透明な少年 17歳はど真ん中の苦衷を呑む。

第38話 迷う路地

迷う路地 

誰かに消される希望の星

透明な檻が僕を覆って 

夢の夢 

またさらに夢 

消える未来 

虚ろな眼 

叫び声がいつもある


どうしてだろう 

どうしてだろう


みんなは檻に気付かない 

そんなに熱い日を浴びすぎて

怖くないですか 

僕が消えませんか

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