01 菱田春草への応援コメント
拝読致しました。
凄まじいまでの八方塞がりですね(゚Д゚ ||)
しかも冥王って、カッコいいけど、ちょっと不吉な響きも!?
それでも明治人らしい責任感を感じさせます。
あの時代を生きた人の心根の強さ、この窮地をどのように切り抜けるか楽しみです(^-^)
作者からの返信
菱田春草って、ホント、体の事情が無ければもっと描けたと思うんですけど、たぶん、そういう事情があったからこそ、凄まじい名作を描けたと思います。
追い込まれたからこそ、「描きたい」という思いが爆発していったのでしょう……。
冥王は……エドガー・アラン・ポーの「黒猫」に出て来る猫の名前から拝借しました(笑)
ポーの「黒猫」は、内容が内容なので、冥王という名前でマッチしているんですけどね……まあ、私の趣味です^^;
さて、春草、どのようにその芸術を爆発させるのか。
ありがとうございました!
03 黒き猫への応援コメント
こんにちは。日ごろから美術鑑賞の時には、作者の経歴や作品のことを読むのは好きなのですが、このようにひとつの物語としてひしひしと伝わってくることはないので、とても感動しました。
書いて頂いてありがとうございます。
作者からの返信
まずはコメント付きレビュー、ありがとうございます。
歴史で芸術って、あまり見ないタイプの話なので、拙作は「とっつきにくい」感じになっているかもしれませんが、そこをうまくインビテーションをしてくれる、名レビューだと思います。
私も美術鑑賞の時は、やっぱり歴史好きなので、いわゆる「由来」を読むのは好きです。
「黒き猫」はかなり昔に東京国立博物館の展覧会で展示されていたのを覚えていて、今回、武蔵野文学賞という機会を得て、書かせていただきました。
何となく、武蔵野が舞台の画だと知っていましたが、ああいう「由来」を知ったのは、書くにあたって調べたおかげです^^;
その「由来」を伝えたいなぁと思って書きましたので、「感動」と言ってもらえると、とても嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございました。
03 黒き猫への応援コメント
こんばんは。
ライバルと認めながら友情もある……。すてきな関係です!
そしてプルートーが好きになりました。人によって態度を変えるなんて(笑)
ネットで絵を見たときに想像して、にやにやしてしてしまいました。
ほっこりをありがとうございました!
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
春草と大観は、明治の日本画を背負って立つんだと、二人で学び、二人で洋行した仲ですから、やっぱり好敵手であり盟友であるという感じだったのでしょう。
その辺を4000字の中で表現できればなぁ、と苦労した甲斐がありました(笑)
プルートー……猫ってこういう、人によってゴロニャンする奴ですから。餌をくれる人には特に(笑)
「黒き猫」の黒猫はビシッと決めてますけどね^^;
ほっこりしていただいて、ありがとうございました!
03 黒き猫への応援コメント
以前、横山大観と菱田春草の絵を見る機会があったのですが、その時に二人が友人とは知らず……勉強不足でした。二人の関係がすごく素敵ですね。引っ掻き傷に思わず、くすっとなりました。
さまざまな時代を描いた歴史小説とはまた違った味が感じられて、四谷軒さんの知識と引き出しの多さに嫉妬しちゃいますね。どの作品も少しずつですが楽しんでおります。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
ちなみに私も大観と春草が親友だというのは知りませんでした。
何となくwikipediaを渉猟しているうちに気づいた、という次第なんで、あまり褒められたものではありません^^;
あと、大観は酒好きで、そのにおいに猫が怒ったんじゃないでしょうか(笑)
何でもチャレンジしてみよう、という感じで、いろんなものを書き散らしております^^;
そのため、毎回、書くたんびに土俵際からスタートしている感じです(笑)
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
03 黒き猫への応援コメント
横山大観の絵が大好きなので、わぁ!ってなりました。菱田春草はあまり知らなかったので検索しましたが、とても美しいですね。
こんな一幕もあったのかもしれないと思うと、とてもほんわかしました。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
横山大観の画、私も好きです^^;
県の美術館に大観の画があるので、たまに見に行ってます(笑)
菱田春草は、ずっと前に東京の国立博物館に「黒き猫」が展示されていたのを覚えていて、それであの画ってそういえば武蔵野なんじゃないか、というのがキッカケです^^;
春草の画も、とっても美しいです。
こういう一幕があったかどうかは、ちょっと私の想像なんでわかりませんが、それでも二人の友情は本物だったようなんで、書かせていただきました♪
ありがとうございました。
03 黒き猫への応援コメント
読む前に春草さんと黒猫を調べました。
あれが冥王ちゃんなんですね。
かわいいです。
黒猫の絵を描く経緯、家族のこと、そしておふたりの友情、素敵ですね。
(*^^*)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
冥王というのは、実は私が勝手につけた名前です^^;
エドガー・アラン・ポーの「黒猫」が元ネタです。
洋行帰りの春草の、「洋行」を強調するために^^;
春草は「黒き猫」をめぐって、こういう家族とのことがあり、それでも描き切ったことが凄いと思い、書かせていただきました。
横山大観の登場については私の創作ですが、それでもこの二人の友情は、それだけの素晴らしさを持ったものだと伝えたかったのです^^;
ありがとうございました。
編集済
03 黒き猫への応援コメント
永青文庫のウェブサイトから
『黒き猫』を拝見しました。
重厚で落ち着いた色味。
すごく静かな絵。
黒猫もまるで幻のような。
見入ってしまいますね。
神経質で繊細な春草さんが
生き急ぐように
一心不乱に筆を走らせる姿
残された時間が少ないことを
まるでわかっているかのような
黒猫の立ち振る舞い🐈⬛
物語を通して伝わってきました。
横山大観さんとの交流も素敵でした。
作者からの返信
おっしゃるとおり、結構「味のある」絵だと思います。
この「黒き猫」の前に、代々木の情景を描いた「落葉」を発表していますが、その辺の経験が生きた一作だったのでは。
拙作で描いているように、数々の災難で、逆境にあった菱田春草。
しかしその逆境が、春草を駆り立てたのでしょう……これを描け、と。
横山大観との友情、これも描いておきたかった話なので、素敵と言われて嬉しかったです。
ありがとうございました。
03 黒き猫への応援コメント
良きライバルであり友でもある大観。こういった存在って素敵です。大観の頭を気にいる黒猫というのも微笑ましい描写で、その世界に読み手も入り込んでいるような感覚を得ました☆
とても面白かったです★★★
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
菱田春草にとって、岡倉天心を同じく師として、そして共にインドにアメリカにと修行した仲の横山大観。
性格が正反対の春草と大観のコンビ、この二人がベストフレンドというところが、執筆意欲をそそられました(笑)
そんな大観、蓬髪なんで、猫からすると、じゃれたりしながら眠りにつきたいと思わせる何かがあったんでしょう^^;
……でも、心を許せないと寝るまではいかないのが猫。
何だかんだ言って、黒猫は大観が気に入ったのかもしれませんね☆
ありがとうございました。
03 黒き猫への応援コメント
四谷軒さま、こんにちは。
いいお話でした。
著名な絵画「黒き猫」が完成するまでの、大観との友情あり、家族の支えあり、猫までがかせいしてくれるという、春草ひとりではなし得なかった話。焼き芋の香りも、いい味出していました。
作者からの返信
おはようございます。
お星さま、ありがとうございます。
この時の菱田春草って、結構追い詰められた感じだったと思います。
そういう逆境をはねのけて、ああいう名画を完成させるというのが凄いと思って、書かせていただきました^^;
横山大観がやって来たのは私の想像ですが、同様の励ましはあったんじゃないかなぁ、と思います。
ありがとうございました。
編集済
03 黒き猫への応援コメント
「黒き猫」「落葉」など飯田市の美術館で観た記憶があります。
懐かしい偉人の物語を発掘していたき、ありがとうございます。
天才画人の遺作は、周辺の豪農などにも眠っていそうですね。
なんだか読後がじ~んとしています。(ノД`)・゜・。
作者からの返信
コメント付きレビュー、ありがとうございます。
短い中にも、拙作で申し上げたいこと、感じて欲しいことが盛り込まれており、それらが詩的に収まった、名レビューかと存じます。
そういえば飯田市出身でしたね、菱田春草は。
「黒き猫」や「落葉」が一堂に会したのでしょうか、なかなか壮観だったのではないかと思います^^;
意外と画の関係も好きなので、武蔵野賞関連で、何かないかと渉猟していたら、菱田春草に行き当たりました(笑)
まだまだ遺作があるのなら、ぜひ発掘されてほしいものです^^;
ラストは横山大観のコメントにしようと思ってました。
やっぱり親友のこの人に言ってもらうと、引き締まると思いまして。
そのへんが、読後感につながったのかなぁ、と思います^^;
ありがとうございました。
編集済
01 菱田春草への応援コメント
武蔵野文学賞への応募作ですか。
菱田春草さんは存じ上げませんでした。
まさに問題山積ですね。
この夢が運を開くといいのですが。
誤字というほどのものでもないですが。
「春草にはさらなる「仕事」を担っていた。」⇒「春草はさらなる「仕事」を担っていた。」又は「春草にはさらなる「仕事」があった。」でしょうか?
作者からの返信
校正ありがとうございます。
前者の方に直しました。センテンス全体も含めて。
武蔵野文学賞、まあこれがないとカクヨムに来なかったので(笑)、思い入れがありますので、また応募しちゃいました。
以前の「黒き鏡の玉兎。」で酒井抱一を調べていた時、リンクに出て来たのが菱田春草だったりします(春草は琳派の研究をしていたので)。
で、作品を調べてみると、どうも武蔵野が舞台っぽいので、書いてみました。
さて春草。
画の天才なのですが、そのせいかいろいろと条件が厳しい中での製作を余儀なくされています。
でもそのような中でも……というところに、この人の天才ぶりがあります。
あと、近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
神聖隊まで知っているとは……^^;
ありがとうございました。
01 菱田春草への応援コメント
『はるくさ』って、ずっと読んでました(^^;;
『しゅんそう』さんでしたね〜
ウィキペディアで調べてみたら
真っ先に黒猫ちゃんの絵が出てきました。
ほぅ、冥王ちゃんとは
この黒き猫ちゃんの事だったのか〜、と。
どんなお話になるのか
楽しみにしています!
作者からの返信
何かそういう風に読むみたいです。
私もちょっと知らなかったです。
ルビ振ってないことから、お察しください(笑)
「冥王」って名前は、エドガー・アラン・ポーの「黒猫」という小説に出てくる猫の名前で、春草の洋行帰りっぽい空気を出すために、そんなネーミングにしちゃいました^^;
お楽しみいただければ幸いです。
ありがとうございました。
03 黒き猫への応援コメント
拝読致しました。
黒き猫の絵を見ると、この猫の目が印象的だなぁ、とまず思いました。
人を見るような、心を許していない目。そしてどこか緊張感を残しているような背中。
御作の春草さんの境遇を読んだせいかも知れません。嫌でも生と死を身近に感じざるを得ない日常。
そんな中で、木の幹から眺める、緊張感を持つ黒き猫。いかような想いからこの絵に至ったのか?
御作を読みながら、そんな想像をしてしまいました。
自分の感想が適切かどうかはともかく、絵と小説のマルチメディアな楽しみ方ができて、とても趣深かったです!
あと、大観さんの味が良いですね!
寝ている頭で猫が寝るとか。あれ、猫のお腹の暖かさが気持ち良いんですよねー(*´▽`*)
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
なかなか切れ味のある画だと思います、「黒き猫」。
猫って高いところにいると気が昂るから、そういうのもあると思いますけど、峻厳な目をしている黒猫に、凄みを感じます。
そんな黒猫は、果たして春草自身の心理が投影されたものだったのか?
……たしかに、そういった想像が尽きませんね^^;
拙作が、そういう想像の肥やしとなったら、幸いでございます。
大観さんは、春草さんのそういう厳しさと対極の、ユーモラスな面を受け持ってもらいました。
それが猫ON頭(笑)
稀代の画家になんてことをと思いつつ、書いちゃいました^^;
ありがとうございました。