第7話 こちらスネーク王室に潜入

仲間が一人いないぞ!

騒ぎになると思ったら

まぁいいか、で軽く流した触手達


飲み込まれた触手は仲間に

高度な魔力や電磁波の影響を受けない


触手間でしかできない放射線のように

物体を通過する高度な通信手段を取る!


「こちらスネーク」


コイツらどういう作りをしてるんだ??

ワイヤレス電話の通話機能?


通話距離の概念は・・・


外の木同士は電波を送り合って

会話をしている、それを間借りして通話


ダンジョン内は触手間専用回線で接続中継

今2層なのだが1層にも触手の巣があるらしい!


可愛い騎士というか王子様は

目を覚ましたようだ!


「今から視覚情報を送る」

なんと王子様が見ているものを送れるらしい

スマホでのリアルライブ映像じゃねえか!


視覚器官に触手神経を接続しているらしい!


宰相派に靡かなかった

高潔な騎士の近衛兵達と合流して護られている


「カインは・・・」


そこに控えるアベルが

「残念ながら・・・」


ショタ王子はポロポロと大粒の涙を流している


そこに古参の老兵のパラディン

団長の聖騎士 ジェルドが


「今は泣いている場合ではありません

カインの死を無駄にしないためにも!」


「問題が取ったはずの宝石草を紛失している!

探さねば!」



触手の一人が

「あーコレかー綺麗だから盗んでたw」


死ね!死んでしまえと周りの触手から

ボコられているw



「こちらスネーク近衛兵の中に

敵が混ざってる」


「早速料理に毒が混じってて私が浄化した」

「猛毒耐性が付いたので簡単には死なん!」


主人公は思う

すげえよ!スネーク!

ロイヤルガードより優秀じゃねえか!


つうかどうやって宝石草返すんだ

他のやつに取られるやろ!

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