カクヨム停滞気味の私に、超大物!(……の、そっくりさん)が激励にきてくれました!

小林勤務

第1話

私(小林勤務)「はあ~。疲れた……。もう、小説作るのがしんどくなってきた……。書いても書いてもキリが無いし。推敲しても推敲してもキリがないし。おまけにせっかく作ってもPV増えないし。もう、やめようかな……。元々、創作活動なんて向いてなかったんだ……(泣)」


??「ヘイ、浮かない顔してドウシタ?」


私「ん……。……。な!? あ、あなたはもしかして……」


??「ワタシですか? アナタも知ってるデショ? ワタシは――」


私「ど――、ドナルド・トランポリンさん!? ですよね?」


ド「イエース。ワタシはユナイテッド・シネマステイツのドナルド・トランポリンです」


私「ど、どうして、カクヨムなんかにあなたのような大物が!?」


ド「カンタンなことです。ミスター勤務がしょぼくれた顔してるから、会いにキマシタ」


私「ええ! わ、私にですか!?」


ド「イエース。ミスター勤務は今年のカクヨムコンにチャレンジするのか、しないのか、どっちデスか?」


私「こ、こんな大物が、やけに小さな話題を……」


ド「なにか言いマシタカ?」


私「い、いえ……。てゆうか、まさか私のような無名作者に声をかけて頂けるなんて思ってませんでした」


ド「ノー、ノー、ノー。ワタシはアナタの作品は全部読んでマース」


私「え! ほんとですか!?」


ド「イエース。アナタが新作を投稿するたびに、一番サイショにPV1がつくと思いますが、ソレはワタシです」


私「ま、まじですか!?」


ド「イエース。専用ジェットでいつもアナタの作品を読んでマース」


私「上空1万メートルでもカクヨム読めるんだ……」


ド「通知ベルは、ミスター勤務だけに反応するように設定してマース」


私「……カクヨムの仕様でそんなこと出来るんですか?」


ド「イエース。ユナイテッド・シネマステイツにインポッシブルはありません」


私「すげえ……。伊達にインターネット生み出してないわ……」


ド「この前の新作、セックスレスエンターテインメント読みました」


私「! ど、どうでしたか……」


ド「(深く目を閉じる)……」


私「(ごくり)……」


ド「ナイスジョーク! うわっはっはっはっは! 結局、旦那はノーセックスでフィニッシュ! うわっはっはっはっは!」


私「よ、よかった~。喜んでもらえて」


ド「うわっはっはっはっは」


私「はははははは」


ド「うわっはっはっはっは」


私「ははは……」


ド「で――。やるんですか、今年のカクヨムコンを」


私「……は、はい。やり……ます」


ド「そうですか。それは良かった。頑張ってください」


私「……短編だけ」


ド「……。タンペンだけ? ですか?」


私「……はい」


ド「ノー、ノー、ノー。それはだめです。長編はなぜやらないんですか?」


私「いや……まあ……」


ド「今から作れば間に合いマース」


私「もう、長編は作ってるんです……」


ド「オー。それならば、なぜチャレンジしないんですか?」


私「ジャンルがラブコメでして……」


ド「オー。ラブコメ。ベリーナイス。なぜラブコメで長編やらないんですか?」


私「ラブコメは、★が大量に必要で……とてもじゃないけど私では……」


ド「ノー、ノー、ノー。それはいけない。やりもしないのに諦めて、チャンレジしないのはナンセンスです」


私「……」


ド「何事にも不屈の意志が必要デース」


私「ですが、★が集まらないと……。ラブコメと異世界だけは……」


ド「ミスター勤務。空を見上げてください」


私「? は、はい」


――きらん。と流れ星。


ド「★なんてそこらじゅうに溢れてマース」


私「!」


ド「今度ムーンにロケットを飛ばしマース」


私「アルテミスですか?」


ド「イエース。全ての★がアナタのラブコメに降ってきマース(にかっ)」


私「か……かっこEEE!」


??「キンムさん。ワタシもアナタをフォローしてます」


私「ん……。……。なな!? あなたはまさか――」


??「アーハン。ワタシはミナサン、ご存知の――」



つづく




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