第30話 愛国者たち ⅳへの応援コメント
緊迫感のある描写が続き、息詰まる思いです。それに伴い、イワンの帝王の衣が少しずつ剥がされていく。
様々なネーミングに込められた捻りや寓意を深読みするのも、本作の楽しみ方の一つですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
ロシア人とウクライナ人、名前が微妙に違います。しかし、ウクライナに住むロシア人、ロシアに住むウクライナ人もいるので、名前はあえて混ぜて使っています。
小説はフィクションなので、都市などの名称も、リアルなものと分かるような分からないような、微妙なものにしました。
編集済
第29話 愛国者たち ⅲへの応援コメント
む。ほのかな希望、なのか?
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
イベントでプーチンを称えるロシア人の熱狂、そのニュース映像は、私には理解し難いものでした。
戦場と国威高揚のためのイベント、そのギャップに人間の狂気を感じます。
第26話 テレビの前のエリスへの応援コメント
うわあ……
めっちゃ嫌な予感。ジャンヌ・ダルク……
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
戦時下では、狂気が日常になってしまう。悲しいことです。
これからもご贔屓に、よろしくお願いします。
第11話 英雄 ⅰへの応援コメント
アテナ、とうとう独りになってしまったのか。
淡々としている描写が、かえってリアルな悲惨さを感じさせます。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
この小説を書いたのは、マウリポリの製鉄工場で激戦が交わされているころでした。
ウクライナ戦争の着地点を、私なりに考えました。
いかに製鉄工場の地下の人々を救いだすか、ウクライナの領地を減らさずに、いかに戦争を終結させるか。……机上の空論とはいえ、それにはどうしても核兵器が邪魔でした。私の人間観察(情報がすごく偏っているのですが)では、いざとなればプーチンは核兵器を使うと思うのです。
そうした戦争をいかに集結させるのか?……現実主義者と自称する人々に言わせれば、いくらかの国土をロシアに譲って妥協点を見出すしかないということですが、それはかつての帝国主義全盛の時代に戻るということです。
ゼレンスキー大統領がクリミアも取り戻すと断言しているのは、強い意思なのか、あるいは駆引きなのか?……政治家=現実主義者ならば駆引きであり、妥協点が見いだせると思うのですが、彼が芯から西欧的な価値観を守る決意でいるのならば、戦争は永遠に終わらない。いや、いずれ、アメリカやEUが支援疲れで手を引くか、あるいはロシア経済が破綻するまでそれは続くでしょう。その時にはどちらかが勝利し、どちらかが敗れている。
ネタバレになりますが、上記以外の可能性としてあるのは、戦争の決着前にロシア政府が崩壊するパターンです。かつて独裁者スターリンは地下の寝室で病死しましたが、暗殺の噂もありました。何分、いつも1人だったので証拠がない。
私はプーチンとスターリンの姿が重なるのです。それで彼の生活を参考に、この物語を完結させました。
それについては読者からいくつかの批判を受けましたが、それ以外の落としどころを想像することができなかった。
というわけで、長くなりましたが、この小説はウクライナとロシアの人々が平和を手に入れてほしいという思いから書いたものです。
もちろん、アテナという人物の存在は全くのフィクションです。
最後までお読みいただけたら幸いです。
第5話 老いた独裁者の悩みへの応援コメント
「兵器は、使用の覚悟があってこそ兵器」
登場人物がロシア人名なので、冗談に聞こえない世相ですね!
タイムリーな感じがします。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
この物語はウクライナ戦争を意識して書いています。
登場人物名は、ロシア的なものとウクライナ的なものをあえて混在させています。現実もそのようなので。
イワン大統領の発言は、プーチン大統領の人格を私なりに想像し、彼ならこんな時はこういう風に言うだろう、と考えたものです。
「人間より犬の方が好きだ」といった発言は、実際の彼の言葉をそのまま引用しています。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
第15話 旗をふる女神への応援コメント
脳死→脳裏
こうだと思います。
作者からの返信
ご指摘、ありがとうございます。
笑えない誤りでした。いや、笑えるのかな?
さっそく修正しました。
これからも、何かありましたら指摘ください。
第47話 涙への応援コメント
大作でした。お疲れ様です。
現実もこのように収束して欲しいものですが、ウクライナにしろガザにしろ、またそれ以外のあらゆる紛争は、一部の狂信者が暴走して進める訳ではなく、複雑な利害関係が絡まって飽和したのち始まるのだと思います。
それだけに、始まってしまう前に解決に向かう努力を各国は最大限すべきでしょう。歴史や宗教的背景が違うからおいそれと口出しできない、などと躊躇している場合ではないのです。
人類の叡智を信じ、平和を希求する諸国民の誓いを信じるなら、我が国ももっと何か貢献できるのではないか、と考えています。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
戦争が最も早く終わるシナリオとして、楽観的な希望を物語にしたものです。
実際は、プーチンが現世を退場したとしても、ロシアの上層部にはプーチン以上の強硬派がいると聞いているので、とても楽観できません。
とはいえ、まず、世界中の人々が戦争を好む者たちに冷たい視線を浴びせかけて居続けることが必要なのだと思います。この小説は、そのための手法の一つのつもりです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。