第8話 「終焉...?」

ヤンデレは、どこまでも追っかけてくる。

もう嫌だ。

もういっそ俺は...死んじまえばいいんだ。

夕日の光が輝いている。そんなものはもう見れない。

もう死ぬ覚悟は決まっている。

もう...おしまいだ...そう思っていた次の瞬間、



どかあああああんんんん



後ろで爆発音が起きた。いったい何事だ。

柏は実は超ビビり。爆発音で手を離してしまった。

琉斗はまだチャンスはあると思い、爆発音のした方に向かった。


そこには、死んだはずの親友、拓海がいた。

琉斗は言った。


「...拓海?...拓海なのか...?もう...死んだはずじゃ...」


「あっはっは!死んでるわけないよ!忘れたの?あそっか、琉斗への"ドッキリ"だから、知ってるわけないか!」


「...は?」


俺は予想外の結末に戸惑い、柏の方を見た。

すると、柏は言った。


「ドッキリ大成功~!」


ドッキリ?は?え、ちょっと待って、めっちゃ予想外。

もうこのまま死ぬって思ってたんだが。

琉斗はあまりのパニックに倒れた。


「琉斗おおおおお!」




ヤンデレ女子高校生にずっと見られています。

END...?



「ふふふ...ま、考えたのは"僕"だから♪」

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