造物主はその場のノリで世界を運用している

Uzin

序文

造物主が何故生まれたのかは、誰も知らない。

 そこには最初エネルギーしか存在していなかった。

 そんな場所にあるとき何の因果か意識が発生した。

 極めて偶然性の高い事象の結果それは生まれた。

 最初はそこにあったエネルギーの揺らぎ、幾星霜の時間が流れたその先で揺らぎは流れとなった。その流れこそが意思だ。

 だが、何故揺らぎが発生したのかは誰も知らない。


 そして発生した揺らぎは自らを…そこに存在するエネルギーを定義し始める。

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