第6話_(数年前)の出会い

浅葱少年との対面は彼の師匠にも辺る顔馴染みからの紹介だった。彼は凄腕の〈名探偵〉

で〈時を戻る力〉と〈身を隠す力〉を持っておりとある特異点でのみ〈時を進む力〉が発動するという得意体質であった。彼との最初はある友人を介しての出来事だったのだが、

その友人も又〈力〉を持ちその力は己の

「研究」に役立つという事で本人は喜んでいた。〈力と研究〉_

彼の力は〈パンドラの箱〉と言って研究にもってこいの力であるが詳細については教える事が出来ないのが心苦しい……。

浅葱少年は最初、その友人が研究するある一部の施設の研究員の夫婦の子でその友人がなくなる、つまり物心付くまで育てその〈師匠〉であり〈父〉になる存在の人に預けた。

俺には内緒で……と長々と語ってしまった。

これ以上は又後日としよう。


少年である浅葱は困っていた。何故かと言うと、師匠として見始めた己の養父ちちは自分を子から弟子へと変えたくはなかったそうだ……。理由はわからない。然し、探偵という職業柄狙われる事があるのは身近を見て実感をしている。どうしたら、ちちから

師匠と呼ぶ事を許して貰えるだろうかと……

黙々と考える日々が続いた…。


〈後書き〉

今回は会話無しの文ですが、

過去編というのは苦手な物でして……

まだまだ未熟な私の小説を見て下さりありがとうございます。

〈人物紹介〉

三笠栄治みさかえいじ

この時は若き警視総監。自ら現場へ赴く為に

権利を行使して〈捜査一課〉所属の刑事としての顔を創り現場に居るが浅葱少年の師匠に見破られ底から顔馴染みに。友人を介してその夫婦が少年を預けた事を知ったのは友人の死後(ハチャメチャだったのだ、仕方ない)


浅葱少年(当時)

まだまだ未熟で〈ちち〉から〈師匠〉呼びと弟子入りを許されていない。先に〈アニ〉と呼べる〈兄弟子〉立場の人とは仲が良好。

〈ちち〉の友人が気になるこの頃。

親の記憶は余りなく師匠が本当のちちでは無い事以外知らない(当時)


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