第4話 前言撤回

『前言撤回』っていう言葉が大嫌いでした。

有限不実行みたいな気がして、かっこ悪い。

まさに自分自身。

僕はよく、これやっちゃうんですよ。

そういう自分が本当、イヤだったんですよね。

今は、これをやりたいと思って、「やろうかな」って口にすると、周囲の人は「いいじゃん。やってみりーよ!」って言うんですね。

なので、「うん、やるー」って言って、やらなかったり。やってもあんまり上手く行かなかったし、続けても意味ないなって思ってやめたり。

やらない理由とかやめる理由はいろいろとあるんですよ。けど、その理由をいちいち口にはしない。めんどくさいから。

結果、どういう事になるかって言うと、あいつはいい加減なやつだ。この前はこれやるって言ってたのに、全然やらないじゃんとか、すぐやめちゃったじゃんってね。

そういう自分に誰よりも嫌気がさしてるのは、僕なんですよ。

黙ってやれば? っていう人もいるんですけど、宣言して誰かにいいね! って言ってもらわないと進めないんです。

背中を押されたい派。


小説もそうで、めっちゃいいアイデアが浮かんだ!

ねぇねえ、これどう思う? みたいな感じでカクトモさんと話をする。

「めっちゃおもしろそう。書いてみて。楽しみにしてるね」

って言ってくれる。

それで書いてみる。

書いて見たら、あんまり面白くなかった。

ネタ的にもウケ悪そう。

や~めよってなるか、一旦寝かせておくことにする。

まぁ、僕のカクトモさんはみんな優しいですから、そんな僕を温かい目で見てくれてると思うんですけどね。


そんな自分が本当イヤだったんですよ。

「やる」って言ったら絶対やり遂げる人になりたかった。

そういう人いるじゃないですか。

何十万字っていう長編、PV0でもずっと書き続ける人とか、本当すごいなって思うんです。

それはそれですごい才能だと思うんです。僕には絶対無理なので。


で、話変わるんですけど、『青汁王子』って知ってますか?

まぁ、一般の人は、すっきりフルーツ青汁で成功して、この頃脱税で捕まったユーチューバー? ぐらいの認識なのかな。

年齢は34歳で実業家なんですよね。

彼は高校生の時に起業して大成功していて、しかもイケメンなんですね。

彼がビジネスにおいての成功の秘訣を語ってるんですが、こんな事言ってたんです。

・アイデアが浮かんだらすぐやってみる。

・とにかくなんでもやってみる。

・ダメだと思ったらすぐやめて次に行く。


これって僕の性格、実はビジネス向きなんじゃない? な~んて思ったりするんですけど、度胸と先立つ物がないんでそんなに手広くはできないですけどね。


小説は、まさにそんな感じなんです。

アイデアが浮かんだら、ざっとあらすじ書いて、タイトルとプロローグを書いてみる。

1話の尺は約2000~3000文字ぐらい。

面白そうなプロローグが出来たら1話目を書いてみる。

3話目ぐらいで真価が問われます。

4話目に進めなかったら、お蔵入り。やめようってなるんです。

そんな感じで、僕のワークスペース内は20話以上のネタが眠ってるんですね。

タイトルだけ見ると、どれも面白そう。

でも約1万文字あたりで、筆がとまるって言う事は僕の中ではその作品は成功しない気がしてならないんですよね。

使うか使わないかわからないけど、一応ため込んでます。

正直邪魔なので、そのうち断捨離する予定(未定w)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、週末ですね。

カクヨムコンまであと20日?

書けてますか?

僕は今回ファンタジーにチャレンジします(予定w)。

皆さんの進捗はいかがでしょうか?

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