2. 30回やればちょっとしたものになるはずだ

 2回目! これは大いにほめたたえるべきことだと思う。だってちゃんとつづくとは思ってなかった。本当にすばらしいことだ。翻って1回目はもっと偉大なことだった。なぜかと言えばきちんと始められたからだ。きちんと? そこのところを詳しく考えるのはやめておこう。

 どこかのことわざで「はじめてみればだいたい半分は終わったようなものだ」みたいなやつがあった。なんかの童話にでてきたやつ。多分グリム童話。それに限らず一時期いろんな童話を読み漁ったからわからない。まあ出典はどうでもいいとして。というか出典どころか内容もだいぶ怪しいがそこも勘弁。

 1回目を読み返す――冒頭から話がくそ面倒くさい、自分で書いたものだけど読んでてこいつうぜえなって思ったぐらい。昨日書きそびれたことを思い出してそれはこうして日々雑に書き捨ててたらある日突然それに飽きてなんかまた別のことをやりたくなるかもしれないという思惑もあるということ。自分が書いたもののタイトル並べて字数稼ぎしてるところ見てまた思い出したこと、ラノベってくそあほ長いの書かないといけないとなんか思ってたけどそんなことはなくて、本にすれば1冊ですむような短編には収まらないとして中編かあるいは中編と長編の間ぐらいのものでもいいんだよなあということ、そこのところがすっぽり抜け落ちていたのは自分がそのあたりをあまり好んで読んでこなかったからだろうか。文章の癖を判定してくれるソフト、これはそもそももうあったような気がする、昔どこかでちらっと見たような気がする、詳細については面倒なので調べない。くそ長段落終わり。

 総評、言い回しがうざくて読んでてうっとうしいところはあるがよく書けている。ただし他人がこれ書いてて好んで読もうと思えるかというと別段そんなことはない。私がこれを書いたから私はこれを読み返す気になっている、そんなような文章である。

 朝一で書こうと思うがなかなかそうはいかないものだ。だいたい1回分を書くのに1時間ちょっとぐらいかかると思っていて余裕をもって2時間ぐらい確保しておきたい。そうするとこまごました別の用事を先にすませておきたくなって今日はそれで昼過ぎにこれを書いている。

 確定ではないぼんやりとした予定として10回つづいたら各回にサブタイトルをつけていこうと考えている。そうしないとどこで何を書いたのか自分でもわからなくなるから。ただの数字では記憶を呼び起こしてはくれないのだ。というわけで第11回はそれまでの話のサブタイトルを考える回になるはずである。

 あとは30回書いたら一区切りにしようと思っている。そのときなんかまた別のものを書きたいならそっちを書くし、特にそんなものがなかったとしても一区切りでタイトル変えてこれとは別編ということにする。なんにしろその程度でも気分転換になるだろう。30回やれば2000かけるの30で合計6万字になってちょっとしたものである。そのちょっとしたものが具体的にどのくらいなのかよくわからないがまあいいや。

 いつどのタイミングか知らんが、おそらく中盤あたりになると思うが、やりたいことが2つあって1つは手書き。これはキーボードをたたいて入力してるわけだけど初稿を手書きでやってみたら肌触りがなんか別のものになるのかという実験。もう1つは自選集の見直し、今のところ唯一のコレクションであるそれの選択と配列を再検討しつつあれこれ語る回、あるいはこれは1回ですまない可能性もある。今ざっと見てみたけどこれ落としてもいいかなってやつもあった、やっぱり色々整理した方がいい。

 尺余り。あからさまに書くことがなくなる。あとまだ500字ぐらいある。うんざりする。こういうのも何回もやってれば読んでる人以上に書いてる人が飽きるからそのうちやんなくなるだろう。やんなくなってくれるといいな。いやそんなふうに思うなら書いた後でざっくり削ってしまえばいいわけでわかっているけど今はまだ面倒なのでそんな律儀なことはやりたくない。

 急に話が戻る。6万字というのがどのくらいなのかという目安について。カクヨムのトップページに跳んでみたら『「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテスト』なるものが開催されててそれの字数が「20000字以上60000字以下」だった。つまりは私が目標している6万字というのは中編の枠にぎりぎり収まる程度のものだったということだ。

 今私が投稿してるものの中で最長なのは『いかれた終末』で9万字越えてた。これは立派に長編だと言ってしまっていいと思う。形式としては短編連作だけど。目次眺めててふと思い出したことに(お前いつもいろいろ忘れてんな)別編を投稿してなかった。独立した作品なので短編として別に投稿することにしようと思う、近いうちに、多分おそらく。

 休憩挟みつつ書いたが1時間かからなかった。でも次の用事が詰まった状況でせかされながら書くというのは精神衛生上よろしくない。やっぱりいくらか余裕をもって書きたいものだと思う。そうやって何かと理由をつけてまた書くのを避けるようになる気がする。とりあえずそうして書くことにあんまり身構えないようにする習慣化を一つの目標にして今日は終わる。

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