二つの異能の一族の流れを汲む主人公の起死回生から始まる物語

陽術師という異能の二つの対立する一族両方の血を引く主人公が、瀕死の状態から生還すると「鬼」を名乗る謎の存在が身体に棲み着いたことから、それまで使えていた術が使えなくなり、かつての弟弟子との再会によって主人公が新たな戦い方を模索するというバトルもの。トナンとバンカの争いがどのようなものなのか、洋祐と静の過去がどのようなものだったのか、「鬼」はどんな目的で洋祐の身体に取り憑いたのかなど、今後どのように謎が展開していくかが気になります。また、静は洋祐が自分の兄弟子だからという理由だけでバディになったようには見えないので、洋祐と静の関係がどのようになっていくのかも楽しみです。