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  • 3-3.への応援コメント

    「自分の小説のどこをどう直したらいいかみんなで意見交換してみようpart2」企画参加ありがとうございます。ここまで読みました。

    1)どこまですんなり読めたか
    わりと文章の雰囲気は好きですし、誤字はさておき描写力、筆力も凄く丁寧でとても気合いを入れて書かれた事が伝わってきます。その上で……第一話から状況把握をするためにものすごく頭を使わされる。

    2)どうしたらいい感じになりそうか
    多くの方が良くやってしまう失敗なのですが、「作者の想い入れのある感情を揺らされる強烈なシーン」を、「初手から」「何にも作品の事を知らない思い入れもない読者にぶつける」という流れです。この流れは、作品に感情移入する前にはじき出されやすい。

    恋愛小説なら、恋愛に至る前のキャラクターの立ち位置。関係性の明確化。どんな関係からなのかをなるべく早い時点で分かるように描き、読者からキャラの恋を応援させる気持ちにさせるのが王道かなと。

    「主人公とヒロインがくっつきました。くっついた理由をこれから説明します。なお叙述トリック(キャラの取違い)があるのでこの話のジャンルはミステリーです。売り文句は”逆回転”」「読めばわかる」は非常に敷居が高い殿様商売です。

    なお私は1~3話を見てからエンディングを見て種明かしを確認してからまた少しだけ読み進めました。

    文章のクオリティはあるので、よくあるアドバイス「タイトルとあらすじで読者を惹きつけよう」を意識するとぐっと集客できるかなと。

    3)作品の強みと弱みは
    恋愛をテーマにした話できちんと完結していることは大きな武器です。よっぽどの思い入れと計画性を持って書かれたのだと思います。
    一方で、見ず知らずの読者が最初から最後まで精読してくれることに期待しすぎていると感じました。読ませるためには「面白そう」「最初から最後まで集中して読むに値する見返りがある」という期待感を抱かせるための取っ掛かりが要ります。

    作者からの返信

    鶴屋さん

    お読みいただきありがとうございます。
    また、企画の場を設けていただき、ご感想もいただき大変感謝です。
    いただいたフィードバックを元にリライトに活かしたいと思います。


  • 編集済

    プロローグへの応援コメント

    面白かったです。
    恋愛モノは基本的に好んで読まないのですが、タイトルと、叙述トリックというキーワードに惹かれて拝見させていただきました。
    そういう意味ではあまりピュアな読み手ではないことをご容赦ください。

    時系列を遡って物語が収束していく発想と、そのチャレンジ精神はとても良く、魅力的に感じました。
    ただ、最初から叙述トリックだぞ、と身構えて(あちこち疑って)読んでいたこともあり、最序盤から構造を理解するのに少々苦労しました。

    どうすればもっと良くなるのか──。
    正直これはこれで完成しているので、このままで良い気もしますが、自分好みにアレンジするとすれば、もうちょっと複雑さを緩和した方が間口は広がるように思います。

    パッと思いつくのは時系列をより分かり易く提示することでしょうか。
    逆回転することはタイトルで半分明かされているので、そこは叙述的に目くらまししたい要素ではないのだと推測します。
    だとすれば、物語の要所要所で「今が何年生のどの季節か」を分かり易く明示してあげても良い気がします(章タイトルに「高2夏」とか、明け透けに掲げても良いかも)。

    それと叙述トリックというのは「こうだと思って読んでたのに、実はこうとも取れる描写だった」と気付くところにカタルシスが生まれる手法だと思うのですが、本作の場合、最初の「こうだと思わせたい」というオモテ側の作者の意図が分かりづらいように感じました。
    だからこう直したら?という提示ができれば良いのですが、生憎と自分ではそれが思い浮かびません。
    前述の、時系列を分かり易く、というのと同じく、前半はできるだけ前提条件を飲み込み易くするように複雑化させないようにすることぐらいですかねぇ、自分が言えるのは。
    もう一つ例を挙げると、姉妹を見分けるアイコンとして読者が最初に目印にするのは眼鏡の有無だと思うのですが、演劇脚本担当の銀縁眼鏡の子とダブるので余計な脳内負荷になっている気がします。そっちの子は、おさげ髪とか、パーカー姿とか、別のアイコンを用意してはどうでしょう。
    親友ポジの日向も、確かに、エッそうだったの?という驚きはありましたが、結局物語上の役割として親友ポジでしかないため、どちらであろうと物語の見方が劇的に変わることはありませんよね? 読者に注目して欲しい焦点がブレてしまうので、いっそ(彼女の叙述的なボカしは)省いても良い気がします。

    あと、これは大分細かい話ですが、葉月の眼鏡に度が入っていない点については姉妹の会話で明かされ桜が知らなかったという反応をしますが、少し無理があると思います(双子なら特に、今の視力いくつなの?ぐらいの会話はあると思うので)。
    眼鏡についてはむしろ、葵に気付かせると、彼に二人の入れ替わりに関する疑いを強めるためのギミックとして使えそうなのに勿体ないなあ、などと思って読んでいました。
    そういう話の筋立て(プロット)も含めて、優れた題材を活かすための推敲や校正はもっと頑張れるのではないかと思います。

    えー、長々と取り留めもなくすみません。ズケズケとした物言い、不快に思われましたら申し訳ない。
    コメントの方は、気兼ねなく削除していただいて構いません。

    作者からの返信

    >鷲賀祖舘夕さん

    最後までお読みいただき、丁寧なご感想までいただき、ありがとうございます。
    また、改善案のご提示までいただき、非常に助かります。

    いただいた意見は真摯に受け止め、作品のブラッシュアップの参考にさせていただきます。

    一点のみ補足というか、
    >なぜ日向が女子というのをボカしていたという点について。

    これは、感想をいただいた時点でうまくいってないんだなと知ることができたので非常に有益なご意見だったのですが、狙いとしては「葵×桜」の恋と見せかけて実は「葵×葉月」の恋だったというミスリードを補強するために、「日向を男と思わせる&葉月と日向が良い感じ」というセンテンスを入れたかったんです。
    (狙い通りにいってないということは、ちょっと示唆として弱かったですね改めて見直しても)

    >不快に思われましたら申し訳ない
    不快な気持ちは一ミリも感じなかったのでお気になさらず(むしろここまで言ってくださる方は稀なんで感激しました。改めてですが、ありがとうございます

  • 6-5.への応援コメント

    >反脱ぎの状態

    「半脱ぎ」では?


  • 編集済

    6-2.への応援コメント

    >私の心はゆったりと緩慢していった。

    詩的表現と言い切ってしまえばそうかもしれませんが、普通は「緩慢する」という使い方はしないので再考の余地ありかと。
    「ゆったりと」とも意味が重複するので、「緩慢」は省いて、「ゆったりとほどけていった」ぐらいが妥当でしょうか?

  • 2-4.への応援コメント

    >残された僕たちは並んでき歩き出し、

    「並んで歩き出し」では?

  • 2-2.への応援コメント

    >「役不足かもしれないけど、精一杯、がんばります」

    「役不足」は誤用の代表例ですね。
    謙遜の意味で使う場合には「力不足」だと思います(あるいは、「不相応な役」などで言い換え)。
    もし、この後の伏線とかだったらすみません。