全天を覆す壮大な虹の一幕。そして、全てを意に介さないタマオシコガネの実存のたくましさ。観客であるわたしは、思うこと、感じることの戯れを否定され、「おまえは、確かにそこにいるのか？」と問われているように感じます。

ページ全体が素敵ですけど、

「天末線(スカイライン)」
このひと言に魅了されてしまう。

今日１詩から順番に読み直したのですが、本当にため息が出ました。言の葉の一つ一つが、呼吸をして、楽しそうに、愛しそうに自然と戯れ、言葉として生きている喜びを謳っている。そこにある時刻（とき）は、止まっているのではなく、浪費されるものでもなく、いつも生まれ変わり続ける時刻です。実は毎回コメントしたい衝動に駆られるのですが、邪魔くさいだけだろうし、なにより自分の感動を顕わすだけの語彙がないのです。これからも、純粋に感動させてもらいます。

とても美しい…。闇も教えてくれるのが、本当の光ですね。

とても好きな詩空間です。夢路に行ける人と、夢を夢としてしか見れない人、でも夢は、後者を前者にできる奇跡を起こしてくれる。気づくことを大切にすれば。それにしても、☆は１人３個しか打てないのが残念。せめて掛け声だけ「☆三っつ！」って座布団かい！

冒頭の「夢はひとところで　静かであった」この一文に、深い世界を感じました。