503部隊

okamapopo

503

俺はカルフォンだ。訳あってフランソワ帝国…いや今は共和国か

まあこの国の刑務所に入れられている。冤罪なんだがな

王族を殺した罪らしい。この国に死刑制度がなくて良かったよ

本当に。第四子が悪魔に連れていかれて、収集がつかなくなった

から冤罪でむしょ送りだよ。


「朝礼!!!」


広場で点呼かよ。もう慣れたが罵詈雑言はホントにいやだなあ。


「1!」「2!」………

「253!」…

「504!」

「お前ら!もっとはきはきしゃべらんか!囚人に人権はない!

この国は平等になったがお前らは違う!ゴミくずだ!」


はあ。


「お前ら聞けよ!今日はな国の軍首相が来ておる!何かしでかして

殺されても知らないぞ!」


確か軍首相は革命軍を率いて国を共和国に変えたやつだよな。

そう思うと彼はやって来た。


「軍首相が到着いたしました!」

「通せ」

「…どうも皆さん。私は軍首相のワルサー=g=オストワルトだ。

お前ら一ついい話をやる。私達の軍に入らないか?

軍に入り敵を殺せば、自由の身にしてやる。」

「まだガキじゃねえか!こんな奴が軍を率いてるのかよ!」


ブーイングが響き渡る

殺されるかもしれない。彼は殺気が漏れ出てる


「そうか…私の実力を見せればよいわけか

ガキとか言ったやつに銃を渡せ。実技試験をしてやる」

「しかし…!」

「やれ!」


ガキといったやつに銃が渡る

軍首相も銃を持つ

軍首相は銃というには小さく片手で持てるレベルの

お粗末な銃を使おうとしている。


「startだ。」

「おめーら!生意気な餓鬼を殺してやるよ!」


次の瞬間に銃声が鳴り響き囚人の頭は吹き飛んでいた。

ヤバすぎる…

あの一瞬で詰め寄り囚人の頭に打ち込んだ。

あれは逆らってはダメだと本能が叫んでる


「実技試験はどうだ?これが軍人だこの中にいる誰よりも

人を殺している。お前らとは別格なのだよ。

どうする?軍に入ればお前らの好きな殺しがいくらでもできるぞ。

入りたい奴は手をあげな!」


手を挙げてしまった。恐怖には逆らうことができない…

見ると全員手を挙げている。


「看守、こいつらを軍に入れる代わりに維持費は払う。

囚人は安上がりで済む。大量徴兵にもってこいだ。この部隊の

名前は503部隊とでもなずけようか。

血しぶきもろに受けちまったな―。きたねえ。帰ったら風呂にでも入るとするか。」

「風呂は用意いたします。」

「ありがとう。看守明日実戦に投入するから伝えといてくれ」

「okです。」


私達囚人は恐怖に包まれていた。死に対する恐怖だ。

今日には脱獄しようどうにかして幸い私は魔法が使える

これでも元貴族だからだ。監獄の壁を壊して逃げるぞ


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12時間後


飯だ。果物の下にある紙をとり、熱魔法で紋章を書いた。

これを複製し全員に配った。

これを壁にはり魔力を送れば壁は壊れる。


「壊れた!これで出れるぞ!」


壁を壊した瞬間、軍服を着た集団に足を撃たれ、行動不能にされた。


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鉄の箱の中に入れられ運ばれていた。足はどうやら直っている。

服が迷彩柄の軍服に変わり、腰に火薬の詰まったものが二つと金属の棒が60個

後は軍首相が持っていた小さい銃と殺された囚人が渡された長物の銃だ。


「数名が起きたようです隊長!」

「そうか使い方を教えておくか。」

「起きたやつら!聞け。この武器の使い方を教えてやる!」


銃自体の構造がかなり変わってる。もしや魔法の力ではなく数で押し切るつもりなのか。

他の物も続々と降りてくる。

全員が捕まったようだ。

そして使い方を聞きいた俺達は既に最前線と言われているライン川北部にいるオランディア北部にいるそこで主力軍1万を殺し、首都を占領する作戦のようだ。

503含めて全体でこちらは10万人いるらしい。

503は特攻部隊で戦線に穴をあけるらしい。

景色を見るがこれが塹壕戦かとんでもない規模だそして荒廃している


「もうすぐ着くぞここがライン川だ」


ライン川で弓と銃で撃ちあっている兵士は的確に打つが

敵軍も大規模魔法で対抗してる。


「お前らは戦線の中心ライン川を通り戦線を突破してもらう超えれば首都は目前だ。お前らの働きでわが軍は最小の被害で済む。失敗も撤退も許されない。」


俺達はライン川についた。

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両陣営被害

フランソワ共和国:3000人

オランディア王国:1000人

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