「ルクス」は、何かを示唆している気がします!
(実は・・・『皇女、神帝になる』のレビュータイトルが『the march of the black queen』だったので、もしやクイーンをお好きな作者様!? と興味を惹かれてやって参りました。特に音楽関係の話を書かれる作者様ではないようですし、勝手な思い込みでしたらごめんなさい💦)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
プロローグの僧侶は良い人なのか悪い人なのか、それは後々判明することだとして、少年の人生を捻じ曲げた事だけは確かです。
視力を失ったルクスとその家族が、健全でなくなったという結果だけ見れば悪人であったかもしれませんね。
ただ、今後の展開によっては……?
ルクスの名前が照度を意味する単語であったのは、メタ的な皮肉ではあります。
ただ、今作では現実で使われる外国語は出来るだけ排除しようと考えてたりしますので、メタ的な意味以上の理由はなかったりします……w
また『the march of the black queen』の事ですが、クイーンの楽曲であることはもちろん知っていましたが、私が先にその英文と出会ったのは『伝説のオウガバトル』というゲームのサブタイトルでして、個人的にはそちらの印象が強かったです。
そちらのゲームで登場する『黒き女王』にも思惑があって……という感じでしたので、ワケあって悪女となる作品にもピッタリかなぁ……と。
クイーンを含め、洋楽に関しては超がつくほどの有名な曲くらいしか知らないニワカなので、そちらにご期待していただいたのであれば、申し訳ない……。
2-3 破滅から始まる 3への応援コメント
魔物……特徴をまとめるとコボルトみたいな感じでしょうか……?
武器を扱えるほど知能が高いとは、厄介ですね。
作者からの返信
獣人をはじめ、登場する魔物にはモチーフになっているモンスターがいます。
獣人もコボルトだけではなく、ゴブリンや餓鬼などいろんな要素を混ぜたり、もしくは引いたりしております。
まぁ……八割がたコボルトですねw
これまでに生み出されたモンスターのわかりやすさを凌駕するのは、私では到底無理なので、せめて呼び方だけでも変えて差別化を図ろう、という浅知恵でございます……。
1-2 ルクスという少年 2への応援コメント
コメント失礼致します。
最初の方で魔物の話が出て来ていたので、フラグだなとは思っていたのですが、本当に魔物が出て来ましたね……!!北では無く西から来たという事は、他の場所でも魔物が沢山発生していそうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
あんなおいしいフラグは、創作者として見過ごすわけにはいかないのです。
……まぁ、フラグを立てたのも自分なのですがw
魔物や瘴気の発生には原因がありますので、他の場所で魔物が発生しているのか否かというのは……お楽しみに!
2-2 破滅から始まる 2への応援コメント
ミーナ大好きです。スリネイは今のところ意思の弱さが見え隠れしていますが、今後の心の機微が気になりますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます! ミーナはルクスのヒロインとして魅力的に描こうとしているので、気に入っていただけたなら幸いです!
ですがスリネイは……。
ほ、他にも女性キャラは幾人も出てくるので、そちらにご期待いただければな、と思います!
プロローグへの応援コメント
もうすでにかっこよさが滲み出てます!
楽しみです!
作者からの返信
ありがとうございます!
ぜひぜひ続きもご覧になっていってくださいねぇ。