第14話 年収を教えてください

 ねぇ。

 自分の年収を、他人に聞く?(@_@)



 扶養控除の申告をする時に、見積もりの年収を入れる欄がある。

 申告をしたことがある方なら、ご存じだとは思うけれど。

 その、年収をね。

 聞いてくる人がいるんですよ。


「わたしの年収はいくらでしょう?」

「ここに入れる金額を教えてください」


 ・・・・自分で計算せいっ!


 だいたい、概算の年収の計算方法は、情報掲示板でご案内しているのです。

 今時点では、年収なんて確定しませんからね。

 なのに。

 自分で計算もせずに、聞いてくるんですよ。


 人事に。


 申し訳ないけど、わたしの感覚では、とても理解ができませんよ・・・・


 あんた自分の年収も知らない訳っ?!

 分からんのなら、計算もしたくないんなら、昨年の年収でも入れておきやがれっ!


 って思います。


 ・・・・もちろん、このまま答えることはできませんけど・・・・(T_T)


 我らが代わりに計算してあげて、答えてあげることはもちろんできますけど。

 よっぽどの事が無い限り、それはしません。

 まずは、情報掲示板でご案内している計算方法を、そのままメールに貼り付けて返信します。


 それで引き下がれば、まだ良し。


「これは見ました。分からないから聞いてるんですけど」


 って人も、少なからず。

 なんなら


「僕の給与明細を添付するので、見てみて貰えますか?」


 とか、平気で言ってくる輩も。


 いらんわっ!

 お前の給与明細くらい、こっちで全部見られるっちゅーねんっ!

 つーか、これだけ丁寧に書いてあるのに、何故分からんのだっ?!


 と呆れつつ。

 必要な金額だけメールに記載して、「これを全部足した金額です」と返信。


 足し算くらいできるだろ。

 就学前の児童じゃあるまいし。



 しかし。

 自分の年収知らないで働いてるの・・・・?

 しかもきっと、そんなん聞いてくる人って、なんでこの年収の入力が必要なのかも、分かってないよね。

 分かってれば、微妙な金額でもない限り、ある程度はテキトーな金額でOKだって事が、分かるはずだから。


 自分の年収なんか知らないでも、きっと何にも困らない人なんだろうな。

 あー、うらやまし~っ!

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