☆ネットは中華創作の宝物庫


 そこのあなた! そう、今このエッセイを読んでいるあなたです。

 中華創作はお好きですか?(唐突)


 ん? もう創作している? もしや中華創作強者? それとも、今からする予定?

 どちらでも構いません。そんなあなたにお聞きしたいことがあります。

 中華創作に必要な資料、情報とかって、どうやって集めてますか?




 このエッセイ、もちろん中国アニメに興味がある方はもちろん、少なからず中華創作がしたいという方にも読んでいただいているのではと思っています(だよね?)

 でも古代中国についての資料って、とにかく日本語で書かれたものが少ない。

 しかも資料とか高くて買えないし、そもそも自分が知りたい情報が載っているかもわからない……。


 私も学生の身なので、資料は高くて手が出せてません。

 お金は主に小説や参考書、論文等に使っちゃうのですっからかん。

 中華創作ばっかりしてるけど、実は家にこれといった資料はひとつもないんです。


 じゃ、私がどうやって中華創作に関する情報を集めているかと言うと、ネットしかないんですよね。

 それも中国の(一応言っておきますけど安全ですよ)

 世界はグローバル化しているんです。ネットもじゃんじゃん有効活用していきましょう!


 っていうことで、ここで私が愛用している中国のサイトをご紹介。

 さすがに全部は言えないのでいくつか選んでご紹介します。

 私が長年愛用しているサイトなので安全だと思うけど、現在中国のサイトは危ないとかなんとか言われているようなので、実際に見るか見ないかは皆様におまかせします。



 ①数字多宝阁(https://www.dpm.org.cn/shuziduobaoge.html)

 北京を代表する博物館「故宮博物院」が直々に運営しているサイト。なんと中国の国宝がすべて3Dで見れる。ヤバすぎる。これほんとに無料で見ていいの??

 金銀器、青銅器、文具、珐琅器など種類もたくさん。故宮なので紫禁城に収められた国宝を中心に、さまざまな時代の宝物とおさわりできる。

 中国語の説明書きはちょびっとあるけど、ほとんど文字がないので中国語読めなくても全然使える。私はイラストの作画資料とかを集めるために使用しています。


 ②国风网(https://www.zhongguofeng.com/)

 中国全土に存在する「古風要素」を持つものを集めたサイト。風水、文化、建築、装飾、家具、服装……など種類がめちゃめちゃ豊富。①は博物館に展示されているものだけだけど、こちらは展示物のみならず中国文化に関しての情報もたくさん載っている。

 説明も詳しく書かれているので、小説を書くならこっちのほうが実用的かも。魔翻訳でもたぶんいけると思う。


 ③书格(https://new.shuge.org/)

 古代に書かれた書物を中心にまとめたサイト。諸子百家から絵画まで、幅広い書物を原文で見ることができる。もちろん現代語訳(中国語だけど)や解説も丁寧につけられている。

 小説内の固有名詞など、ネーミングや引用などによく使っているサイト。

 魔翻訳できるか怪しいところ。かなり上級者向け。



 この三つをよく使っています。

 他にも、中国全土の妖怪・神仙だけをまとめたサイトや中国名ネーミングサイトなども。

 作品によって調べることが違ってくれば使うサイトも異なってきます。


 中華創作をするのなら、本土の情報を集めてくるのが一番だと思っています。

 だけど何も、現地に赴く必要はないと思う。今、ビザめっちゃ取りにくいし(体験談)

 なので中華創作をしようと思っている方は一度中国のサイトも見てみるのをおすすめします。



 それでは、皆様も良き中華創作ライフを。



 (記:2023/06/11)


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