応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 三月二十日 1への応援コメント

    ロケーションがとても好きで楽しみに読み進めています。引き続き読ませていただきます!

    作者からの返信

    神崎様

    ありがとうございます。曰くありげな怪しいこと売って良いですよね!
    是非楽しまれて下さい。

  • 三月上旬への応援コメント

    !!!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    そーなんです。


  • 編集済

    エピローグへの応援コメント

    夜須さんは、もう戻ってこれない……。引き込まれてしまった。交野さんとずっと一緒なんだ……と思いました!(涙)
    交野さんとてふの執念を感じました。

    女神様に対しては、「三月二十一日 2」でアクアマリン店主の父親の、
    >「めったに触れたらいけない。そっとしておくほうがいい」
    を思い出して、本当に触れてはいけない存在だったんだ……! と思いました。

    神主さんはいい人だな、と思ったのですが、店主がどこか得体が知れなくて、なんだか怖くて。外部から来た夜須本さんに対して、本当に無関心なのだろうか、それとも…………?、と、じわじわと感じました。

    読み終えて、もしも私だったら、志々岐島には怖くて、行きたくない……! と思いました。

    御作品「屍喰い蝶の島」面白くて面白くて! 時を忘れそうになるくらい、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。
    私の未熟なコメントへも、あたたかいお返事をありがとうございました。
    本当に楽しくて面白くて嬉しかったです!
    ありがとうございました!!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    最後までお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました!!

    交野と夜須、今は否が応でも一緒ですね。そして多分ずっと見つからず二人きり永遠に一緒なんです。

    触らぬ神に祟り無し、神と言っても本当にそれは神なのか、ただの厄災かも知れないですよね。だって神は何の約束も交わしてませんから。
    神はただ人間たちを屠るだけですから。
    そこまで書き切っていられたらと思いますが、まだ説得力が少なかったように感じました……推敲で頑張ってみます。

    Uターンで戻ってきている店主には、志々岐島の怖いところ、実はよく分かっているんじゃないでしょうか。そのお父さんも、いったんは外に出した息子が帰ってきて苦い思いをしてたりして。

    確かにこんな深い闇を孕んでいる島には、わたしも行きたくないです(汗

    この作品を面白いと思っていただけて作家冥利に尽きます!
    わたしも、たくさんのコメントをいただけて、本当に書いて良かった、頑張って良かったと思っています。
    irodori-mikan様のコメントはわたしの心の糧です。
    今後も何度も読み返して心を潤したいと思います!

    ありがとうございました!!

  • 三月二十二日 10への応援コメント

    >何度も呼ぶ声はまるで ~ と夜須はぼんやりと考えた。
    のところ、リアルで、すごく伝わってきました!

    >「モウハナサナイ……」
    のところ、交野さんは、夜須さんを少なからず憎んでいただろうけど、それ以上に交野さんは夜須さんにものすごく執着していたんだ……! と感じました。それほどに交野さんは今まで孤独だったんだ、と思いました。八百年前とはいえ、火丸が先祖にいるから、ひょっとしたら残酷な部分も少し遺伝していたのかも……?とも。

    >「ホンガンカノウタ」
    の、「耳元で嬉しそうな女の声」にゾッとしました…………! 這うようにねっとりした印象を受けました。
    この女性を、頭では、てふではないか? と思ったのですが(「御先様 2」でてふが、女神に和田津民に復讐を願っているし、夜須の首も女神)様に捧げるとあるから)、
    直感的には、綿津見毘女命なのではないか? と感じました。

    余韻に浸っています。

    作者からの返信

    @irodori-mikan様


    ありがとうございます!

    あとエピローグで終わりですね。

    最後のほう、いろいろと推理して下さって嬉しいです。
    ああ、こういう解釈もあるのかぁ!と、読者様の感想を聞いてると、わたしもびっくりしたり感心したりします!

    交野はどうしても夜須がほしかったんですねぇ。
    それは三月上旬の章にわざとらしく書いてます。気付きましたか?(くふふ
    確かにホンガンカノウタとなると、女神の可能性も出てきますね。
    女神とは書いてますが明記してないと思うので、いろいろと推察できると思います(くふふ

    他にもこっそり隠していることもあるので、気付いたら教えて下さい(笑
    反対に間違えてる〜〜って所も、今日見付けたりしてますので、
    他にもあるかもです(汗

    余韻に浸っていただけて嬉しいです!

    編集済
  • 三月二十二日 9への応援コメント

    >それを積極的に探さない島民になんとなく悪意を感じた。自分たちだけ助かればいいという考え方だ。

    のところが印象的です……!
    島民たちは、なんだか、表の印象と、中身の印象が、時々チラチラと違っている印象で。なんだかじわじわと怖くて。島民たちを根っこから信頼はできない人たちだ……と、何となく時々警戒しながら読んでいます。

    >夜須は島民たちを醜い人間だと断じた。
    のところ、え、夜須さんが真っ先に人のこと言えないような?! と、読んでいてツッコミしてしまいました!

    あと1話とエピローグ……!
    ついに物語は結末へ……!(ドキドキです!)

    作者からの返信

    島民コワイを書きたかったので、ちゃんと伝わっていて安心しました!

    夜須は、自分をある意味普通、強いて言えばいいほうの人間と思ってます。人に寄り添えないというのは自覚してますが、それを性格が悪いとは捕らえてないんですよ……

    あと1話ですね!

  • 三月二十二日 8への応援コメント

    夜須さんが余裕がなくなっていて、心がすごく敏感になっていて、夜須さんが大きく感情を揺さぶられて翻弄されているところに、お仕置きさを感じました……!

    結末はすぐそこにきている……!と感じました!

    作者からの返信

    夜須は人生最大の恐怖に襲われてると思います。
    ジェットコースターみたいに、夜須は振り回されてると思いますよ。

  • 三月二十二日 7への応援コメント

    かんべの親父さんとおかみさんが、なにか隠している……? と思いました。
    因縁は冬眠の人たちにとって、根深いタブーに近いのかもしれない、と感じました。

    >中に入っている万札を何枚か、
    のところに、高性能カメラのレンタル料が高かったのに、まだ万札が数枚もお財布に入っているなんて、夜須さんお金持ちだな……! となんだか悔しくなりました(*`´)(笑)

    作者からの返信

    夜須の実家がやたら金持ちという設定です。
    なので、自分とこは名家だと自慢したりするのです。

    わたしも夜須くらい札束ほしいですね。

    島民にとって、自分たちがだれかの犠牲の上で成り立っているという事実、言い伝え、伝説を信じているんでしょうね。
    だから誰もやめることが出来ないのです。怖くて。

  • 三月二十二日 6への応援コメント

    >蝶に自分の名前を名付けるのだという憧れもが、跡形もなく叩き潰された。

    >それなのに、まだシジキチョウに執着している自分がいる。

    >だれかに見せて、自分が見たものが幻ではなく現実だと証明したい。

    のところ、容赦ない描写に迫力を感じました。
    上手く言葉にできないのですが、まるで自分が夜須さんになったような錯覚を覚えました。物語を執筆されているのは藍上さんなのに、まるで夜須さんの手記を読んでいるように錯覚しました。(※藍上さんが夜須さんに似ているというのではなくて、読んでいると、夜須さんが実際に生きていて、目の前にいて、差し迫る独白を聞かせてもらっているような現実感を感じました!)


    >夜須からしてみれば、 ~ と思った。
    のところの夜須さんのひどさに、本当この人はどうしようもない……と思ってしまいました。

    >昼間は見落としたシジキチョウに関する記述がどこかにあるかも知れない。
    のところに、私も作中の仕掛けをたぶん何か見落としている気がする……! と、共感(?)しました。

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    夜須にこれでもかというくらい感情移入して下さって嬉しいです!

    夜須があまりにも酷いクズなので、読んでる最中厭になって、この小説を読むのをやめてしまうかも知れないと、ずっと心配でしたが、irodori-mikan様がここまで夜須を体感してくれているのが嬉しいです。
    一発ビンタを食らわしてやって下さい。


  • 編集済

    三月二十二日 5への応援コメント

    ああ、ついに対面してしまった、揚羽さんはてふだった、確定された……! と感じながら、緊迫感がとても怖いです!

    特に、
    >そのときになって、ようやく夜須はこれが異常なことだと気付いた。
    >それが自分を見ていると確信した。
    >カッと目を見開き、目玉だけ動かして夜須を見た。
    >てふの首
    >とても近い。近い。近い。近い。
    のところが凄い迫力で怖いです! ジリジリきてグワッとなって、ヒイッとなりました!

    >夜須は自分の身に起こった全てを認めないといけなくなる。
    >この志々岐島にとぐろを巻く悪意も認めることになる。和田津に巣くう怨念と因業も。
    のところに、ああ、年貢の納め時だ……と思いました。認めたくないことを、認めないといけない時がきたんだ、と……。

    そして、和田津で「延々と繰り返され」ていた仕組みに、ああ、そういうことだったのか……! と!!

    夜須さんが、自分の行いを反省して交野さんに無事でいてほしいのではなくて、あくまでも自分のために、自分のエゴのために、「交野は絶対に死んでいてはいけないのだ。」のところ、どこまでも夜須さんは夜須だな……ブレないんだな………と、この人もうずっとこういう性格なんだろうな……と、なんだか読んでいて悟りました……!

    そんなどこまでも自分中心を通り越して自分オンリーな夜須さんが、結末に向けてどうなってしまうのか、見届けます!

    どういう風に物語が終わるのか、とても楽しみです♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    近い。の箇所、緊迫感が伝わって良かったです!
    初めて使う手法だったからどきどきしました。

    夜須は今更気付いても遅いんですよねぇ……
    でも夜須は夜須なので、喉元過ぎたらまた忘れるのではないでしょうか。

    夜須がぶれたら、きっと楽しくないなぁと(笑


  • 編集済

    三月二十二日 4への応援コメント

    色々なことが繋がっていく……! と感じました。

    特に、
    >惣領屋敷の井戸、和田津の島民が由来書に嘘を書いたのは何故、首塚、庭の目立たない石、井戸、和田津集落の石垣、こちらに来ないようにした、揚羽紋が焼き付けてある門扉、
    のキーワードに「!」となりました!

    夜須さんの、
    >二枚では足らず、何百枚とあらゆる角度から撮り収め、
    のところに、シジキチョウへの強くて激しい執着心を感じました! 夜須さんの蝶の執着心は、交野さんやてふさんとはまた違った何かに取り憑かれているようだ……! と感じました。

    >それがどんなに異常なことなのか、蝶しか見ていない夜須は気付けなかった。
    のところに、怖い! 夜須さんはこの後どうなってしまうんだろう! と思いました!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    良かったです!
    いろいろ繋がっていくのを発見していただけて!

    本当だったら、もう少し謎を作ってみようと思ったんですが、そうなるといろいろと矛盾が出てくるので、諦めました。

    夜須が島に最後まで残るのは蝶のため、まだ夜須が何故蝶に執着するのか書けたら書いた方がいいなと終わってから感じました。

    夜須はどうなってしまうんでしょう!?

    ハラハラドキドキしながら楽しんで下さいませ!

  • 三月二十二日 3への応援コメント

    >途切れたことがないはず?
    >もしも、あの頃と今が何も変わってないのなら?
    のところに、最後の確認をされているような感覚がしました。
    夜須さん(と読んでる私)は、なにか見落としていて、今のままではバットエンドになる……そんな予感がしました。

    >すでに十六時二十分を過ぎていた。最終便は行ってしまった。
    のところに、あぁ、これで夜須さんはもう脱出できないんだ、逃げられない……と思いました。

    「和田津に潜む恐怖の源」の目的はなんだろう。交野さんは夜須さんに何をさせたいのか(殺す以外の目的が? すごく苦しめてから殺すとか)。女神の願い=てふの望み(復讐)? 交野さんとてふの後ろに控えているのが女神?

    少しずつ強くなってくる黒幕? の気配に、ハラハラしています。

    「三月二十一日 1」を読み返していて、
    >願うこと自体は ~ 殺めるわけではない
    のところに、交野さんとてふの願いに、女神が応じて力を貸している? と感じました。

    「三月二十日 4」の、交野さんの、
    >「御先様は和田津そのものを ~ 人間になるがよ」
    >「それくらいひどいことをされたんやないかな」
    のところを意味深に感じました。

    夜須さんと交野さんの会話シーン、
    >「自棄に御先様の肩を持つじゃないか。特別な思い入れでもあるのか?」
    >交野がニヒルに口元をゆがめる。
    >「そりゃ、あるさ」

    のところ、
    読み進めてから読み返すと、なんだか初読みの時とは違う印象です。一年前に夜須さんが交野さんにしたことを知ってから読むと、交野さんは物語の始まりから、夜須さんに強い憎しみを向けていて、でもそれを、抑えて、夜須さんと話していたんだ……と。

    >「ひたすらに和田津におる人間の魂を取り込んじゅー」
    に、それが御先様の目的なんだ、と思いました。だとすると、女神の目的はなんだろう、と感じました。

    緊張しながら続きが気になり、ハラハラしながら、とても面白くて、気持ちが盛り上がって拝読しています。

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    島と夜須の行く末、どうなってしまうんでしょう。

    女神は本当にてふの望み通りに動いているか、謎です。
    たまたま都合良く女神が動いているだけかも知れません。
    女神は単に喰いたいだけなのかも。

    なんて考えながら書いてました。

    交野がどんな思いで夜須と接していたか、
    それも今の段階では分からないですね。

    クライマックスに近づいてきているので、ハラハラドキドキが最後まで続きますように!

    楽しんでいただけたらと思います!


  • 編集済

    三月二十二日 2への応援コメント

    「三月二十二日 3」まで読んでいます。
    読んでいてメモをしながら、今までのメモを見返し、気になる部分を、今までのお話を読み返して確認してメモに書き加えたりしながら拝読しています。

    >今思い起こせば、誰も交野に話しかけていなかった。 ~ 本当に交野はいたのか?
    のところに、あ! となりました。
    交野さんが何だか人間じゃなくなっている気はしていたのですが、夜須さん以外の人には見えていなかったとは……! 気づかなかった……。(まさかそんな仕掛けがしてあったとは気づかなかった、すごく面白い! という気持ちから)、だ、だまされたーー!! と思いました(笑)。よく読めば気付いたはずなのに、気づかなかったです。なんだか爽快な気分になりました!♪

    夜須さんの胸中、
    >最初から存在しておらず、交野が揚羽と呼んだときに夜須の知覚や視覚に影響を及ぼした先入観だったとは考えられないか。
    のところに、そんな発想があるとは! と思いました。夜須さんが、読んでいる私と同じ光景を見ているはずなのに(ご作品世界で実際に体験している夜須さんと、ご作品を読んで体験している私とは、また違う立場かもしれないですけども)、違う受け取り方をしているところも、そうくるとは! 感があって、予想外で、意外で、とても楽しいです。

    夜須淨さんが淨願寺の住職に「わだつ日記」を読ませてもらっているシーンがなんだか気になり、読み返しまして。

    私の気にしすぎか、誤読かもなのですが、飢饉中に和田津民たちが人間の死体を食べていた話(「屍喰い蝶 1」)が、わだつ日記には書かれていない? と感じました。生け贄を捧げたことは記載されているけれど……。「わだつ日記」になにか仕掛けがあるような……? と少し警戒しながら、楽しく読んでいます。

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    いつも丁寧に読んで下さってありがとうございます。

    そうなんです。交野は最初からいません。
    上手くいって良かったです!

    夜須は一生懸命自分が体験しているのは超常現象ではないと思い込もうとしています。
    なかなかにパニクっているので、書いている私も夜須が何を言っているのやら、
    何度も書き直して整理しました(汗

    わだつ日記が江戸後期に書かれたものかも知れないとだけ
    書いておきます。これに関しては夜須には知り得ないことなので
    深く書いてませんが(汗


  • 編集済

    三月二十二日 1への応援コメント

    教授の、
    >『交野君なら真摯に丁寧に時間をかけてでも聞き取りをおこなうだろう。 ~ もっと理解を深めようとは思わないのかね』
    のところに、ハッとしました。
    教授がおっしゃっていることは、民俗学に限らず、とても大切なことだと感じました。私も忘れないようにしよう、と思いました。(自分が相手に失礼な態度を取っていないかどうか、自分で気付ける自信はあまりないのですが……/;´`)、静かに心に響きました。

    ついに現れた御先様の姿に、ああ、もう、夜須さんは逃げられない……と悟りました。
    今日この時に至るまで、夜須さんは、シジキチョウへの執着心を抑えて志々岐島に来なければ、自分のひどさに気が付いて心から反省し片野さんに謝罪していれば、何がなんでも途中で志々岐島から脱出していれば、逃げられたかもしれないのに。

    これからお仕置きが始まる、謎が明かされて物語が終わりに向かっていく、と思いました。「屍喰い蝶の島」がどういう結末を向かえるのか、夜須さんは今後どうなるのか、時折ほの暗い愉快さを感じながら、最後まで見届けたい! と思いました。

    「屍喰い蝶の島」と出会ってからのこの数日、本当にずっと楽しい時間を過ごさせていただいています。
    物語の公開に、(そして私の勢い任せの未熟なコメント連続送信に、とてもあたたかいご返信もいただけて、頭が下がる思いです)、作者の藍上さんには心から感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    なにげに教授はいいこと言ってますね。
    本当に民俗学の姿勢が教授の言うとおりのものかは分からないですが、
    民間信仰の存在を尊重していなければ、きっと恐ろしい落とし穴があるとは思います。

    夜須さんが改心する……書いてるわたしでも想像が付きません。
    もうものすごく初めのほうから夜須さんは間違いを重ねてきていると思いますから。

    夜須が御先様を見てしまったことに関して、全く危機感を抱いてないのが夜須らしいと思います。

    最後の最後まで見届けていただけたらと思います。


    コメント、いただく度にわたしの心の砂漠にオアシスが潤ってます。
    自信をなくしたときや、落ち込んだときに、
    irodori-mikan様のコメントを見返そうと思ってます。

    こんなに作品を愛して面白いと思ってくださって、
    わたしのほうこそありがとうございます!

    あともう少しですがお付き合いいただけると嬉しいです!


  • 編集済

    御先様 6への応援コメント

    読みながら、
    今までの伏線がどんどん繋がっていくのを感じ、おおお……!! と感動しました!

    御先様になったてふが、くいっと何回もして、火丸を一度で仕留めるのでなく、少しずつ海へと引きずり込むところに、てふの怨念と、時間をかけて死んでいく怖さを感じました。

    恒世と火丸は、たぶん生前に誰がどう話しても自分達の非道さを反省したり悔やんだりしなさそうだし、なら後はもう、存分にたっぷり苦しんで怖がっていなくなってほしい! と思いました。

    楽しく面白く拝読しています♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    恒世と火丸の死に様に溜飲を下げていただけて嬉しいです。

    御先様6で過去編は終わりになります。次章は現代編です。
    夜須に視点が戻りますが、過去編を知ってから現代編を読むと感じ方がさらに違ってくるのではないかと思います。

    連載終了、完結は21日になってます。
    それまで、存分に楽しまれて下さい!

  • 御先様 5への応援コメント

    火丸も、そして、
    >そんなわたしを囲む和田津の者どもが面白そうに見物して付いてくる。
    という和田津の者どもも、鬼畜で……。
    てふも宗順もひどい目に遭っているし、特に赤子にもこの仕打ち……!
    語られるてふの怒りや憎しみに、それはそうだろう、とても許せないだろう、和田津の人たちや夜須一族を、末代まで祟りたいだろう、と思いました。死んでも許さないだろう、と思いました。

    そして読みながら、赤子が生まれた辺りで、ああそうか、交野さんと一緒にいた揚羽さんの招待はひょっとして……? と思いました。

    続きが気になります!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    てふの憎しみや恨みを理解して下さって嬉しいです。

    書いてる最中もてふが祟って怨霊になるようなことってどんなことだろうと思いながら書いてましたので、
    わたしも相当な鬼畜かも知れないです(汗

    なんとなく気付いて下さったようで、
    よしっとなりました(笑

    楽しく読んでいただけると嬉しいです!

  • 御先様 3への応援コメント

    「三月二十日 3」の、「九相図」のお話を思い出し、必死で大浦を目指しているてふのこの先を思うと、胸が痛くなりながらも、てふを応援しながら読みました。

    特に、
    >あともう少し行けば、あともう少し……
    >尾根を目指していたときは、前だけを見て進めた。
    >焦りがわたしの判断を狂わせていく
    のてふの心情が伝わってきて、読んでいて私も泣きたい気持ちになりました!

    常世と火丸が本当にゲス! 怖い! と強く思いました。

    続きが気になってワクワクします!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    てふの気持ちに寄り添って下さってありがとうございます。

    てふの未来を知っていても、てふがどんな思いをしたか、
    考えて下さって、ありがとうございます。

    最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

  • 三月二十二日 7への応援コメント

    金のチカラに頼りますか!さすが夜須さん!

    作者からの返信

    母猫様

    夜須は札束で頬を叩くタイプですな。


  • 編集済

    三月二十一日 6への応援コメント

    夜須さんが交野さんにしたことも、本当に! ものすごくひどいですが、「同じゼミの連中」もたちが悪いな、と思いました。
    もしも、
    >周囲にいる連中と交野が同じ性格だったら
    交野さんがこんなに傷つけられることもなかっただろうに……、と胸が痛みました。

    周りが夜須さんみたいなひどい性格の人たちだらけじゃなくて、普通に善良な人たちが多かったら、夜須さんたちの悪行を止めてくれたかもしれないのに……、と、交野さんの孤立感に胸が痛みました。

    >しかし、交野は夜須が思う以上に孤独だったのだ。
    のところ、どうしてこんな善良な交野さんが苦しまないといけないんだろう、と思いました。100パーセント善良な人というのもあまりいないとは思うのですが、大半の人は良心を持っているはず、と信じたいです。

    >頭はいいが、押しに弱いのか優柔不断なのか、 ~ それすらも馬鹿にされていた。
    のところも、確かに、悪い人に標的にされてしまった時に、うまく反撃というか、されるがままにならないように対応するのはきっと大切なんだろうけども、そもそも標的にしてくる人がいるから悪いわけで、交野さんが悪いわけではないから、交野さんが苦しむ必要なんて本来ないはずなのに……、と胸が痛くなり、夜須さんめ……、ゼミの連中め……と、読んでいて悔しくなりました。

    夜須さんの胸中も、
    >交野が喜びそうな言葉を吐いて、徐々に距離を縮めていくのが面白かった。
    >まるで、蝶を蜜で誘い出して、 ~ 標本箱に飾り付けるのと似ていた。
    のところに、確かに、気になる人とか好きな人とか、興味がある人とか縁あって同じ場所にいる人とかと交流してる時は、仲良くなれたらいいな、とか、親密というほどではなくても、穏やかなやり取りができたら嬉しいなぁと、内心ほんのり考えている時はあるけれど、夜須さんの胸中は、似たようなことを考えているようで、なんだかとても攻撃的というか、悪意を感じるというか、黒いなぁと感じました。

    >交野がゼミの教室に入ると
    からのところは、夜須さんを含めてもうこのゼミの連中にビンタしたい! と思いました。
    今ここの場所に、交野さんを心配して、追いかけたり、家に行って様子見に行ったりするような人がいなかったっぽいところに(交野さんは今はそっとしておいてほしいかもしれないけれど……!)、交野さんは本当に、孤独だったんだな、と思いました。

    これから夜須さんがどういうお仕置きを受けるのか、ドキドキはらはらしながらも、交野さんを苦しめた分、夜須さんも報いを受けてほしい!! と思いました。
    お仕置き展開は怖いけれど、夜須さんがこのまま逃げ切りになりませんように……! と思いました。

    続きが楽しみです。
    いつも楽しく面白く拝読しています。

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    交野を思っていただけて嬉しいです。

    交野の周りにもおそらく優しい人達はいたと思いますが、
    交野周りに夜須の仲間がいて近づけなかったのかも知れないです。

    それでも、交野は世間知らずすぎて、
    すれてなくて(志々岐島は平和だったんだなぁと)
    それでコロッと夜須に騙されたんだろうなぁと思います。

    交野が陽キャだったら友達も多かったかも!

    島から出て知っている人間たちとも離れて、一人暮らしをしながら、
    大学に通い院に進学した交野は、友達作るのが下手すぎて、
    しかもすれてないから、少しでも優しいと勘違いしてしまって
    好きになってはいけない人を好きになっちゃったんでしょうね……

    ここからお話は佳境に入っていくので、
    (種明かし編?)
    どんな風にお話が転がっていくか、是非見届けていただければと思います。

  • 三月二十一日 5への応援コメント

    夜須さんが、レンタル料が高額のカメラをレンタルしたのに、うまく写真を撮れなくて失敗したところ、フフッとなりました♪
    撮影に失敗したこともですが、もし私だったら、高いお金払ったのに……と地味に落ち込むと思うので、夜須さんのお財布が少し軽くなってしまったのも含めてお仕置きな気がする、と感じて、なんだか少し愉快でした(*´v`*)。

    >物好きはこれをオーブと呼ぶらしい
    のところを読んで、そうか、オーブというのか、新しいことを知った……! と思いました。

    夜須さんへとじわじわ近づいてくる不穏なものの気配を感じ緊張しながらも、かんべのおかみさんの、
    「はいはーい、じゃあ、部屋に案内するわね。 ~ フロントに買いに来とーせ」
    のところを読んで、私事ですが、昔旅行先でホテルに着いた時のことを思い出して、少しわくわくして気持ちが弾みました♪

    物語とは直接関係がないかもですが、
    >ぺたんこのざぶとん
    >役に立っていない薄い座布団を二つ折りにして尻の下に敷いた。それでもあまり意味がない。
    のところ、座布団がなんだかかわいいなぁと思いました♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    夜須さんのカメラの腕、あまりよろしくなかったんですかねぇ(笑
    しかし、夜須さん、オーブなんて言葉を知っているのですね。
    と思いつつ書きました。

    旅館の雰囲気が伝わって嬉しいです。

    田舎の旅館って(古い旅館)なんかざぶとんがぺたんこなんですよね。
    それも含めて、ほんわかしていただけて良かったです。

    楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。


  • 編集済

    三月二十一日 4への応援コメント

    わくわくドキドキしながら読み進めています。

    夜須さんが恥ずかしい思いをしたシーンを読んでいて、ほんのり黒くて嬉しい気持ちになりました。夜須さんの今までの言動がひどいから、夜須さんは少しくらい嫌な体験をしちゃえばいいんだ、と、少しニヤッとしてしまった自分がいます……!(と、ひどいこと考えちゃいました……!)

    >ここで自分がやめると言ったら、 ~ 馬鹿にするかも知れない。
    のところ、夜須さんはなにと戦ってるんだろう?? と感じ、プライドがすごく高いんだな……と思いました。

    もし私がお客さんだったりトレーナーだったりしてこの場にいたとしたら、溺れてしまった夜須さんのことを心配こそしても、馬鹿にしたりしないのに……というか、馬鹿にするという発想がなくて。たぶん、大抵の人は普通に心配すると思うので、夜須さんはひねくれている……! と思いました。

    鍾乳石の根元にあった、「四方二十センチほどの白い箱状のもの」が、気になります♪

    トレーナーさんは蛭子神の祠ですよと言って、夜須さんは綿津見毘女命じゃないのか? と聞き返すシーンで。
    綿津見毘女命……、前にも聞いたお名前……! 誰が話していたんだったかな……と、メモを見返しました。「三月二十日 5」で志々岐神社の神主さんがおっしゃっていた話に出てきてる! と、確認して、話が色々繋がっていくのがすごく楽しい! と思いました!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    夜須がいやな思いをしてるのを読んで溜飲を下げて下さって正解です!

    夜須はそろそろお仕置きせねばならないと思っています。

    夜須は自分がすることを他人もすると思っているので、自分が失敗したら人に笑われたり馬鹿にされると思うのです。

    たくさんのキーワードがあると思うので、それがかっちり嵌まってくれたらと思いながら書きましたので、気付いてもらえて嬉しいです。

    これから先も楽しんでいただけたらと思います🎵


  • 編集済

    三月二十一日 3への応援コメント

    楽しく、面白く、続きが気になり、読み進めています。
    (ただ今、「三月二十一日 6」まで読んでいます♪)。

    おばあさんとおかみさんの話の、気になったところ(大事な部分だと感じたところ)をメモしました。穴のこと、首塚、首の出現場所、胴体の出現場所、去年のことを。語り継がれているため、話す人によって語られる内容が少し違うと「屍喰い蝶の島」と藍上さんから教わったので(伝奇ホラーの世界をおしえてくださってありがとうございます!!♡)、話の内容の後に「かんべのおばあちゃん談」「おかみさん談」とメモに書きました。

    今までのお話で他の人が語った内容と共通の部分は、メモしたりメモを見返しておさらいしながら、「ここの部分は共通のお話が伝わっているんだな」と読んでで頷いたりしながら、うきうき読んでいます。(作中世界を、探索しているような、冒険しているような楽しさを感じています♪)。

    >「一年前というと、観光業しかないきかねぇ……」
    >それを聞いて、夜須は驚いた。交野は屋敷に戻ってきている。
    のところに、え? となりました。
    え? あれ? 交野さんつい先ほどまで夜須さんといたのに……!? え? え?? と、ぞわっとしました!

    しかも、
    >「いいや、雅洋に妹なんちょらん。 ~ 雅洋の嫁さんやないのかね」
    とのこと……!
    え、揚羽さんはいない人……? 妹じゃない? お嫁さん……? 誰??
    とぞわっとしました!

    おばあさんとおかみさんの衝撃的な話を聞いても、夜須さんは、今自分が怖い状況にいることに気付いていなくて。夜須さんに、今ヤバい状況だから早く逃げてーー!!(涙)の気持ちでハラハラしながら、続きが気になって気になって……!

    >あれだけ夜須に媚びて付きまとい、
    から続く、夜須さんの、本当に自分勝手で自己中心的でひどい考え方に、夜須さんひどい!!! と思いました。あまりの自分勝手さに、夜須さんはどうしてそういう発想になるんだ……! とやるせない気持ちになりながら、夜須さんの身勝手さを頭の中で責めていたのですが、、、

    あまり自覚したくはないのですが、私の心の中にも少しだけ、夜須さんがいるような感覚もしています。夜須さんのことを、完全には「ひどい!」と言い切れない自分がいることに気づきました(汗)。夜須さんはひどい! けれど、私の心の中に、本当に、本当に、夜須さんのような身勝手で傲慢で独りよがりの思考回路ががないと言い切れるだろうか? 夜須さんの身勝手な思考回路に、ほんの少しだけ、完全には責められず、少し共感している自分がいるのではないか? と、読み返しながら、頭の中で反芻しながら、自分を疑っている感じです……!(私はモテないので、心配いらないかもですけども……)。

    ですが、
    >そのためだけに子供まで作ったのか。
    >惣領屋敷に戻ったら、交野に最後通牒を言い渡す。
    のところに、夜須さんひどすぎる!! と憤慨しながら、心の隅で、よかった、もし私だったらここまでは思わない気がする、よかった、私は夜須さんほどにはひどくない……! と安心した(?)自分がいます……!(と、私十分ひどいですね;)

    「最後通牒」の言葉に、「三月二十日 4」で交野さんの「殺すと思うよ」を思い出しました。順序だてて考えたわけではなくて、とっさの直感? なのですが、これが最後通牒だったのではないか、と感じました。

    「三月二十日 2」の交野さんの「そうしたら君は満足なのか?」のところも、なんだろう、交野さんの苦しさが伝わってくるような……。


    >石段を登り詰めて、惣領屋敷にたどり着く。
    からの惣領屋敷の様子に、衝撃を受けました……!
    日中なはずなのに、とても廃墟になっていてる様子に、まるでここだけ夜みたいだ……! と感じました。すっかり廃墟になっていて、私が今まで見てきた惣領屋敷は、まぼろしだったんだろうか? 今の廃墟な姿が実態なんだろうか?? と感じました。

    屋敷の描写に、しっとりと冷え切っていて、肌寒くなるような空気を感じました。命が朽ちているような、じっとりと空気が下の方に下の方に流れているような感じがするというか。静まり返っていて、今ここの場所、夜須さんしか生きてる人間がいない……と感じました。

    この状況で、
    >座卓に食器類がそのまま残って
    いる時点ですでになんだか不吉で怖いですけど、さらに、
    >茶碗や皿の中に、フナムシやゴカイの死骸が転がっている。
    なんて……!(泣)
    うごうご動いてそうで、怖いし、気持ち悪いし、ぞわっとします。
    私が夜須さんだったら、絶叫して逃げ出すか、もう声も出せずに震えてしゃがみ込むかだと思います……(泣)。もう震えて泣くしかない感じです……。

    この状況でも、夜須さんは、
    >交野はこんな嫌がらせをして悦に入っているのか。 ~ 誰が交野の権謀に嵌まるものか。
    という発想になる夜須さんが強すぎます……。夜須さんのその発想も、少し怖いかもしれない……。なぜこの人ここまで鈍感なんだろう、と。
    夜須さんの事を思うと、傲慢だけど、強い、というより、なんだか、怯えた子供? のような印象が頭をちらつく時があります。なんとなくですけども……。

    >こんな不潔な布団を客に出したのか、と憤慨する。
    の夜須さんも、すごいな……と思いました。なぜ、自分は歓迎されるはずだと当たり前に思えるんだろうかと……! 夜須さんの自分勝手で自分本位で他人の気持ちにお構いなしな一端が、ここでも垣間見えた気がしました。

    >荷物は昨夜綺麗に整頓してキャリーケースに詰めている。
    のところに、夜須さんの几帳面さ(?)を感じて、少しクスッとなりました。夜須さんは少し神経質なところがあるのかもしれない、と思いました。

    >それでもやはり、赤い蝶を目の当たりにしたい。この手の中に収めて標本にして愛でたい。シジキチョウはきっと想像以上に美しい蝶ではないだろうか。
    のところに、夜須さんは蝶にすごく執着している……! と感じました。
    夜須さんの生い立ちに、一体何があったんだろう? これから先どうなるんだろう? と続きがとても気になります!

    惣領屋敷のことを思い返して、「三月十九日 4」で語られた「隣の井戸」や「隣の石」が気になっています。かんべのおばあちゃんの話していた、「穴」や「曾祖父さん」のお話とつながっているんだろうか……? と、なんとなく感じました。

    続きがとても気になります♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    なんだかとっても夜須のことをいろいろ考えて下さってありがとうございます。

    夜須は本当に厭な奴です。推察いただいたとおり几帳面で神経質でもあります。
    プライドが高すぎて破綻している性格でもあると思います。

    そんな夜須を交野がどう見ているかも推察して下さってありがとうございます。嬉しいです。

    誰もいなくなった惣領屋敷の不気味さが伝わっていてとても嬉しいです。

    この章からドンドン物語は収束に向かいます。ちゃんと風呂敷を閉じれてるか(ちゃんとキーワードを回収できているか)ドキドキしています。

    いま、寝ぼけた頭で書いた二十二日章の推敲をしているので(多分読んでいただける分には問題ないです)、それで作品の質が上がっていることを願ってます。

    たくさんキーワードあると思いますが、たくさん拾っていただけて、作者冥利に尽きます!

    ありがとうございます!


  • 編集済

    三月二十一日 2への応援コメント

    三月二十一日 2 を拝読して、三月二十一日 1を読み返しました。
    志々岐島とシジキチョウの謎へのヒントが沢山書かれているように感じ、ここは大切な気がする……!と感じたところをメモしました。

    特に、三月二十一日 2の終わりの方の、「鍾乳洞に繋がっている穴」を塞いだところは、もう、ダイレクトに、ここはとても重要なところな気がする……! と感じました! 民宿かんべのおばあ様の、その曾祖父さんが「良うないものがやってくるき、不吉や」と言って穴を塞いだ、とのこと。まさか、シジキチョウはここに……? とか、祠の女神様が通ってきた……? とか、不穏なものを感じながら、でた! 今までは向こうからこちらに近づいてくる感じだったけど、この穴の手掛かりを得て、今回はこちらから向こう側へ近づいている感じがする……! と思いました。

    民宿かんべに行く前のアクアマリンで、店主の父親が、
    >「(女神さまに)めったに触れたらいけない。そっとしておくほうがいい」
    と話しているところに、島のタブーのようなものを感じました。
    人智を超えた存在には、たぶん軽い気持ちで関わってはいけない、むしろ、極力接点を持たないようにした方が安全な気がする……! と思っているのに、穴のことを聞いた今は、好奇心でシジキチョウや女神さまの詳細を知りたくてうずうずしています。

    シジキチョウも女神さまも、近づいたら引きずり込まれてしまいそうなのに、でも気になる……! 続きが気になる……! の気持ちです。

    アクアマリンで、
    >志々岐島の象徴のようなシジキチョウに、なぜか興味がないようだ。
    のところにほんのり不穏さを感じました。

    他の島民たちもですが、それまで普通に夜須さんと会話してたのに、時々急に、島民たちの目がうつろになっているような印象を受けるというか(突然、何を考えているのか分からなくなる感じというか)、突然別人のようになって、心のシャッターを下ろされたような気がする時があり。そういう時、読んでいて心がピシャッとして、ドキッとします。なんだかじわじわ怖くて、やっぱりこの島には「何か」あるんだな、タブーのようなものがあるんだ、と感じています。

    「屍喰い蝶の島」の主な舞台は現代日本のはずなのに、志々岐島は時々、私の知らない閉ざされた村のように感じる時があるというか……。何か隠してる、なにか裏の顔がある、と。

    夜須さんからの、
    >「洞窟の蛭子神はひるこさんの神なんだろう? やっぱり特別な行事とかあるのか?」
    以降は、不穏さを感じ、読んでいて緊張してきました……! なにか怖いことが起こりそうな気がして、ドキドキはらはらしています。


    コメントが前後するのですが(コメントをうまくまとめられなくてすみません……!)、
    三月二十一日 1を読み返していて、
    アクアマリンで店主の父親が、
    >「わしは御先様は迷信や思うちゅー。やけんど、大昔から受け継がれてきた風習やき、そのものに意味があるがやろう」
    と話しているところがとても印象的です。

    >「ひるこさんにしても、あれは ~ 豊漁になると喜ぶ奴らがおるがよ」
    のところ読んで、はるか昔の養和の飢饉のことが、こうやって現代でも語り継がれているんだな、話す人によって話の細部が違ったり、抱く想いは違ったりしながら(御先様自体は迷信だと思っていたり、「漁業組合の若い奴らほど御先様のジンクスは信じてな」かったり)、現代にも語り継がれてきたんだな、と。(養和の飢饉で起こった事自体は、飢饉も、人も、人ではない何かも怖いけれど)、はるか昔の出来事が現代の今に語り継がれてきた事にロマンを感じました。

    「屍食島」では「わたし」たちを、「屍喰蝶」では火丸や住職たちを見てきているから(読んできているから)、時代的には養和の飢饉はるか昔だけども、私にとっては、「今」見てきた話だとも感じていて。それが、お話が現代に戻ってからは、はるか昔の出来事として島民たちに語られることに、ロマンを感じて感動しています♪ うまく言葉にできないのですが、現実ではタイムマシンがないとできないような体験を、物語で体験させて頂けている……! と感激しています。

    養和の飢饉時代は、火丸さんなど怖い島民たちはいたけれど、でも火丸さんたちも含めて、みんな生きてきたんだな、と思いました。
    怖い歴史も含めて、怖い出来事も経て、現代の今があるんだな……、と感じ、「屍喰い蝶の島」の世界を想いました。

    続きがとても楽しみです(*^v^*)♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    素敵な嬉しいコメントをありがとうございます!

    思わず、ネタばらししてしまいそうなくらい、嬉しいんですが、
    それはあまりにも鬼の所業なので、ぐっと堪えます。

    ただ、この話、伝奇ホラーに当たるので、
    ロマンを感じていただけて嬉しいです!!
    これぞ伝奇です! ようこそ伝奇ホラーの世界へ!!

    たくさん設定を考えて良かったです(感涙

    答えを出さないものもあるかも知れないですが、
    楽しみに読んでいただけると嬉しいです!

    ありがとうございます!


  • 編集済

    三月二十一日 1への応援コメント

    ご老人の、
    >やけんど、大昔から受け継がれてきた風習やき、そのものに意味があるがやろう。

    夜須さんの、
    >二人の会話を聞きながら、 ~ ではないのだから。
    のところが印象的です。

    特に、夜須さんの考えている、
    >願うこと自体は悪いことではない。
    のところに、理屈としては賛成? なのですが、なんだか、夜須さんのようにはっきりと割りきって肯定もできない気持ちで。完全に、願っている人だけの範囲で収まるなら、自分にも周囲にも悪いことが起こらないなら、いいのかもしれない、けれど……。気持ちは、心の中に留めているつもりで、外に出ちゃったりするような気もして。夜須さんのツンツンした言動などは、周りの人の気持ちなどに影響が出てるような……? 気がしています。

    夜須さんに、ところどころ「うん……?」と感じ、これからどうなっていくんだろう、夜須さんの今までとこれからにいったい何が……? と続きが気になります!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    夜須はほんっとーに、共感力のない人間です。
    多分、誰の心情も理解できてないと思います。
    ドライというよりかは無関心に近いかも。
    誰のことよりも自分のことが一番大事です。

    多分、夜須が温かで人柄のいい人間だったら、
    他人の後ろ暗さや不信感は出なかったかも。

    もし、夜須に矛盾があるようでしたら、教えて下さい!
    ちゃんと一貫した性格であるように書き直しますね。

    読んで下さっているirodori-mikan様の感じ方が、行間にある
    わたしも計算してなかった事柄を浮き彫りにして、
    より面白い作品になるかも知れないです!

    続きを是非楽しまれて下さい!

  • 屍喰い蝶 3への応援コメント

    藍上央理さんへ

    読んでいて、ぞくぞくゾワゾワしてきました!

    特に、
    >これでは、いつ自らの手 ~ 恒世ならともかく、火丸はしでかす恐れがあった。

    >それだけでなく、碧の洞窟に ~ まるで女神に魅入られているように見えた。

    のところ、怖くて!
    藍上さんが前回のお返事(ありがとうございます、あたたかいお言葉にとてもホッとし、またとても嬉しいです)で仰っていた「人の怖さ」に、物語を読んでいて、ああこれが「人の怖さ」か、と……! 気持ちと言葉が繋がり始めた感覚です。

    火丸さんの、利己的で狂暴で、自分の欲のままに周りを尊重せずにただ貪って喜ぶような……! きっかけがあれば、私も含めて皆そうなる可能性があるのかも、と怖いです。

    少し怯えながらも、そこも含めて物語が面白くて! 読み進めています。

    >住職は火丸の言葉に怯んで、 ~ 住職は胸が苦しくなった。

    のところ、葛藤が伝わってくるようでした。

    「鵜来島」や「胴塚」の言葉が出てきて、あ、現代の三月のお話に出てきたキーワードだ! ここで繋がっているんだ! と思いました。胴塚は、三月二十日 2の……! とメモを見返して確認しました(この瞬間も、探索しているような感覚? がして、楽しんでいます♪)


    >そのうち、 ~ 腐臭がすると気味悪がりだした。
    のところに、ああ、やっぱり、鯨や魚の恵みの反動が……、怖いものがやってきた……! と思いました。

    「仏さんの顔の皮」「ゴロゴロとしゃれこうべがいくつも」のところも、不気味で怖くて。「ゴロゴロと」が特に、質感が伝わってくるようで……。近付いてはいけないものが、島民たちの預かり知らぬところで近付いていて、これから恵みの見返り? に怖いことが起こる気がする……! と感じました。

    物語が面白くて、読みはじめてから楽しい時間を過ごさせていただいています。ありがとうございます!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    丁寧に読み進めて下さってとても嬉しいです。

    火丸に恐ろしさを感じていただき、伝わって良かったと思いました。
    他にもたくさん人の怖さをちりばめているので見つけていただけたら嬉しいです。

    和田津に訪れる恵みと災いが一体何なのか、上手く私も書けているか、ドキドキしますね。

    楽しんで下さっていて、わたしも嬉しいです。

    ありがとうございます!

  • 屍喰い蝶 1への応援コメント

    物語の展開が気になりながらも、
    >海だけはいつまでも糧を与えてくれると信じていたからだ。
    の文章が、読んでいて何だか心に響きました……!

    読みながら、何となく海を想いました。海はなんだか、懐かしいような、色々な生き物の生命が生まれたり帰っていったりして、何だかお母さんみたいな印象? があるかも……と思いました。なので、うまく言葉に出来ないのですが、もしも海に見放されてしまったら、私は凄く哀しい気持ちになる気がする……と感じました。

    急速に進む過酷な飢饉で、少しずつ飢えて追い詰められていく和田津集落の島民(と大浦集落の島民)たちの心情を思うと、少しずつ飢えて苦しみながら時間が進んで、仲間もどんどん死んでいくの、絶望的な気持ちだったろうな、と思いました。

    (「三月二十日 4」で、「ガードレールを挟んだ向こう側」の崖なからもし落下して、即死ではなく少しずつ死んでいくのは怖いだろうなあと感じたことを思い出しました。)

    もし飢饉が起こらなくても、惣領の父子の火丸さんと恒世さんは、なんだかやっぱり意地が悪い性格だったのかも……と感じました。

    立場を利用して魚を独り占めにしたりもしていたようだし、みんな飢えて困ってるんだから、魚はみんなで分けたらいいのに……! と思いながらも、心のどこかで、でももし実際私が惣領家だったら、やっぱり自分だけは確実助にかりたくて、魚を独り占めしちゃうかも……とも思ってしまいました(私も意地が悪いかもです……)。

    火丸さん恒世さん以外の、島の仲間を食べて生命を繋いだ島民たちは、そうしないと自分が死んでいたとはいえ、飢饉が過ぎたら、自分をすごく責めるんじゃないかと思いました。

    (普段、魚や作物は普通に食べているのに、人間を食べることは凄く抵抗があります、なんでだろう……、と、脱線してるかもですが、読んでいて思いました。)

    鯨(勇魚)の臓物の間にあった黒い玉。刃を入れると視界が真っ赤になって、気づくと玉はなくなり、小さな赤い蝶の群れに……!
    この玉の蝶? はなんだろう、明らかに普通の生き物じゃない、人智を越えた感じのもの……! 島民大丈夫かな、鯨は恵みだけじゃなくて、災いももたらすんじゃないかな、とハラハラしてきました!

    島民が飢えてるところに流れ着いた鯨は、美味しいところだけではなくて、得体のしれない怖いものもセットになってついてきた……! と思いました。

    でも、鯨も、中の玉もとても怪しいけれど、島民は今は鯨を食べないと……! とりあえず早く何か食べてほしい……! とハラハラじりじりドキドキしながら読んでいます。

    続きどうなるんだろう? と、楽しみです。(そして怖いです)。どうなるんだろう……!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    いつもありがとうございます!

    海をイメージしていろいろなことを考えて下さってありがとうございます。

    確かに海にはいろいろな面がありますね!
    与えるばかりでなくて奪うこともある気がします。

    火丸は父親の恒世より強いですね。親なんだけど怒鳴りつけたりします。
    乱暴者で、利己的です。
    だから争いが起こるとすぐに人を殺したり、
    今回みたいな非常事態だと誰よりも早く理性も捨ててしまいますから
    誰も火丸に逆らえないんでしょうね。

    多分、そんな恐ろしさ(現実的な)と得体の知れない球の怖さも一緒に味わって下さっているのではないかと思います。

    irodori-mikan様に人の怖さが伝わっていると、とても嬉しいです。

    これからさき、どんどん、ハラハラドキドキが増えるようにかけていたら!と思います。

    楽しんでいただけたら嬉しいです!


  • 編集済

    三月二十日 8への応援コメント

    楽しく面白く、不穏さを感じてヒヤッとしたりしながら拝読しています。

    漁師さんたち、今回は夜須さんに友好的だなあと、ホッとしていたら、
    >「ふと漁師達の方を振り返ると、 ~ 夜須と目が合うとそらされた。」
    のところで、あれ? 何だか、不穏な空気になっている……! と感じて、少しヒヤッとして、読み進めました。

    >彼らはシジキチョウのことを本当は教えたくないのだ。
    のところ、夜須さんはそう考えているけど、私は、漁師さん側は、教えたくない、というより、なんかちょっと違う思惑や事情があるような……? と感じて。夜須さんは「さして収穫にもならない聞き取り」と感じて、それ以上漁師さんたちに興味をなくしているようだけど、私は違和感をスッキリ切り替えられなくて、読みながら漁師さんの反応などをじっくり見ているような感覚で読みました。

    >空を見上げると、 ~ 圧倒的な星の量とその星達から発せられる精気に
    に、綺麗な夜空だなあと思ったので、夜須さんもそう感じているんだろうと思ったら、
    >気持ちが悪くなる。 ~ 名状しがたい恐怖に駆られる。
    に、夜須さんが予想外の心境に、え? そうなの? と思いました。

    でも考えてみると、実際に大自然の夜空に慣れていない人が見ると(私自身地方に住んでますが、大自然の星空はあまり見たことがないかもで)、迫力が圧倒的すぎて、気持ち悪くなったり恐怖を感じる時もあるのかも? と思い直し?ました。

    夜須さんの気持ちや行動が先読みできなくて面白さ半分、どうしてこの人いつもツンツンしてるんだろう?? 不思議さ半分です。専門分野に詳しくて、たぶん頭がいい人なんだろうに、何でツンツンしてるんだろうか……と! そこも含めて面白くて!

    >都会では見ない空だからか、名状しがたい恐怖に駆られる。
    のところ、大自然など、人間がコントロールできない圧倒的な力は、確かに怖い時もあるかもしれない……と感じました。夜の山とか、人気のない夜道とか。

    揚羽さんが、
    >小さくぐずる赤ん坊を抱いている。
    ところ、揚羽さんの様子が怖くて、この人は本当に生きている人間だろうか、抱っこしてるのは本当に赤ん坊だろうか……? と思いました。たたずまいからして何だか不気味さがあって怖いのですが、夜須さんは怖がってはいなくて、少し鈍いのかも……? と思いました。

    いきなり現れた交野さんも、何だか不気味で……。何の目的があるんだろう、夜須さんに何か気付かせようとしてるんだろうか? と思いました。

    蛇口から吹き出した水の、異様な様子にも、夜須さんは不審に思わないようで、
    >左の耳元で微かに女の声が、「夜須ぅ……」と囁いた。
    のところも、夜須さんはビクッとはしても、あまり深くは気にしてない? みたいで。

    夜須さんみたいに不動の心?? を持っていたら、色々生きやすいのかもしれない……けれど、やっぱり夜須さんが身近にいたら嫌かも……、どうしてこんなに威張っているんだろう……と身近にいたら疲れちゃうだろうなあとも思いました。でも、そんな夜須さんだからこそ? これからどうなっていくのか、新鮮な感じがして、続きが楽しみです!

    そんな豪胆? 傲慢? な夜須さんも、少しづつ、周囲から何か不審さを感じ取っているような感じも受け、でももう不穏な物の中に入ってしまっていて、取り囲まれているような気もして。

    物語も夜須さんの今後も、どうなるんだろうか……? と続きが楽しみです!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    いつも読んで下さってありがとうございます!

    今回は夜須の様々なおかしな性格を読み解いて下さってありがとうございます。

    夜須は性格が悪いし、鈍いし、側にいてほしくない人物です。
    細やかに読んで下さっているので、お気づきかも知れないですが……
    夜須は信じたくないものや認めたくないものがあるのです。
    なのでどこまでも鈍くなれると思います。
    これから先も夜須にイラッとくることもあるかも知れないですが、
    どうぞお付き合いいただけると嬉しいです。

    これから先、夜須はいろいろと体験していくと思いますが、
    面白く読んでいただければと思います!

  • 三月二十日 6への応援コメント

    (お返事ありがとうございます。私のコメントは多分、作者の藍上さんからすると、色々間違っていたりツッコミどころだらけだと思うのですが、温かく見守ってくださって、ありがたいです。物語を楽しく読んでいる気持ちと、作者の藍上さんへの御公開ありがとうございますの気持ちが、少しでもお伝えできていたらいいなあと思っております……!)

    掛け軸の生首の描写が怖くて。生きたまま首を切られて、すごく痛かっただろうな、怖かっただろうな、憎らしかっただろうな、と思いました。

    この御落胤のお話は……! とハッとして、前の「屍食島」を読み返しました。

    「屍食島」の絵仏師(たぶん宗順さん)の「大きな海の勇魚です ~ 現れたと聞きます」のところを、初読時は読んだはずなのに、私はちゃんと頭に入れてなかった……! と気付きました。語り部の「わたし」は食べ物を食べられるのだろうか、飢えているのは辛いだろう、何か誰か食べ物を……! とばかり考えて気を取られていました……!

    私は大事な部分を見落としていた……!と分かり、「あ!」となりました。この感覚すごく楽しいな! と思いました。

    神主さんの話す、掛け軸がテレビでも紹介されたところ、「この生首の目が ~ 合う気がするんですよ」に、不穏さを感じ。
    きた! 出た! 来てる、にじみよっているようなもの(?)が居る……! と感じました。生首の表情、特に睨んでいるような目が、作中テレビ越し、手元のスマホ越しに見えて伝わってくるようです。

    首級の数のお話に、あ、確かに3つあるはず、あれ? 2つしか描かれてない? と夜須さんに言われて気付きました。首の表情に気を取られていました……!

    メモ「三月二十日 1」に、色ペンで「これは逸話だった、三月二十日6 (筆名あり、落款なし、元号消してある)」と書き加えました。

    御先様が引き連れている怨霊の人数、神主さんのセリフに沿って、私も指で数えました。あ、ほんとに6人だ、と思いました。自分で確認して、何だか楽しかったです(笑)♪

    シジキチョウが現れるのが二十三日と語られる時(三月二十日 3)、なんで「二十二日の次の日」なんだろう? と思っていたら、御落胤が首を切られた日なんですね。読んでいて、「?」が「!」に変わりました!

    「御先様に海へ牽かれた」死体の状態が悲惨で怖くて、なんだか凄く怨霊の念を感じます。怖いです、尋常じゃない恨みや怒りを感じます。

    今年のひるこさんのお話に、あ! 「三月十九日 1」の……! と、読んでいて繋がって、漁師山の様子など、あ、漁師さん側からすると、そういう状況だったのか! と思いました♪

    楽しく読んでいます。少しずつ、ぞわぞわ怖い気配を感じながら、続きの展開が気になります……!


    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    たくさんの「あ!」をいただけてわたしも嬉しいです!

    細かな部分にも気付いていただけて作家冥利に尽きます!

    作品の感想って、作者も意図してなかった化学反応のようなものを
    読者の方が読み取って教えて下さる、唯一の方法だと思いますので、
    こうして、irodori-mikan様がいろんなことを感じ取って
    教えて下さること自体、ありがたいことです。

    まだまだ最初の部分なので、これから先にも「!」を感じて下さるか、
    わたしもドキドキしてます。

    ありがとうございます!!


  • 編集済

    三月二十日 5への応援コメント

    楽しく、面白く拝読しています。

    物語を読みながら、気になったセリフを引用メモしたり、矢印を使用して自分なりに概要をまとめたり。
    読み返しながら、今までのメモと見比べたりしながら、楽しく読んでいます。

    伏線かも? と思ったところは、(私の読み違いかも? ですが)、

    今回の神主さんのお話(鯨の腹から出てきた女人)と、
    三月二十日1のガイドさん(「島で起こった哀しいお話」、御落胤は男性?)、
    三月二十日3の住職(宗順の「九相図」モデルの話、てふは女性)
    は、何か内容が微妙に違う……性別が違う?

    養和の飢饉で、志々岐島だけ流れ着いた鯨を食べて助かった→隠語で語り継がれている→シジキチョウは死体を食べる→島民は鯨を食べた→同時期「九相図」のてふ→てふ=蝶?→てふが人を食べた? ので、島民はてふを殺した?→島民がてふの死体を食べた?→島民が食べたのは鯨の肉と隠語にした……と、自分でもトンデモ予想だとは思うのですが、思いました。

    まだ点と点が繋がっていないのですが、なんだか、ここの辺り線で繋がっているような……とか、矢印で繋げられるかもだから、自分なりに組み立てて予想してみよう、とか色々考えたりもしながら、物語と、物語から漂ってくる恐怖感を楽しんでいます♪

    物語の内容や雰囲気を楽しみながら、作中の謎も楽しみながら、拝読しています♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    いろいろと楽しんで下さってありがとうございます!!

    いろんなお話や伝説や言い伝えが、いろんな形に変化して、本当の話が隠されているように心がけています。
    心配なのはわたしがきちんと書き分けできているかという点です。

    裏話は、先の楽しみを削ってしまうのであまり話せないですが、
    irodori-mikan様がどんな結末を予想するか楽しみです。

    先に進むごとに、分かるようにしてますので、
    そのときにまた答え合わせをしていただけたら嬉しいです!

    楽しんで読んでいただけたらと思います!

  • 三月二十一日 5への応援コメント

    設え=しつらえ って読むんですね。知らなかった。

    作者からの返信

    母猫様

    他にも読みかたがわからない文字があったら教えてくださいー。ルビつけます

  • 三月二十一日 3への応援コメント

    だからゲイがノンケに惚れたらダメだって!あれほど…
    1年前に夜須がどんなひどいことをしたのか気になります。

    作者からの返信

    母猫様

    交野にとってはショックが大きい仕打ちをしたのですよ。
    夜須の下衆な一面が垣間見ることが出来る(存分に見られる?
    と思いますよ〜。

    もっと酷い仕打ちのほうがいいかなーと今は思ってます。

  • 三月二十日 4への応援コメント

    夜須さんが神主さんに電話話をかけるシーンで、夜須さんが本当に単刀直入なところが、面白くて、ちょっと吹き出しちゃいました!単刀直入すぎて、本当に自分都合で一方的に必要事項のみ言っていて。それを快く受け答えしてくれている神主さん、心が広いなあ、と思いました。

    「ガードレールを挟んだ」~の崖の描写に、自分だったら……と、想像しました。もし落下した直後に亡くなるのも怖いのですが、落下後しばらく意識が残ってて、「一度落ちると登ることもできず ~ 見つからない。」状況で少しずつ亡くなっていくのも、とても怖い……! と思いました。

    夜須さんの、
    >珍しい蝶の標本が欲しくて ~ 思っていなかった。
    のところも、印象的です。

    夜須さんの、
    「大浦の人間が和田津に ~ 分からなくなるんじゃないか」
    のところ、不謹慎かもですが(怨霊を軽んじるつもりはなく、むしろとても怖いのですが、)、夜須何さんの言い回しが何だか面白いなあと思いました。

    ……と思っていたら、交野さんの、
    「殺すと思うよ」に、ぞくり! としました。本当に何というか、直前まで夜須
    さんの言い回しを面白いなあと浮き足立っていた自分に気づいて。一瞬で、大きな怖感がきました。

    続く夜須さんの「じゃあ、観光客も ~ いい加減なもんだな」
    に今度は笑えず。
    夜須さん、軽口もその辺りにしておいた方が……あんまり失礼な事ばかり言っていると、大きな反動が来るというか、呪われてしまうような……。と、ヒヤヒヤハラハラしました。

    続く交野さんの話に、読んできて、きた……じわじわきてる……近付いてくる、怖いものが来てる……と感じました。すごく強い緊張感が、じわじわときました。

    何で夜須さんは、このじっとり近付いてくる(夜須さんが失礼な態度で踏み込んでる)怖さに気付かないんだろう? と思いました。

    交野さんの、雰囲気にも、揚羽さんの塩辛い料理にも、不穏なものを感じます。

    怖くなってきたので、引き返すなら今だと言う気持ちもあるのに、続きが気になって、早く読みたい! の気持ちです。

    (私、コメント続けて送信していて、ご負担になっていたり、ご不快にさせてしまっていたら、申し訳ないです。自覚ないまま夜須さんと似たような態度になっていたら、すみません……!)

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    コメント、大歓迎です! むしろ、本当に嬉しいので、これからの作品作りの糧になります!!

    神主さんは本当に心が広いというか、あまり気にしない方なんでしょうね。そんなつもりで書きました。

    碧の洞窟の断崖での会話の不穏さに気付いてもらえて嬉しいです。
    夜須のことは不敬な人間だと思ってます。自分の鈍さに気付いてないのがその証拠でしょうね。

    だんだんと恐怖感を覚えていただいて嬉しいです。
    少しずつ変わっていきますので楽しみに読んでいただければと思います。

    ありがとうございます!

  • 三月二十日 3への応援コメント

    三月二十日1で、ガイドさんが話した鯨の話は、てふ達が志々岐島に流れ着いた話の隠語だったんですね!
    私ガイドさんが話したままの出来事だと思っていたので、ビックリしました!

    出来事を隠語で伝える……!
    読んでいて、歴史や言い伝えのお話って結構、事実を意図的に違う言い方に置き換えて後世に伝えてる事も多いんだろうか? と思いました。

    面白いなあ、とわくわくしました。
    (私が今まで何となく親しんできた昔話とかも、実は元は違う出来事の隠語だったりもするのだろうか? と気になってきました♪)

    メモしながら御作品を拝読すること、大丈夫とのお返事ありがとうございました。とてもホッとしました……!

    今回のお話もメモさせていただき。
    てふの身の上の詳細も気になりながら。

    中でも気になったのは、
    三月二十三日、碧の洞窟に仏さんが流れ着いた時のみ現れるはずのシジキチョウが、
    <何故か>去年は長いこと洞窟周辺に現れ、
    沢山の人に目撃されているのに、
    <何故か>水死体は上がらなかった
    ところが重要な気がする……! と感じました(私の予感が外れてるかもですが……!)

    物語も謎解きも、とても面白くて。拝読していて、とても楽しい時間を過ごさせていただいています。ありがとうございます!

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    いろいろと考えていただけて嬉しいです!
    昔話に意味があるっていういろんな説ってありますね。
    桃太郎もそうですね。

    もしかすると裏の意味があるかもと思っていただけて嬉しいです。
    書いた甲斐がありました!

    いろんな謎があると思いますが、上手く着地できるか、
    先を楽しみにして下さると嬉しいです!

    こちらこそ、今後の励みになります。
    楽しんでいただければと思います!


  • 編集済

    三月二十日 2への応援コメント

    >安全性に問題がある場所が観光名所になっているのも不思議な話だ。
    のところ、何だか面白くてクスッとなりました♪

    読みながら、後々大事な部分かも? と感じた部分を紙にペンでメモしました。

    >胴塚
    ·碧の洞窟の上に胴塚、(「鯨」塚、ガイド談)」
    ·灰色の石で作ってある
    ·正面には揚羽紋が刻んである(磨耗)

    >掙願寺
    ·ぽつぽつ墓がある
    ·和田津の墓は山の中(交野談)

    私は普段、謎解き要素のある作品を読む時に、自分で推理?は殆どしなくて、作中の主人公や探偵任せで。でも、「ぐひんの山」を読んでいて、とても面白くて楽くて! 読み終えた時に、推理力?が拙い私なりに、読みながら気になったポイント(伏線?)をメモしていたらもっと楽しかったのかもしれない……! と強く思ったので、今回はメモしておこう! と思いながら拝読しています。(失礼な読み方でしたら、すみません……!)

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    ありがとうございます! 
    しかも、「ぐひんの山」も楽しんでいただけたようで、作家冥利に尽きます!

    全然失礼な読み方ではないですよ!
    そう言った楽しみ方もあるのだ!と、目から鱗が落ちたようです。
    すこしでも、あ!と言う体験をしていただけたらと思います。

    メモしたところと今後の展開が楽しいものになれればと思います。


  • 編集済

    三月二十日 1への応援コメント

    ガイドさんの説明の、碧の洞窟に鯨が流れ着いた為、飢餓に苦しんでいた島民は生き延びることができたというお話に、(死後食べられた鯨には気の毒かもと思いながらも)、島民が助かってよかったなあと思いました。

    私自身は飢餓を経験したことがないけれど、命に関わる位の空腹や喉の乾きは、きっとすごく、すごくしんどいんだろうなあ……と思いながら読んでいたので、鯨により島民が助かって良かったです……!

    「島で起こった哀しいお話」はこの後の展開で大事な部分かも! と感じたので、紙にペンを使用して、概要やキーワード(?)を矢印や}マークを付けてメモしました。

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    わぁ! 紙にメモして下さったんですか!!
    うわぁ、緊張します。

    点と点が繋がっているようにかけているか、ドキドキしますね。
    書き終えたばかりなので、もう一度見直して、自分のかいたことに矛盾が出てないか調べないと!(遅い💦

    今後も楽しんで読んでいただければと思います!

  • 三月二十日 6への応援コメント

    交野さんが論文が完成してから連絡してきたのは、夜須の日ごろの行いが悪いせいw

    作者からの返信

    母猫様

    ブフォ🤣

    それは考えてなかった見解!

  • 三月二十日 1への応援コメント

    なんか……夜須さん、始終不満げで感じ悪〜い。この二人の関係性っていったい…。

    作者からの返信

    母猫様

    おひさしぶりです!

    読んで下さってありがとうございます!!


    夜須はくそ野郎ですよ……
    書いてる私もこいつほんといやだと思ってます💦

    これから少しずつおかしくなっていきますので
    よろしくお願いします!

    編集済

  • 編集済

    三月十九日 3への応援コメント

    読んでいて、楽しい気持ちと、あちこちに散りばめられている(気がする)不穏さや、何か隠されていてなかなか正体が見えないような違和感が面白くて、早くも少し緊張しながら、読んでいます。


    >誰もいない。 ~ 聞こえてくる。
    >島に降り立った ~ 早いと思った。
    のところに、不穏なものを感じました。
    何かがおかしい、何かとても不吉なんだけど、まだ理由がわからない感覚です。

    >酒の一つでも ~ 気遣いがない。
    >客と顔もあわせず、 ~ 鼻白んだ。
    に、そんな「気遣い」や「常識」、私は今始めて知った…! と少しビックリしました!

    そういう、読んでいる私とはまた違う、夜須さんの価値観の違い(?)も含めて面白くて。これからどんな展開になっていくんだろう? とか、もし私だったら多分取らない行動や感じ方を、これから夜須さんはしていくんじゃないか? とか、あれこれ考えたりしながら、続きが気になって読み進めています♪

    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    おおー、夜須に興味持っていただけて嬉しいです!
    とにかく糞むかつく、性格の悪い、絶対友達になりたくない人として書いてるので、これから散々夜須のクズぶりを読むことになりそうです💦

    夜須の気遣いや常識は、おかしいですよね。わたしもこういう人を知らない(自分のキャラなのに!)です。

    文章の端々で不穏さを受け取ってもらえて嬉しいです!

    この続きも楽しんでいただけたらと思ってます!


  • 編集済

    三月十九日 1への応援コメント

    「三月十九日 1」まで読みました。

    物語の始まりにウキウキしながら楽しく拝読しています。

    本文中の、特に、
    >美しい蝶を手に入れて、自分だけの名前をつけたい。
    >蝶を追うことはロマン、
    >「あんた、観光客?」~ わざとらしい笑顔が気に入らない。
    のところが印象的で惹かれています。

    発売所の中の様子、読んでいて、何だか好きな雰囲気だなあと思いました♪

    ここにいる人たちは何だか和やかだなあと感じながらも、先程の漁師さんたちみたいに、夜須さんに対して排他的に接するんだろうか? とドキドキしながら読み進めました。

    そしたら、女性2人が、夜須さんに対して多少の警戒はしているんだろうけど、漁師さんたちほどの露骨な刺々しさはないっぽい……? と、今のところ感じて少しホッとしました。でも、この人たちにも、何か秘密や裏があるような気もしていて……!

    またこれから、予想外な事が起こり続けるような予感がしながら。早くも少しハラハラしています。夜須さんは、無事に結末を迎えるんだろうか、それとも……? と、続きが楽しみです!^^*



    作者からの返信

    @irodori-mikan様

    数多くの作品の中から、わたしの作品を選んで下さってありがとうございます!

    心に残る文章を見つけてもらって嬉しいです〜!

    いろいろな島の顔がかけていたらいいなと思ってます。だんだんそれが見えてきてirodori-mikanさんが楽しんでくれたらと思います。

    実際にはもう書き終えてますが、最後まで楽しく読んでいただけたらと思います。