第4話ボーリング対決

 昼御飯を食べ終わり、ボーリング場へ来た私たちはボーリングの会計を済ませて早速始めた。最初の方は皆久しぶりということもありストライクやスペアは少なかったがウォーミングアップが終わったようで私、五反田さん、ゆうかさんはスペアやストライクを量産していた。1ゲーム目が終わってみると


五反田さん190


ゆうかさん175


私166


沙也加さん121


奏君113


根戸君92


となった。意外なことに根戸君はフォームは綺麗なのだが何故か下手だった。そしてゆうかさんと沙也加さんがうまいことにも驚いた。2ゲーム目は3組に分かれて一人一投ずつで交代していくというルールでチーム戦をすることにした。罰ゲームは最後に皆で取るプリクラのお金を出すことにした。組み合わせは


五反田さん、根戸君ペア


奏君、私ペア


ゆうかさん、沙也加さんペア


でやることになった。ずば抜けて上手い五反田さんだったが、根戸君が足を引っ張りストライクを取ることはほとんどなかったが、五反田さんが根戸君が残したピンを全て倒しスペアをほとんど取っていた。私たちと沙也加さんペアはスペアの数では五反田さんペアには敵わなかったがその分ストライクを少し取ることが出来、最後まで分からない良い勝負が出来た。結果は


五反田さん、根戸君ペア162


奏君、私ペア163


ゆうかさん、沙也加さんペア171


となった。最後根戸君が外野のヤジとプレッシャーに負けることなく、もう一本倒していたら負けていた。時間が16時になっていたのでボーリングをやめ、プリクラを撮って帰ることにした。


「紗羅ごめんな、最後もう一本倒せてたら俺たち勝てたのにな~」


「別に良いわよ。負けたのは悔しいけど皆で楽しく出来たから良かったわ。」


「でも根戸君とペアであれだけスコア出せる紗羅さんは凄いですね。」


等とボーリングの感想などを話しながらプリクラへ向かった。プリクラでは撮った写真に女性陣が色々と落書きをしていて特に奏君と根戸君の顔に落書きをされた。L◯NEグループに五反田さんを追加して、今日撮ったプリクラの写真をグループに載せて、解散をした。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る