「星」は「桜」となりて夜空に輝く

全文通して、描写が丁寧で、その世界を想像しやすかったです。
内容こそ自分には難しい話でしたが、4人のキャラクターが立っていてとても読みやすかったし、細かい設定などがしっかりと描かれていたので彼らと共にいるような感覚になりました。
近未来的で素敵。
日本もいつか光に溢れた国に、そんな未来が実際に来るのでは？とワクワクが抑えられない一方で、星の光はいつか桜のように儚いものとなることを知らされました。
きっと近未来は、人工物で溢れてしまう。それでも自然は確かにそこにある。いかにそれが大切なものかを気づかせてくれる、そんな作品でした！