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 夢を捨てた

 いいえ

 新しい夢を見付けたのです

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 夢を追っていた。


 見果てぬそれを追い続けていた。

 誰もが無理だと、安定を求めろという。

 でも、絶対あきらめるもんかとひたすら一途に。

 ときにくじけそうになっても、君がいてくれたから。


 けれど夢追い人も、それを手放した。


 家族ができたから。

 子供のために。

 大事な人のために。


 そんな時、「夢破れた」「夢を捨てた」といいますか?


 そんなことはありませんよね。


 新しい夢をあなたは見付けたのですから。


 家族や子供という、未来を。


 くさいことをいっているわけではありません。

 夢はいつでも生まれ変わっていくもの。

 夢を追っていたからこそ、努力研鑽けんさん惜しまなかったからこそ、次の夢へとステップアップしたのです。


 捨てた、ではなく、次へ進んだ。

 過去を否定するのではなく、過去を肯定して、未来へと進む。

 夢の進化、いいじゃないですか!

 なんて、素晴らしい!!


 言い換え一つというなかれ。

 夢はずっと続いていくし、いつまでも追っていていいんです。


 ■初出「アメブロ」様:2022年8月17日

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