二十四節気

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 春夏秋冬

 四つの季節をそれぞれまた六つに分ける

 二十四季の美しい国、日本

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 二十四節気にじゅうしせっき

 私はそれが記してあるカレンダーを選びます。


 今の時代は温暖化に猛暑も重なって、季節の変化も感じにくいところありますが。

 とはいえ、まだ夜も明けたか明けないかの早朝にウォーキングしていますと、お盆を境に虫の声がセミから、秋のそれへと変わることに気付きます。

(私の住むところの話ですが、皆さんのところはいかがですか?)


処暑しょしょ」に夏の終わりを告げられて、


白露はくろ(2022年は9月8日)」もまだ暑いなと汗を流しつつ、


「秋分」秋の彼岸となれば風が変わったことを確かに想う。


 四季のある国の人が、四季を感じて。


 季節の移り変わり一つひとつを大切にしようとする心。


 昔、農耕の歳時記にそれは端を発するとしても。


 それは太陰暦から見ないと意味がないのだとしても。


 その心は今でも忘れずにいたいです。


 ■初出「アメブロ」様:2022年8月21日

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