第7話 お預け

 本格的になってきたな。

 伊澄とネコ先生によってサボらされた日から、一週間ほど経った。今日まで、誰も俺の

ジャマをしなかった。……学校では。

 家には伊澄がいて毎日のようにちょっかいかけてくる。そして驚くことに、日曜に伊澄とゲーセンに言ったのをネコ先生に見られていたようで、喫茶でパフェを奢らされた。

 教師としてどうなんだ! されるがままに奢った俺も俺だが。

 まぁそれはいいとして……本格的になったのは、青柳さんだ。

 あの日以降絡んでこなかった青柳さんが、昨日から元に戻ってきている。あの部屋……否、ネコ部の部室周辺を徘徊したり、俺の席を睨んできたり……なぜかチョコを投げつけてきたり。

 

「……よし」

「よし? 各務原くん、どうしたの?」

「覚悟が決まった」


 青柳さんは、ちょっかいかけてきてはいるものの、話しかけようとはしてこない。俺も、自分から話しかけにはいかない。

 だから、覚悟を決めた。この部屋の存在を、青柳さんにバラす。


「えぇ〜? そんなことしても、一緒にお昼とかはできないと思うよ。忘れてるかもしれないけど、青柳さんって彼氏いるからね?」


 忘れて……ねーよ。頭の隅の小さな小さな空間に転がっていただけで、限りなく"忘れてる"に近い"覚えてる"だ。


「いいんだよ。ただ、教えてやりたい」


 お、ちょうど来たみたいだ。

 最初に来た日以外は、室内にまでは入ってこなかった。俺が伊澄の学校に行った日も、三枝がどうにかやり過ごしたらしい。

 だが、ドアの前に来て盗み聞きはしているようだ。まぁ、ドアの前に立って、誰かいるのか確かめている感じだ。


「「…………」」


 覚悟を決めたと言ったが、やはりバレないように静かにしてしまう。しかも、念のために前と同じ場所に隠れている。

 

「(覚悟を決めた、が疑われるね)」

「(……やっぱやーめた)」


 略奪愛とか……一般的な男子高校生の俺には荷が重すぎる。意気地なしと言うならば、どうぞけなしてください! Mじゃねーからな!


「(戻ったか?)」

「(多分そうじゃないかな)」


 三枝とどうするか話し合っていると、急にガラッとドアが開いた。その……わかってはいるが、青柳さんが入ってきたのだ。


「ねぇ、出てきてくれない?」


 俺たちがここにいることは、既に承知しているらしい。あの日ここにいたのを見られてなければ、ここがバレることはなかったのだろうか? もっと慎重に動けばよかった。


「(どうするの? 僕は各務原くんに任せるよ。どっちでもいいし)」


 おい、最後のは理不尽だろ。俺に全部押し付けるなよ。

 なんてことを考えているのと同時に、俺はこれからどうするかも考えていた。……同時に二つのこと考えれるって、俺すげーな。

 ここで俺たちが出ていった場合、どうなるだろうか。なんとなく予想はついている。最近話してなかったから気まずくなるだろう。

 話したことない人と話すのはいいんだが、前まで普通に話してた人と話さなくなると、なんとなく気まずくなる。さっきも言ったが、貶すなら貶せ! 

 次、出ていかなかった場合。もし探されでもしたら秒で終わる。部室と言えども、教室ほどの広さはないし、むしろ、段ボールがなければ即バレだ。

 結論は出ている。


「(……隠れるぞ)」

「(わかりました〜)」


 やっぱ怖い! 

 探されれば終わりだよ、うん。そんなことはわかってるよ、うん。

 だからなんだよ! 怖いんだよ! 考えてもみろよ! 隠れてんのに出て行くとか……なんか怖いだろ! 恥ずかしいだろ!


「ねぇ!」


 おぉ。この間から、俺の青柳さんへのイメージがどんどん崩壊していってる気がする。冷静系お嬢様から、赤ちゃんみたいになってる気がする。いや、赤ちゃんは言い過ぎか。

ワガママと言ったところだな。


「本当に、本当に! いないの?」


 よーし、ここだ。ここで青柳さんが俺たちを探せば、一番最悪な展開が訪れる。実際、それが一番怖いんだが……さっきは後回しにしたくて仕方なかった! 後先考えるとか、全然できなかった!


「(探されたらアウトだよ? いっそのこと、窓から逃げちゃう?)」

「(音でバレる)」


 一応冷静を装って三枝には言ったが、心臓バックバクでマジヤバい。かなり誇張すると、心音で鼓膜こまく破れそうなくらいだ。


「いない、のね」


 そう言って、青柳さんは部屋から出ていった。顔は見えなかったが、なんとなく、落ち込んでいるように見えた。

 自惚れと言われれば反論しようがない。俺だって、完全にそんなことを思っているわけではない。三枝が言った通り、青柳さんには彼氏がいるんだから。


「一度でいいから、僕も女の子に追われてみたいものだよ」

「お前なら、それくらいできるだろ。かなり人気あるんだから」


 見た目も——俺の隣にいるせいで、周りの女子の視線が俺に向いたりはするが——それなりに良い方のはずだ。男の俺がこんなこと言うのも気持ち悪いが、カッコいい……悪い、やっぱり気持ち悪いから言いたくない。


「いやだなぁ、冗談だよ。彼女とかつくる気ないからね、僕は。友達多いし、彼女に後ろから刺されるのとか嫌だからね」


 そっちの方が冗談だろ。

 とか思っていると……ガタッとドアが開いた。

 誰か、だって? そんなの決まってるじゃないか。青柳さんだ。


「「「…………」」」


 うん、まぁ気まずくなるよね!

 この間は部屋の前で待機している可能性も考えついたのだが、今日はダメだった。忘れていたというわけではなく、怖かったから、そこまで考えが及ばなかった。


「「「…………」」」


 それでどうすんの、この状況⁉︎ かなり気まずいよ⁉︎ 動いたら攻撃されるくらいの緊張感になってきたよ⁉︎


「それじゃ、お昼でも食べよっか」


 この空気を一発でぶっ壊したのは、我らがコミュ力お化け、三枝さんだった。

 てか、飯の話かよ。たしかにさっきまで食ってたし、まだ食い終わってなかったよ? でもさ、もっと違うのあっただろ⁉︎


「私も一緒に食べる」


 えぇー⁉︎ ノってくんの⁉︎


「ほらぁ、各務原くんも座んなよ」


 青柳さんはいつも俺が座っているソファーに座り、三枝はいつもの、青柳さんとは反対のソファーに座る。

 俺、どっちに座ればいいの⁉︎ 三枝がこっち来るな! って視線送ってくるんだけど!


「あ、あぁ」


 俺は意を決して、青柳さんの隣に座った。写真を撮った時ほどではないが……近い! 目とか合わせられないもん!


「「「…………」」」


 うん、またこうなんのね! 

 三枝が話し始めないと、このまま気まずい空気で休み時間終わるよ⁉︎ なんか入ってきた青柳さんと三人で食べただけになっちゃうよ⁉︎


「青柳さん、なんで入ってきたの?」


 お前、ちょっとはタイミング見計らえよ! 何もしないよりはマシだよ。でもさ、いきなり振る話題でもないよね⁉︎

 ほら見てみろよ! 青柳さん、動揺して箸ブルッブルに震えてんじゃん! 目だって超泳いでるよ! 熱帯魚くらい異様な泳ぎ方してるよ!


「えっと……話し声が聞こえたから、楽しそうだなって思って」


 嘘つくなよ? あんた、そんなキャラじゃねーだろ!

 しかも、俺たちさっきまでここに隠れてたじゃん。青柳さん、この部屋に入ってきたじゃん。どんな言い訳だよ⁉︎ もう言い訳にすらなってねーよ!


「ふーん、そうなんだぁ」


 三枝が、何かしらのアイコンタクトをしてくる。こいつが何を伝えたいのかはわからないが、ロクでもないことだろうから無視だ。


「それにしては用意周到だね。お弁当持ってきてたみたいだし」


 顔を真っ赤にして、震えていた手から箸が床に落ちた。

 それ、俺も気づいてたけど……見ないふりしてあげろよ? 

 いいじゃんか? あーそうなんだねぇー、でいいじゃん? さっきまでいろいろ目瞑ってあげてたじゃん? 今回も何もなかった感じで進めればよかったじゃん!

 何が用意周到だね、だよ。お前、これ以上気まずくして何がしたいの? 修羅場作っておさらばでもしたいわけ?


「ほ、ほら。どこかで食べようとしてただけで、別にここに来る予定はなくて……たまたまここから声が聞こえたから入っただけで」


 声震えちゃってるよ! 半泣き状態だよ! アワアワなっちゃってるよ!


「声が聞こえたらどこでも入るの?」


 やめてあげて! もう青柳さんのこといじめないであげて! この子、もうかなり限界だから! その一発でKOするかもしんないから! 失神直前だから!


「……入るわ!」


 入るの⁉︎ いろいろと捨てすぎじゃないかなぁ⁉︎ 自分からキャラぶっ壊しにいったよ⁉︎


「おぉ……そっか。ごめんね、変に疑ったりして」

「いいわよ! 間違いは誰にでもあるだろうから! 気にしないわよ!」


 声デカい。キャラ以外もぶっ壊れ始めちゃってるよ。

 

「それで、各務原くんからは?」


 ここで俺に話を振るの⁉︎ お前は鬼か! 悪魔か! 

 伊澄、この間の言葉借りるぞ。

 三枝ぁぁ!! てめぇの血は何色だぁぁーーっっ!!


「そうだな——」

 

 俺は何を話せばいいの? 

 一段落終わってから話振られても、半コミュ症の俺じゃ対応できねーよ! 一発芸でもしろってか? 本気でやるぞ、このやろー!

 とまぁ、自虐的になってきたところで、運良く予鈴が鳴り響いた。これで地獄から解放されるー。



 ……と思ったのに! なんで誰も出ていかねーんだよ! 授業始まっちゃうよ?


「「…………」」


 俺の話を待ってんの⁉︎ 俺の方じっと見てさ? 誰も出ていかないのも、全部俺のせいなの? 俺のこと、精神的にぶっ殺しにかかってるよね? しかも二人揃って。

 ……あぁ、もう! どうとでもなりやがれ! 俺は知らねーからな!


「あれだな、なんか眠くなってきたな」


 感じたことをそのまま言った。昼を食った後、こんだけ暖かければ少しくらい眠くもなるだろ? だって七月だし。昼寝には最適だ。別に俺はそこまで眠くないが。


「そうね」

「あぁ……」


 会話終了。

 こんなことあるか? 特に三枝よ! お前コミュ力くらいしか取り得ないんだから、黙ってないで働けよバカやろー! 

 せっかく会話始めてやったのに、ニヤニヤしながら見てるだけとか、お前狂ってんだろ? ふざけるなよ!


「そっかぁ。二人とも眠いんだぁ。あ、それならさぁ〜」


 やっと三枝が口を開けたと思ったら、


「寝ちゃえば?」


 あり得ないことを提案してきた。

 この狭い部屋で横になる方法は、ソファーしかない。床だと、散らかった段ボールがあったりするから場所を確保しずらい。

 となると、寝るのは無理だ。二人ならともかく、三人だと一人は絶対に……一つのソファーに二人で寝ろってか⁉︎

 てか、そもそも男女混合になってる状態で寝るとか、その段階でアウトなんだよ! 昼だからまだしも……学校は完全にアウトなんだよ! バレたらほとんど死だぞ?


「いや、なしだろ」

「いえ、なしね」


 ハモった。三枝が言ってからどれくらい経ったかはわからないが、二人ハモった。


「普通、即答できるはずなんだけどね」


 こいつ、さっきから口にしなくていいことばかり言いやがる。そう言うことは黙ってるのがマナーだろ? テンプレ考えてくれよ。フラグクラッシャーなのか、三枝くんよー。


「そんなことよりさぁ、暇だしゲームでもしない?」


 おっと困ったなぁ。そんなこと言っちゃうと、フラグ回収の神様がここに来ちゃうよ?

 …………。

 よかった、来なかったよ。あの人が来ると、ゲームやら勝負やらで、全然解放されなくなるからな。ほとんど監禁と同じくらいの仕打ちだからな。めちゃ疲れるし。


「そんじゃ、人生ゲームでもするか。三人でできるのなんて、それくらいだしな」

「そうだね。青柳さんもそれでいい?」


 青柳さんは、弁当を片付けながら首を縦に振った。もともとサボるようなキャラじゃないから、もうどうでもいいのだろうか?

 

 ……散々だな、どんだけハードなんだよ。完全に人生負け組だよ、俺たち全員。

 

「えっと、『交通事故を起こして一回休み。五万円払う』。あーあ、これで無一文になっちゃったよ」

「次は私ね。『大魔王に拉致らちられて一回休み』」


 どんな内容だよ! そんなの、人間の人生じゃねーよ。

 そういや、職業姫様だったね! 三枝は勇者で、俺は魔王だっけか? それだと、拉致ったの俺になるんだけど⁉︎

 よく見てみれば、箱に異世界人生ゲームと書いてある。にしても鬼畜すぎるだろ。まだ半分も終わってないんだぞ?


「俺か。『炎魔法が誤爆して死亡。ゲームオーバー』……は?」

 

 かなりえげつないよ。このゲーム大丈夫? 子供に悪影響与えるんじゃないの?

 そして、やっぱり魔法出てくんのね! 誤爆で死亡とか、漫画でも見ねーよ! ゲームバランスどうなってんだよ!

 てか、現状かなりヤバいよ? 三枝は事故起こして一回休み、青柳さんは魔王に拉致られて一回休み、俺は死んでゲームオーバー。

 これ、どうなんの? 全員動けなくなっちゃったよ。


「……やめよっか」

「そうだな」

「意味わかんなくなってきものね」


 

 そして……うん、気まずくなったね。予想通りだね、することなくなったもんね。もう本読むとか、本当に寝るくらいしかなくなってきたもんね。後は——


「勉強でもするか」

 

 誰も言わなかったから言ったけど、そんなに嫌なの? ここ学校だよ? 

 俺も勉強は得意ではないが、一応平均以上でキープはしている。それなのに伊澄の学校を合格できなかったのは、あそこが進学校すぎたからだ。俺がバカだからじゃない。


「そういえば、二人の学力って——」

「十位圏内をうろちょろ」

「僕も三十位とかそこら辺」


 なるほど、やらなくてもできるタイプのヤツらなのか、こいつらは。なんて羨ましい。


「嫌だよ、せっかくサボってるんだから」

「えぇ、同感だわ」

「えぇ?」


 いや青柳さんよ、なに肯定しちゃってんの? 少しは意欲を見せようよ?


「何もしないよりはいいだろ」

「何もしない方がマシよ」

「マジで言ってんの?」


 どんだけ勉強嫌いなんだよ。頭良いんだよね? 天才の余裕ってやつですか?


「そんじゃ、音楽でもするか?」

「「音楽?」」

「あ、授業中だしバレるか」


 前、間違えて隣の部屋に入ったことがあるんだが、旧音楽室とからしくピアノが置いてあった。探したら他の楽器も見つかるかもしれないと思っていたが……授業中は流石にヤバいよな。


「いや、いいんじゃない? ここからなら教室まで聞こえないと思うし」

「私も聞いてみたい」


 聞いてみたいじゃねーよ。

 てか、俺も習ってたわけじゃなくて、独学で遊んでたくらいだから、楽器は弾けるだけだ。しかもピアノは範囲外。


「俺、弦楽器しか弾けないし」


 全種類弾けるわけじゃないが、家にあるやつならほとんど弾ける。流石にハープとかは無理だがな。


「それなら大丈夫。ギターなら、隣の教室にあったから」

「……なんで知ってんだよ?」

「気になったから」


 何が? 部室の隣の部屋って、そこまで気にならないよね? 


「そんじゃ、やってみるか」


 三人で部屋から出て、すぐ隣にある部屋に入る。

 中はネコ部室よりも広く、普通の教室くらいの大きさだろうか。ピアノが部屋の角に置かれていて、パッと見は前来た時と同じだ。


「どこにあるんだ?」

「えっと……たしか、準備室だったかな?」


 なんでそんなとこまで知ってんだよ。気になっても、そこまでは確認しにいかないよ?

 鍵は壊れているようで、ドアに取り付けられてはいるものの、要をなされてはいない。

この学校、警備大丈夫か? 無断使用されても文句言えないぞ?


「あ、見つけた」

「何もしなくても使えるの?」

「知らん」


 俺は使えるもので練習してただけだから、どうなってたらメンテナンスしないといけないか、とかはわからない。流石に音が外れてたりすればわかるがな。まぁ、奏法の名前とかはなんとなく覚えてるが、それもうろ覚えだ。


「……まぁ大丈夫だろ」


 適当に弾いてみたが、音は普通に出るからいけるだろう。


「よぉし」


 俺の向かいに二人が並んで座って、スマホで楽譜を調べた。何度か弾いたことあるアニソンを調べたが、やっぱり簡単とは言えないな。


「ふぅ……」


 心を落ち着けて、いさ弾こうとして、

 ——バチン!

 弦が切れた。

 弾かれたギターの弦は、幸い誰にも当たらなくて、俺の手がちょっと切れたくらいだ。

 痛みはそこまでなくとも、少し血は出た。

 

「あーあ、ダメだったかぁ」

「ちょっとは心配してくれてもよくない?」

「だって各務原くんだし、車ぶっ壊すような人だし。どうせ大丈夫なんでしょ?」

「いや大丈夫だけども」


 これは閉まっておくか。多分使われてないから、このまま戻しておいてもバレはしないだろう。


「はぁ、聞いてみたかった」


 ドクン! と心臓が鳴った。

 聞いてみたい。今それを言われても、俺にどうしろってんだよ? 今度聞いてもらうように、約束でもしろってか? 俺は恋愛初心者だぞ! そんなこと言えるわけねーだろ!


「悪いな、お預けだ」

「…………」


 あれ、なんか照れてる? 目逸らしてない? 顔赤くなってない?

 そんなことを考えていると、予鈴が鳴った。それとほぼ同時に、青柳さんは教室から出て行った。しかも早歩きで。


「落としにいったの?」

「……そう、聞こえたか?」


 いや、俺もそうだと思っちゃったよ?

 でも仕方ないじゃん! それしか思い浮かばなかったんだから! てめぇ、恋愛初心者舐めんなよ! 


「そうとしか聞こえなかったけど……まさか、無自覚だったの⁉︎」

「…………」

 

 俺は頷く。


「無自覚イケメンとか……チートかよ!」


 伊澄みたいなこと言うなよ。


 




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