秘密基地、それだけでいい。それでいい?

正しさの指針というものは人それぞれにあると思います。だからこそ絶対的な幸せ正しさもないと言えるのでしょう。
そうだとして、もし世界において私たちだけが間違いだとしても、不幸せだとしても、貴方にとって正義なら私はそれでいいのかもしれない。分かってくれる誰かがいるなら十分に生きていけるのかもしれない。けれどそれは本人にしか分からないのでしょうけど、そういう人もいる。この物語においてそうだったかは兎も角として。
全てを知ったその末にどうするにしても、それで何を失うとしても秘密基地のようなその青さ、もとい間違いを心に抱えて生きていきたい。
それを理想と呼んでしまうような世界で私たちは生きている、
何となくそんな事を考えました。
今作も最高でした......! 素敵な作品をありがとうございます。