6 『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中』書籍化作業のあれやこれ


 なんだか、あっと言う間に今年も残りあと二か月。

 カクヨムコンまであと一か月を切ってしまって、時の流れの速さにおののいてしまう綾束です……っ!(((((; ゚Д゚)))))


 気温もあっという間に涼しくなりましたよね……(;´∀`)


 ちなみに綾束は、新作の初稿が終わりました~!ヾ(*´∀`*)ノ

 

 初校の段階で約17万5千字です……(´-ω-`)


 なぜだ……っ!? 10万字ちょっと、長くなっても15万字くらいで書き上げる予定だったのに、どうしてここまで増えた……っ!? となっております(;´∀`)


 いやまあ、書いているうちにどんどん長くなるのは、毎度のことなんですけれどね!( ゚Д゚)ノ


 とりあえず、カクヨムコンは上限の字数制限はないので、このまま突き進もうと思います!(笑)


 できたら、11月中にある程度、予約投稿するところまで進めておきたいところですが……。11月は、ちょっとばたばたしそうな気なんですよね(;´∀`)



 さてさて。今回は、


 雲江斬太様

 https://kakuyomu.jp/users/zannta


 よりいただきました質問、


「やはり聞きたいのは、改稿のことですね。けっこう駄目だしとか、書き直し要求とかの無茶ぶりは来たのでしょうか? ぼくの記憶では『銀狼』は結構クライマックスが駆け足な展開だった気がするのですが、編集部の評価はどうだったのでしょう?」


 にお答えしたいと思います~!(≧▽≦)


 『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒やし係』を拝命中』については、もともとのWEB版が、本編後のおまけを除いた状態でも、20万字以上あったので、編集様からの最初の指示は「削ってください……っ!」でした……(;´∀`)


 WEB版は読みやすさの観点から、どうしても改行を多めにとっているので、実際の文庫版の書式を教えていただいた上で、最初から読み直して改行を削り、同時にもたついているシーンを削り……。


 作者からすると、どのシーンも必要があると思ったうえで書いていますから、削らねばいけないとわかっていても、最初のうちは削るのがなかなか大変でした……(><)


 ほんの数文字、次の行にはみ出ているところは何とかして一行に収められないかと言い回しを変えたりして、地道に削ってみたり……。


 が、読み直してちみちみと削っても、編集様から指定された枚数にぜんっぜん収まりそうになくてですね……(;´∀`)


 なんせ、4分の1近い5万字以上を削らねばならなかったので……(><)


 何度も読み直しているうちに、だんだんと開き直ってきて、「えーいっ! ここはシーンごとばばーんと削ってやる――っ!」と最後のほうは変なテンションになっておりました(´-ω-`)


 まあ、それでも1回目の提出原稿は、かなり文字数オーバーしてたんですけれども!( ゚Д゚)ノ


 あとはですね、出版するにあたり、「狂」の字はよろしくないとのことで……。


 「狂」の字を使っている部分は、ことごとく修正しました(;´∀`)


 「手元がくるう」みたいにひらいたらOKらしいのですが、『身代わり侍女~』では「荒れ狂う」という言葉を使っていることが多くて、ワードの検索機能で探しては、変えていったのでした……。


 というわけで書籍化を目指している皆様! 「狂」の字の扱いには気をつけましょう!


 もしかしたら、レーベルによっては、OKなところもあるかもしれませんが……。主要人物の名前で使っていたりしたら、とっても手間ですからね(;´∀`)


 あと、ワードの検索機能が、改稿には大活躍でした~!(≧▽≦)


 読んでいると、ぽろぽろぽろぽろ、ほんと「なんでこんなに出てくるの!?」と叫びたくなるくらい、誤字とか表記揺れが出てくるんですよ……(><)


 「ひざまずく」と「ひざまずく」だったり、「恥ずかしすぎる」だったり「恥ずかし過ぎる」だったり……。もうほんと、数えきれないくらいに……(;´∀`)

 

 校正様がご指摘してくれるとはうかがっていたんですけれど、でも減らせるところは事前に減らしておきたいじゃないですか。


 特に、表記揺れはともかく、誤字はできるかぎりなくしておきたいっ! とまあ、校正のことはともかく。


 ある程度、文字数を減らした後は、編集様と打ち合わせをした内容をもとに、もたついているシーンをさらに削ったり、わかりにくい部分があるシーンを書き足したり……。


 あ、ラストの流れについてはさほどご指摘はありませんでした。むしろ、多かったのは序盤~中盤あたりですかね。まあ、全体的に手を入れましたけれども……。


 あと、編集様にご指摘いただいた点といえば、あれですね。


 角川ビーンズ文庫様から出していただくことになりましたので、トリンティアとウォルフレッドのやりとりの中で、大人っぽすぎる部分は修正してくださいね、と……(*ノωノ)


 この点はですね、いい年したおばさんには、ほんともうどこまでがセーフでどこからがアウトなのかさっぱりわからず……(;´∀`)


 とりあえず修正してみて「これセーフですか!? アウトですか!?」と編集様におうかがいを立てる感じになりました(苦笑)


 とりあえず、書けそうな改稿内容としては、こんな感じでしょうか~? このくらいなら、怒られないと思うのですが……。


 ともあれ、編集様のご助力のおかげで、WEB版よりもさらに完成度が上がった物語になったのではないかと自画自賛しております~!( *´艸`)


 書籍版は未読という方、あまあまじれじれもだもだがお好きな方は、よろしければお手に取ってみてくださいませ~!(ぺこり)


『身代わり侍女は冷酷皇帝の『癒し係』を拝命中 『花の乙女』と言われても無自覚溺愛は困ります!』

 https://beans.kadokawa.co.jp/product/series229/322206000443.html


 発売から二か月経ちましたが、Amazonの角川ビーンズ文庫売り上げランキングでは、kindle版が50位以内で頑張ってくれてます!(11月5日時点)

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