第19話 雨
あの日
どしゃ降りの雨がふらなかったら
僕達はどうなっていたのだろう
止まった時計を置き去りにして
別々の電車に乗ったのかもしれない
あの日
どしゃ降りの雨に気付かなかったら
私はどうしていたのかしら
思い出だけをカバンに詰めて
二人の約束も忘れてしまったのかもしれない
あの日
どしゃ降りの雨がふったから
気付けなかった想いに気付いたんだ
遠く離れた空の下で
同じ星を見ていたことを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。