臨場感のある、舞台が、見える

実力テストの結果を持ち帰る小6の息子を迎えに、車で向かっていた父親・信濃雄介。
しかし彼の運転する車のラジオから、息子が乗っている筈のバスが事故にあったというニュースが。

打ちひしがれる信濃雄介は、ニュースを確認しようと車を停車させたところで意識を失う。

気付くとそこは、どうやら普通のは違う場所のようで──

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勿論、衝撃のラストである事は間違いないが。
それ以上に、それ以上に、そこまでに展開されるモノがエグイ。

映像が目の前に見えるよう。
是非テレビや舞台等で、実力のある演者の方々に演じていただきたい。
それにより、更にこの作品の持つ『凄味』が、よりリアルになるのではなかろうか?