短編集

ちょこましゅまろ。@忙しいので活動休止

浮気



「なんで………」





なんで、貴方がここにいるの……?





会いたくなかった……





こんな形で会いたくなかったな……










私の恋心が儚く散ったのがわかった。











隣の女の子は誰?









どうしてそんなに楽しそうに話しているの?












貴方の彼女は私なのに……











浮気なんてひどいっっ……















私は二人の後を追った。




そして、女の子がひとりになったタイミングで声をかけた。



「ねぇ、人の男に何をしているの?」


「え?」


なんで、お前が……


私の彼氏を……


「何を言っているんですか?」


「は……?」


あなたこそ、何を言っているの…?



「果蓮〜!お待たせ〜!」


「あ、ゆうくん!」


「どうした?」


「この人が……」


そう言って女はわたしを指さしてきた。


「え?」


彼は私を見た瞬間その整った顔を歪めた。


「お前ここまでついてきてんの?ストーカー怖っ。さすがに警察に言うよ?」


何を言っているのでしょうか……


私は貴方の彼女ですよ……?


「いこうか、果蓮。怖い思いさせてごめんね。帰りに警察署寄ってもいいかな?」


「うん!ゆうくんが心配だもん!」


そしてあの女がそっと私を見てほくそ笑んだ。


「《玲・菜・の・か・れ・し・を・とっ・て・ご・め・ん・ね・?》」


「なっっ!!」


「いこう?ゆうくん」


「そうだな」








あの女……まさか最初から……?


私の彼氏を狙っていたの……?


応援してくれてたのに……


親友だと思っていたのに……










「許さない」










嬉しいことに、さっき魔法の指輪を買ったのよね。


そうだ、それを使って復讐しましょう!!










「ふふ、楽しみだわぁ」













「待っていてね、♡」














キラリ、と私の右の薬指にはまった指輪が怪しく光った。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


いかがでしょうか!

一回Twitterで書いたきりの短編です。


今回は、診断メーカー・書くものに悩む貴方へ より出されたお題、

「儚く散った恋心、恋い焦がれた結末の後は、魔法の指輪は薬指に、こんな形で会いたくなかった」というお題で書かせていただきました!


リクエストもお待ちしております‼


キーワードのお題、字数制限のお題、セリフ、キャラ名、ジャンルなどなど、条件をコメントでじゃんじゃんください!!


それを使って書かせていただきます!











伸びろぉ…………!!





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