終末にゲームセンター

主人公はマラソンに嫌気を覚え、仮病で早退する。
その帰り、立ち寄ったゲームセンターにはなんだかだめそうな人たちがまばらにいて……。
1999年というどこか哀愁漂う年代と共に描かれるゲームセンターの風景。私は世代的にこういったところに入り浸ったりはありませんでしたが、なんとなく懐かしいと感じるのは地元に似たようなお店があったからですね。
ラストのちょっとした緊迫感と解き放たれる感覚は、友達を持っている人なら1度は味わってことがあるかもしれません。
ゆったりとした時間を味わえる一作です。