第3話 長期的に馬券で勝てる(儲かる)人は5%〜10%くらい

 タイトルみてパーセンテージは多いと思いましたか? それとも少ないと思いましたか??


 馬券で勝つことの意味は『回収率が100%以上』の事です。 

 単純に当たった、外れた。を意味する言葉は『的中率』になります。的中率が高くても回収率が100%未満なら競馬をやる意味では負けになります。


 回収率(%)=払戻金額÷購入金額×100


 1万円投資して単勝5.0倍の馬券が当たったとします。払い戻しは5万円になります


 回収率500%=5万÷1万×100 大雑把に書くとこんな感じになります。


 これだけ見ると回収率100%を超える事なんて簡単そうに思えるかも知れません。 

 大手競馬サイトのプロ予想家さんたちで、2021年の年間回収率が100%を超えたのは10%くらいだと言われてます。プロ予想家さえ、ほんの一握りの人しか馬券では勝ってません。


 これを見てる定期的に馬券を購入される方で年間収支が100%超えてる方はセンスの塊で、溢れんばかりの競馬の才能がある人です。プロ以上にプロです!


 では、なぜこんなに勝てないのか?というと、要因は色々とありますが、今回はその一つである『控除率』について話します。



 控除率は運営元の取り分の事です。中央競馬の馬券を買うなら運営元はJRAです。


 公営ギャンブルですから運営元が損をすると運営が成り立たなくなります。

 そうならないように手数料と言う形で馬券の売上の約20〜30%を運営元が持っていきます。

 馬券の種類に寄って控除率は変わってきます。


 単勝馬券なら控除率は20%になります。

 例えば単勝馬券の総売上が1,000万円なら、そのうちの20%である200万円が運営元の取り分。

 残りの800万円を馬券が当たった人で分け合う形になります。

 そうです。馬券を買った時点で、すでに20%負けてる状態なのです。

 負けない事は馬券を買わないことですね笑


 それだと全く面白くないので、少しでも回収率を上げようと、大体の人は馬券の買い方を工夫したり情報を集めて日々研究してるのです。

と、言いながらビキナーズラックや勘で万馬券を当てちゃうスーパーラッキーな方もいらっしゃるから競馬は面白い笑


 楽しい競馬ライフを送るためには、余裕のあるお金で遊ぶ事だと思います。

 負けてなくなったとしてもいいや。と割り切れる金額でしょうね。

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