第9話 11月 主人公は4歳〜「大きな森の小さな家(英語学習用絵本版)」

                         2022103115:29

「大きな森の小さな家(英語学習用絵本版・英語CD付)」

ローラ・インガルス・ワイルダー(1867〜1957)原作(自伝的な大草原の小さな家シリーズが有名)

安野光雄 絵・訳(旅の絵本シリーズ全8巻などが有名)

朝日出版社


アメリカ合衆国のウィスコンシン州はアメリカの内陸でカナダと接している。大きな森の小さな家に小さな女の子が住んでいる。丸太で作った灰色の家。ご近所さんはいない。いるのは森に住む野生の動物。狼や熊や大きい山猫たち、ジャコウ鼠やミンクやカワウソ、狐や鹿。秋から冬に向かう中での越冬の様子がくわしく書かれています。


小学6年生に読みました。


早めに学校に行って黒板に本の題名、作者名、朗読社名、一章の題名、本文は最初の一文だけ(,で区切られているけど長い)。カタカナで発音と単語の意味も別の色のチョークで。書いているうちに男子が発音を読み上げ始めた。


アメリカの歴史の最初の方だけを子どもの地図帳を使って大雑把に言いました。次に黒板を読んで本文の一文の日本語訳を言ってからCDを2回かけました。ここまでは良かったんです。冬の準備の食品の備蓄の全容がわかるところまで訳を読めていれば。時間が足りなくなったせいもあって消化不良な感じで終わりました。


クラスで読み聞かせをしたのは簡単な英語と訳の絵本です。


児童用の「講談社」「青い鳥文庫」もお薦めです。

アメリカでドラマにもなってますよね。

文庫本に書いてある紹介文。


1 大きな森の小さな家

ローラが4歳のころ。大きな森の中に丸太小屋を立ててくらすインガルス一家。


2 大草原の小さな家

カンザス州に建てた小さな家は、インディアン居留地で、また旅に出る一家。


3 プラム川の土手で

大草原の中のプラム川のほとりの新生活。収穫を目前に、いなごの大群が……。


4 シルバー湖のほとりで

新しい土地を求めて西に向かう一家。自作農地を手にするため、冬を過ごす。


5 農場の少年

後に、ローラの夫となったアルマンゾの少年時代の思い出をもとにした物語。


6 大草原の小さな町

払い下げ農地の我が家に住めるようになった一家が冬のあいだの町でのくらし。


7 この輝かしい日々。

15歳で小学校の先生になったローラ。18歳で結婚するまでのすばらしい日々。


「この輝かしい日々」の本の後ろの「解説」

ローラの死後に原稿が発見され1971年に出版された「はじめの四年間」は結婚後のお話です。その他の資料とともにローラとアルマンゾとその娘ローズ、その他の人物のその後の説明がありました。

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