3-5 運動会の演技

ゴールデンウイークも終わり、初夏に入った頃。

また、一つ行事が始まろうとしていた。

運動会の演技の練習である。

毎年、この時期から始まり、本番の秋に備えていた。

ただ、問題がある。ほとんど覚えてない。だいぶぼやっとしている。

猫のなんかだったのは覚えている。猫と汽車みたいな感じ。ただ、それが一体何だったのかまでは覚えていないということだ。だいたいはそのとき流行っていたものだろうがそんな記憶があまりない。この頃流行っていたものといえば、ポニョだろうか。

そんな話は置いておいて、この年の運動会はたしか青色のビニールで作ったボンボンを両手に持ち、尻尾として後ろにもつけ踊った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る